広島で事業展開している経営者で、資金繰りに悩んでいる方はいませんか?
できるだけ近々にお金が必要、でも資金調達の当てがないと悩んでいるのであれば、ビジネスローンの利用も選択肢の一つです。
銀行融資と比較して審査が甘く融資を受けられる可能性もありますし、即日融資に対応しているところもあるなど借入までがスピーディなところが魅力です。
広島で利用できるビジネスローンは、バラエティに富んでいます。
消費者金融をはじめとしたノンバンク系のサービスもたくさんあります。
また銀行系のビジネスローンも少なくありません。
広島に根差した地銀や信用金庫、信用組合もビジネスローンを提供しているので選択肢はたくさんあります。
これからは広島でビジネスローンを利用する際の申し込み先の選び方や審査通過するためのコツについてみていきます。
目次
広島でビジネスローンを選ぶには?
冒頭で紹介したように広島には金融機関からノンバンク系まで、さまざまなビジネスローンが利用可能です。
その中でどこに申し込めばいいのか、選び方のポイントがいくつかあります。
1.金利
2.融資までのスピード
3.資金用途
4.借り入れ条件
それぞれどのようなところに注目すればいいか以下で紹介しますので、実際に借り入れる際の参考にしてください。
金利
後々の返済のことも考えると、金利の低い商品を選ぶのがおすすめです。
金利が低ければ支払う利息額も少なく圧縮できるので、返済負担も必要最小限に抑制できるからです。
ビジネスローンを提供しているところはいろいろとあります。
銀行、消費者金融、信販会社などいろいろです。
この中でも一般的に金利が低いといわれているのが、銀行系のビジネスローンです。
金利について注意しなければならないこととして、金利差があります。
たいていのビジネスローンは金利を「○~○%」と一定の幅を持たせています。
利用者の信用度によって、個別に金利を設定しているからです。
初めて借り入れる際、信用力は未知数です。
ですから上限金利かそれに近い利率設定されることになると思ってください。
上限金利でみると銀行の場合、14%前後を上限金利としているところが多いです。
高くても15%弱といったところでしょうか?
一方消費者金融や信販会社などのノンバンク系のビジネスローンをみると、18%程度のところがほとんどです。
利息の負担をできるだけ回避したければ、広島の銀行系ビジネスローンを選択すべきです。
融資までのスピード
もし今すぐにでもお金が必要というのであれば、融資までのスピーディさで比較するのも一考です。
とにかく早く融資を受けたければ、金利は高くなるものの消費者金融系のビジネスローンを利用しましょう。
銀行のビジネスローンは一般的な銀行融資と比較すると、借入まで時間はかかりません。
どんなに遅くても1週間程度で融資実行してもらえます。
ただ最短でも2日程度はかかってしまいます。
一方消費者金融系のビジネスローンを見てみると、最短即日融資に対応しているところもあります。
「1日でも早く資金確保する必要がある!」と切迫した状況であれば、消費者金融のビジネスローンを利用するのがおすすめです。
広島では日本全国に展開している大手から中小まで、さまざまな消費者金融が営業しています。
もし資金が必要になった場合、どこに申し込むか、常日頃から検討しておくといいでしょう。
資金用途
どのような使い道で借り入れたお金を活用するのか、それも広島でビジネスローンを選ぶにあたってのポイントです。
ビジネスローンを利用したいと思うのには、いろいろな事情があるでしょう。
想定外の出費が発生した、当てにしていた売掛金の回収が当初の予定通りに行えなくなったので一時的な資金ショートのピンチを切り抜けたいという場合には当座繰越タイプのビジネスローンがおすすめです。
これはイメージ的には個人向けのカードローンに近い借入スタイルです。
個別に設定されている借入限度額の枠内であれば、いつでも借り入れや返済のできる商品です。
つまり急な出費が発生したとしても、すぐに借入できるので資金繰りで苦しむ心配がなくなります。
