お金を借りるにあたっては、銀行をはじめ、ノンバンクなどさまざまな選択肢があります。ノンバンクとは銀行以外の消費者金融や信販会社などを指し、事業性資金を対象としたビジネスローンを提供している業者も少ないわけではありません。こうした金融機関は、銀行とは異なる基準で審査を行うケースが多く、状況によっては審査を通過しやすい点が特徴です。

ノンバンクの中にも多様な貸金業者が存在し、地域に根ざした中小規模の会社から、日本全国で取引実績を持つ大手まで幅広く展開されています。大手ノンバンクの中には、コマーシャルなどの宣伝を積極的に行っている企業もあり、名前や基本的な情報を知っている方も多いでしょう。長年の実績に基づくノウハウや知識を得て運営されている点も、大手ならではの強みといえます。

ビジネスローンを利用する際には、大手ノンバンクを選択肢の一つとして検討することも有効です。他の金融機関と比較して、相談体制やコンサルティング面が整っている場合もあり、初めての利用でも不安が少ない傾向があります。ここでは、大手ノンバンクならではの特徴について解説していきます。

 

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目次

そもそもノンバンクとは?

ノンバンクという言葉がよくわからないという人もいるでしょう。
「バンク(銀行)」という言葉が含まれているように、銀行との対比という意味で使われることが多いのです。

ノンバンクという言葉を聞き慣れないという人もいるでしょう。ノンバンクは資金調達の方法を調べると、必ず目にする言葉です。ノンバンクは有力な選択肢なので、しっかりとした情報を把握しておく事も大切なのです。また、資金調達はある程度のリスクもあるため、口コミや比較サイトなどを使用して情報取集に努めましょう。

お金の貸し出しがメインの会社

ノンバンクとは一般的に、金融機関以外のお金の貸し出しを行っている業者のことです。
貸金業者と同じような意味ととらわれがちでしょう。
しかしクレジットカード会社やリース会社など、貸金業者でないところもノンバンクと呼ばれるので、微妙に異なる部分があります。

一般的にはノンバンクというと、消費者金融のことを指すという意味合いで使われることが多いものです。
大手ノンバンクというと、大手の消費者金融を指します。
日本全国に支店や無人契約機を展開しているようなところを、大手と呼ぶのです。

大手のノンバンクの特徴とは?

ノンバンクには小規模なノンバンクとは違った利点があるため、大手ノンバンクは初めて借り入れをする人でも安心できる金融機関となっています。大手には大手特有の特徴があり、それを最大限に利用したい所です。

多岐にわたる金融サービス

多岐にわたる金融サービスを展開している点は、大手ノンバンクの大きな特徴のひとつです。自社の資金力や独自の審査ノウハウを活かし、小口融資やカードローンなどを幅広く取り扱っています。利用目的や返済計画に応じていくつかの種類の商品を用意しているケースも多く、利用者のニーズに柔軟に対応しているのが強みです。

たとえば、アコム や アイフル といった知名度の高い会社では、年齢や職業など一定の条件に該当すれば申し込みが可能で、年収や勤務状況などを踏まえて総合的に審査が行われます。商品ごとに利用限度額の上限が設けられているため、事前に確認しておくことが大切です。

また、大手ノンバンクにはクレジットカード会社や信販会社も含まれます。たとえば オリコ や ジャックス では、クレジットカードの発行だけでなく、ショッピングローンなども取り扱っています。こうした会社では、商品ごとに契約形態や金利水準が異なるため、総返済額や毎月の返済総額を十分に確認したうえで申し込むことが重要です。

大手ノンバンクを利用する際は、上記のような特徴を踏まえ、いくつかの選択肢を比較しながら、自分の資金ニーズや返済計画に合った商品を見つけることがポイントになります。

迅速な審査と融資

大手のノンバンクでは、審査体制を徹底して整えており、安心して利用できる環境が整っています。大手ノンバンクでは、月間で何万人、場合によっては何十万人もの申込があるため、審査システムやデータベース、サーバーなどのインフラも大規模に構築されています。この体制により、申込から融資までの手続きが早く進められ、利用者側の負担も最小限に抑えられます。

さらに、若年層や初めて利用する人でもスムーズに利用できるよう、ネットやスマホアプリを活用したスコアリング審査を導入している会社もあります。この仕組みにより、申込内容に基づいて迅速に審査が行われ、総額や返済計画に応じた融資が可能です。

大手のノンバンクは、審査の通過率や借入上限、利用可能金額も比較的柔軟で、少額から高額まで幅広く対応しています。こうしたスピード感のある審査と融資の体制が、大手ノンバンクならではの大きな利点と言えるでしょう。

無担保・無保証の融資

大手のノンバンクでは、無担保・無保証での融資を提供しているケースが多く、初めて借入をする人や担保を用意できない人でも利用しやすい仕組みとなっています。規模の小さいノンバンクや資金力の乏しい会社では、担保や保証人を求められることが一般的であり、銀行の大口融資でも同様の条件が課されることがあります。しかし、大手のノンバンクは豊富な資金力と安定した経営基盤を背景に、上限や返済条件を柔軟に設定できるため、無担保・無保証での融資が可能です。

このような条件は、多くの利用者が大手ノンバンクを選ぶ大きな理由のひとつです。金融機関側から見ると無担保・無保証はリスクがかかるものの、利用者にとっては安心して借り入れできる利点となります。こうした利点を理解したうえで、自分の状況に合わせた選び方を考えることがよいでしょう。

銀行グループとの連携

銀行グループとの連携は、大手ノンバンクの大きな強みのひとつです。一部の大手ノンバンクは、銀行グループの一員として営業しており、その信用度や安全性が高まっています。例えば、プロミス はSMBCグループに属し、アコム は三菱UFJフィナンシャルグループとの連携が強く、こうしたつながりが顧客にとって安心感を与えています。

近年、金融業界の自由度が増す中で、ノンバンクと銀行系の取引関係も深まっており、資金力という面でもしっかりとした融資上限を用意できるようになっています。また、銀行との連携があることで、無理な取り立てや法令違反などのリスクも抑制されます。メガバンクとつながりのあるノンバンクが違法行為を行えば、社会的な信用に大きな影響を与えるため、適切な運営が徹底されています。

こうした点から、銀行グループとの連携は、大手ノンバンクを選ぶ際の安心材料としても非常に重要であることが理解できます。

ノンバンクと銀行の違い

銀行は預金機能を持っている金融機関であり、預かった資金をもとに融資を行う仕組みが成り立っています。一方で、預金業務を取り扱いなしで貸付を中心に営業する金融機関はノンバンクと呼ばれ、貸金業者として法律に基づき運営されています。銀行は銀行法の規制を受けますが、ノンバンクは貸金業法などの規制のもとで業務を行うという違いがあります。

銀行は多くの人にとって身近な存在であり、口座開設や振込など幅広く利用されています。そのためイメージしやすいですが、ノンバンクが分かりにくい場合は、消費者金融やクレジットカード会社を思い浮かべるとよいでしょう。これらは金融庁に登録して営業している正規の事業者であり、一定のルールに沿って運営されています。

銀行とノンバンクに共通しているのは、「貸し付け」を行うという点です。融資条件や返済方法、金利水準などには違いがあり、審査の程度や対応の早さも異なりますが、資金を必要とする人にお金を提供するという役割は同じです。両者の基礎的な違いや特徴を理解したうえで、自分の状況に合った金融機関を選ぶことが重要だといえます。

銀行とノンバンクの法律の違い

銀行との違いはまず、規制される法律が異なります。
銀行は銀行法、ノンバンクは貸金業法による規制を受けています。

銀行法と貸金業法の大きな違いとして、総量規制があるでしょう。
総量規制とは、お金を貸し付ける際にその人の年収の1/3を上限とすることというルールです。
銀行は貸金業法の縛りがないので、総量規制にとらわれずに貸付が可能です。