いわゆるつなぎ融資のために広島のビジネスローンを利用しようと思っているのであれば、手形貸付タイプのビジネスローンがおすすめです。
手形貸付タイプは、必要な金額を一括で借り入れ、これまた一括で返済するのが特徴です。
手形を振り出すことで借入できるので、融資実行までに時間がかかりません。
ただし半年以内に2回以上手形が不渡りになってしまうと事実上の倒産になるリスクもあることは覚えておきましょう。
売掛金を回収するなど、確実に資金確保できるイベントが近々あるなど返済のめどの立っているときにはおすすめです。
設備投資など、それなりにまとまった額をビジネスローンで借り入れるのであれば証書貸付タイプのビジネスローンがおすすめです。
証書貸付は必要な金額を一括で借入して、後日決められたルールで返済していくのが特徴です。
広島のビジネスローンの中には、10年超など長期にわたって返済できるような商品もあります。
返済期間が長ければ、それだけ1回当たりの返済額を少なくできるので無理のない返済計画が立てられます。
借り入れ条件
広島のビジネスローンを見てみると、借り入れ条件が商品によってまちまちです。
条件を満たしていなければ、申し込んでもその時点ではじかれるので時間の無駄になります。
そこで商品概要などで、借り入れ条件を満たしているかどうか確認してください。
もし起業して間もないスタートアップやベンチャー企業であれば、業歴を確認してください。
広島のビジネスローンの中には、開業してから1年未満など業歴の浅い法人は借入できない場合もあります。
また借入限度額がどうなっているかも確認しておきましょう。
ただ数十万円のような小口単位の借入であれば、広島にあるビジネスローンならどこでも借り入れ可能でしょう。
しかし広島のビジネスローンを見てみると、300万円や500万円といったところが借入限度額の商品が多いです。
ですから500万円を超えるようなまとまった資金調達が必要であれば、必要な金額を借りられるか確認してください。
特に1,000万円程度の資金が必要な場合、利用できるビジネスローンは広島でも商品は限定されるので注意が必要です。
広島で事業運営していると、なかなか手が離せないという人もいるでしょう。
ビジネスローンを提供している店舗に行く時間がないというのであれば、Web完結型の商品がおすすめです。
文字通り、ビジネスローンの申し込み手続きがWEBだけで完結できるのが特徴です。
パソコンもしくはスマホで申し込めるので仕事の合間の移動中や仕事終わりの自由時間を使っていつでも手続きできます。
ただしWeb完結のビジネスローンを見てみると全部Webもあれば、契約の段階では来店しないといけない商品もあります。
ですから来店の必要の有無について確認の上で、申し込み手続きしましょう。
広島のビジネスローンで審査落ちする理由を紹介
ビジネスローンは銀行融資や日本政策金融公庫の融資と比較して審査は甘めといわれます。
しかし申し込めば100%審査通過するかというと、決してそうではありません。
「広島のビジネスローンに申し込んだけれども、融資を断られてしまった」という広島の事業者もしばしば見られます。
審査落ちになってしまう理由を見てみると、いくつか代表的なものがあります。
1.書類に不備があった
2.慢性的な赤字体質
3.税金を滞納している
4.返済能力を証明できない
5.複数に同時申し込みした
中には申込時に注意すれば、審査落ちを回避できるものもありますのでどのような点に注意すればいいかの参考にしてください。
書類に不備があった
ビジネスローンの審査落ちで避けたいのは、書類の不備です。
必要書類の中で提出漏れがあった、申込内容に誤りや書かれていない個所があるなどです。
特に注意しなければならないのは、申込書の記入ミスです。
近年広島のビジネスローンの多くで、Web申し込みを受け付けています。
ネット申し込みなので、24時間365日いつでも手続きできるのは忙しい事業者にとっては重宝するでしょう。
しかしネットの場合、入力ミスが起こりやすく、ミスに気付かずそのまま提出してしまうことも多いので注意しなければなりません。