ただしビジネスローンの場合、ノンバンクでも総量規制による規制の対象外となります。
つまり申込人の年収の、1/3を超えた融資にも対応できます。

また預金業務の有無も、銀行とノンバンクの違いといえるでしょう。
銀行は預金業務が行えるものの、ノンバンクだと預金は受け付けていません。
ノンバンクはもっぱら、貸付業務に特化して営業しています。

ノンバンクの将来性

ノンバンクの今後は、さらに成長していく可能性があります。
というのも消費者ニーズが多様化しているからです。

たとえばコロナ禍で、不要不急の外出が制限されるようになりました。
そこで台頭してきたのが、通販業界です。
インターネットで商品チェックできるうえに、購入したいものもその場で注文できます。
わざわざお店に行く必要がなくなり、利便性もアップしました。

ネット通販の場合、クレジットカードを使ってショッピングするのが主流です。
クレジット決済の需要は、今後も伸びると考えられます。

またノンバンクの営業形態も、多様化してきています。
たとえばソーシャルレンディングや、クラウドレンディングなども出てきているのです。
さらにAIを使ってスコアリングをして、お金を貸し出すサービスを行っているところも見られます。
それぞれの事情に合わせたサービスも、今後登場する可能性は高いでしょう。

大手ノンバンクのビジネスローンを利用するメリット

大手ノンバンクの多くで、ビジネスローンを提供しています。
大手ノンバンクのビジネスローンを利用するメリットは、さまざまとあります。
主なメリットとして、以下のような項目が考えられるでしょう。

1. 融資までスピーディ
2. 審査が柔軟
3. Web完結が可能
4. キャンペーン・特典の活用
5. 借りやすい
6. 無担保で借入可能

それぞれどのような部分がメリットなのかについてみていきます。

融資までスピーディ

大手ノンバンクの特徴として見逃せないのは、審査時間の早さでしょう。
大手ノンバンクでは、スコアリングシステムを導入しています。
コンピューターで審査を実施するので、スピーディに結果が出るわけです。

銀行でもビジネスローンは用意しています。
いわゆるプロパー融資と比較すると、ビジネスローンは結果が早く出ます。
しかしどれほど早くても、3~5営業日は待機しなければなりません。
融資実行までに、2~3週間程度かかることも珍しくありません。

一方ノンバンクの場合、審査が最短30分とか1時間といったところも多いのです。
そのため最短即日融資に対応しているところも見られます。
急な出費でとにかく今すぐに現金が必要といったときには、大手ノンバンクのビジネスローンを利用するとよいでしょう。

審査が柔軟

審査が柔軟なところも、銀行にはない大手ノンバンクの特徴です。
そもそも大手ノンバンクは、銀行の審査に受からなかった法人を対象にサービスを行っています。
そのため銀行と比較すると 、大手ノンバンクは審査基準を低く設定する傾向が見られるのです。

たとえば銀行のビジネスローンで審査落ちになってしまった法人でも、大手ノンバンクなら融資を受けられる可能性は、大いにあります。
とくに中小企業は経営基盤が弱かったり、業歴が浅かったりして銀行からの融資を受けられないことも、珍しくありません。

しかし大手ノンバンクは、このような中小企業を対象にしています。
中小企業に広く門戸を広げているので、銀行で融資否認された人は、大手ノンバンクに申し込んでみるとよいでしょう。

たとえば赤字経営の法人に対して、銀行は融資を渋る傾向が見られます。
しかし大手ノンバンクの場合、赤字決算でも将来性があると判断すれば、融資してくれる場合もあります。

審査が柔軟という意味では、大手ノンバンクは用途が多様な点にも注目です。
銀行の場合、事業性資金でも何に使うのかまで指定する必要があります。
たとえば設備導入のための資金借入の場合、見積書などを提出しなければなりません。

一方大手ノンバンクの場合、事業性資金であれば設備投資でも運転資金でも、基本自由に使えます。
複数の用途で、借入したい場合に重宝します。

大手のノンバンクでは、審査のスピードが利用者にとって非常に重要です。前述の通り、大手ノンバンクではスコアリング審査を導入しており、これにより審査の迅速化と効率化が実現しています。スコアリング審査は、人件費や手間を抑えつつ、手続きの簡略化を可能にする仕組みであり、資金力のある大手だからこそ、精度の高い評価を行うことができます。

その結果、即日入金などの迅速な融資対応が可能となり、急ぎで資金が必要なケースでも柔軟に対応できます。近年は、AIスコアリング審査の導入も検討されており、さらに審査のスピードアップや制度の精緻化が期待されています。定量評価を重視する審査方法により、利用者の返済能力を超えた融資が行われるリスクを抑え、返済遅延や返済不能などのトラブルを未然に防ぐ効果もあります。

こうした仕組みにより、大手ノンバンクは利用者にとって安心かつスピーディーな借入環境を提供しており、信頼性の高い貸金業者として選ばれる理由のひとつとなっています。

Web完結が可能

法人経営していると、本業が忙しくてなかなかお店に行って融資の申し込みができない人もいるでしょう。
大手ノンバンクのビジネスローンを見てみると、手続きがWeb完結のところもかなりあります。
ブラウザもしくはアプリですべての手続きができるので、外出することなくその場で手続きできます。

またWeb完結であれば、自分の好きなタイミングで手続きできるのも強みでしょう。
深夜や早朝、土日祝日でも申し込みは可能です。
ただし申し込みはできても、審査などは営業日に行われるので、後日に回されることはあらかじめ理解しておきましょう。

借りやすい

大手のノンバンクは、安心して借入できるという大きな利点があります。ノンバンクに対しては、取り立てが厳しいのではないかというイメージを持つ人も少なくありませんが、CMや広告で知名度のある大手ノンバンクは、一般的に安心して利用できる環境が整っています。また、ホームページやアプリを活用した無料のWEB申し込みサービスが充実しており、若年層や初めて利用する人でも借りやすいのが特徴です。

さらに、大手ノンバンクでは、借入から返済までの手続きがシンプルで分かりやすく、初心者でもスムーズに完了できる手段が整っています。こうした利便性の高さや安心感は、利用者が大手ノンバンクを選ぶ大きな理由のひとつであり、知識や経験が少ない人でも安心して資金調達を行える環境が提供されているのです。

キャンペーン・特典の活用

大手のノンバンクでは、無利息キャンペーンを実施している場合があります。たとえば、アコム では、一定期間(30日など)の無利息期間を設けており、初めての利用者でも利息をかかることなく借入できる手段として活用できます。こうしたキャンペーンは、銀行では一般的に導入が難しく、大手ノンバンクならではのメリットといえます。

キャンペーンをうまく活用することで、返済総額を抑えることができ、得られるメリットが大きくなります。また、WEB申し込みや自動契約機など、申し込みから利用までの流れが簡便なため、時間の間をかけずに資金を準備できる点も大手ノンバンクの強みです。こうした利便性やお得なサービスが、利用者に選ばれる理由のひとつとなっています。

無担保で借入可能

銀行の場合、融資を受けるにあたって担保や保証人をつけるように、求められる場合もあるでしょう。
しかし法人の中には不動産など、担保に入れられるようなものがないところもあるのです。
また保証人になってくれるような人が見つからない事態も、十分想定できます。

しかし大手ノンバンクのビジネスローンは、原則保証人や担保なしでも申し込みが可能です。
担保というと基本的には、土地や建物などの不動産を差し出す場合が多いのです。

ただ中小企業や個人事業主の場合、担保にできる不動産を保有していない場合もあるでしょう。
そういった場合無担保・無保証人で融資してくれる、大手ノンバンクのビジネスローンはありがたいでしょう。

ただし100%確実に、担保や保証人が必要なしとは限りません。
商品や審査状況によっては、担保や保証人を求められる場合もありますので、その点は理解しておきましょう。

大手ノンバンクのビジネスローンを利用するデメリット

大手ノンバンクのビジネスローンを利用する場合、メリットだけでなくデメリットもあります。
デメリットを理解したうえで、融資の申し込みをするか判断しましょう。
大手ノンバンクのデメリットとして、主に以下のようなことが考えられます。