ネットで打ち込む場合、入力ミスは起こりえますし、特に注意しなければならないのは変換ミスです。
漢字変換するときに間違って変換しているのに気づかずにそのまま提出してしまいがちです。
特に収入や業歴などの数字にミスがあると、虚偽申告と判断されてしまいます。
慢性的な赤字体質
法人が赤字決算だと、審査落ちしてしまう危険性があります。
赤字決算ということは売上がよくないわけで、収益も出にくい状況です。
これだと融資したお金をきちんと回収できるかわかりません。
ただし1年くらい赤字決算になったとしても、即審査落ちになることはありません。
例えば災害など不可抗力で一時的に赤字になってしまったなどの場合、その部分は考慮されます。
また今は赤字経営でも、将来性のある事業を行っているとなると融資してくれるビジネスローンも広島にはあります。
ただしここ何期も連続して赤字決算の状況が続いていると、慢性的な赤字体質と思われます。
その法人は将来性が低いと判断されてしまうからです。
税金を滞納している
もし税金を滞納していると、審査に引っかかる可能性は高いと思ってください。
納税は国民の義務の一つで、そのことができていないのはよほど業績が悪化していると判断されるからです。
またもはや正常な資金繰りの出来ない会社であると思われるからです。
もし他に思い当たる節はないのにビジネスローンの審査に落ちてしまったのであれば、事業に関わる税金で支払い忘れがないか確認してみるといいでしょう。
返済能力を証明できない
ローンの審査は簡単に言えば、貸したお金を返せるかどうかチェックするために行っています。
よって返済能力がないと判断されれば、ビジネスローンでも審査落ちになってしまいます。
ビジネスローンの審査の場合、事業計画書を作成して提出するといいでしょう。
たとえ直近の業績が不振でも、現在手掛けている事業に将来性があれば融資を受けられる可能性があります。
もし決算の内容が思わしくなければ、どうやって売り上げを出して返済するか現実的な事業計画書を作成して併せて提出しましょう。
事業計画書を作成するのであれば、会社概要や事業内容、自社の強み、市場、資金計画、事業継続の中で予測される課題など細かく記載すると説得力も増します。
ここで重要なのは、リスク要因などもきちんと記載することです。
そして考えられるリスクに対してどう対処するかなどデメリットに関しても記述があると、危機管理能力を有していることのアピールになるからです。
複数に同時申し込みした
着実に資金調達するために、滑り止めのような感覚で複数のビジネスローンに申し込みたいと思うでしょう。
しかし複数のところに同時並行で申し込むと、審査落ちするリスクが高まりますので控えたほうがいいです。
申し込み状況は信用情報機関に登録されています。
短期間で複数のところに申し込んでいる情報も記録されます。
あそこもここも申し込んでいると、どう思われるでしょうか?
「これだけたくさんのところに申し込んでいるのは、よほどお金に窮しているに違いない」と思いませんか?
このため、審査落ちのリスクを自分で高めてしまっているわけです。
もしビジネスローンに申し込むのであれば、一つに絞って申し込みを行ってください。
そして審査に落ちたことの判明した段階で、別のところに申し込むような感じで行うといいです。
広島でビジネスローンを活用することのまとめ
広島には銀行や信用組合、さらにはノンバンクなどビジネスローンのサービスを提供しているところはたくさんあります。
その中でどこに申し込むか、金利や審査スピード、借入の目的などを考慮して自分たちにとってベストチョイスの業者を見つけましょう。
ビジネスローンは銀行融資と比較して審査は緩めといわれています。
しかし100%絶対に審査に受かる保証はありません。
中には記入ミスなどケアレスミスで審査落ちしてしまう広島の法人もあります。
自分のミスで融資が受けられなくなることのないように、上で紹介した主な審査落ちの理由を理解した上で申し込み手続きを進めましょう。