1. 金利は高め
2. 融資限度額が少なめ
3. 銀行融資に悪影響の出る可能性がある
4. 保険や保証がない
5. 信用保証協会の保証が求められる場合も
6. 信用情報への影響が大きい
7. 返済管理が難しくなるリスク

それぞれどのようなところがデメリットになるかについて、ここで紹介します。

金利は高め

金利が高めなので、返済総額が大きくなる可能性があるため注意しましょう。
法人が事業資金の融資を受ける方法は、大手ノンバンクのほかにも銀行融資や、日本政策金融公庫からの借り入れなどもあります。

日本政策金融公庫は0.3~2.0%、銀行融資は2.0%台が相場といわれています。
一方ノンバンク系のビジネスローンは、3.0~18.0%が相場です。
かなり金利の高いことがわかるでしょう。

またノンバンク系は銀行系のビジネスローンの金利よりも高くなっています。
銀行系は3.0~14.0%が相場なので、ノンバンク系の金利の高さがご理解いただけるでしょう。

ノンバンクのビジネスローンは審査が緩く、スピーディなところはメリットです。
ただし審査の甘い分、債権回収できないリスクがどうしても大きくなります。
そこで不良債権化したときを想定して利息を多めにとって、損害をできるだけ少なくしたいわけです。

ただし大手ノンバンクは中小のノンバンクと比較すると、金利は低く設定しています。
というのも中小ノンバンクは大手の審査に落ちた、法人代表の受け皿になっているからです。
大手よりも審査を緩くして融資を行っているので、金利を高くしてリスクマネジメントを行う必要があるわけです。

ノンバンクを利用する際、金利は決して軽視できない重要な要素です。金利が高いということは、元本に対して返済額が大きくなり、総額として返済負担が増えることを意味します。事業者であれば、返済額の増加が経営に影響を与える可能性がありますし、個人であれば返済不能に陥るリスクも少なくありません。

そのため、借入を検討する際には、金利水準を正確に把握することが非常によい判断材料となります。返済計画を立てるうえでのコツは、無理のない返済額を基準に借入金額を決めることです。ノンバンクごとに金利設定や審査条件が異なるため、資料や公式サイトで詳細を確認し、自分の状況に合った会社を選ぶことが重要です。こうした知識を持つことで、安心して資金調達を行うことができます。

融資限度額が少なめ

融資限度額が少なめなのも、大手ノンバンクの短所のひとつでしょう。
金融機関の場合、広く預金を募っているので資金力があります。
そのため信用力の高い法人に対しては、まとまった資金を融通できるのです。

銀行融資の場合、数億円単位の融資を行うこともあります。
日本政策金融公庫でも、一般貸付融資は4,800万円を上限としています。

一方ビジネスローンの場合、多くても1,000万円が上限です。
大手ノンバンクでも、1,000万円がマックスと考えてください。
小規模ビジネスを展開するためなら利用できても、大きなビジネスだと大手ノンバンクのビジネスローンでは、融資額が不十分かもしれません。

銀行融資に悪影響の出る可能性がある

もしビジネスローンを利用していると、銀行融資の際の心証が悪くなる可能性もありますので、注意が必要です。
銀行融資に申し込む場合、決算書の提出が求められます。
決算書にビジネスローンからの融資を受けている旨は、記載しなければならないので、隠しようがありません。

大手ノンバンクから融資を受けているとなると、銀行側は「経営が厳しいのではないか?」と思うかもしれません。
その結果融資を断られてしまうわけです。

もしノンバンクの借入があって、プロパー融資に申し込もうと思っているのであれば、今抱えている債務の返済を優先しましょう。
また業歴が何年もあって、経営も比較的安定しているのであれば、銀行融資の審査もクリアできる可能性があります。
低金利で融資可能額も大きいため、大手ノンバンクのビジネスローンを利用する前に、プロパー融資に申し込んだ方がよいでしょう。

保険や保証がない

大手のノンバンクであっても、保証や保険は基本的に付いていません。銀行での資金調達では、団体信用生命保険や返済保証といった仕組みが適用されることが多く、金融機関側も安心して貸し付けを行うことができます。しかし、ノンバンクではこうした保険や保証がなしのため、借り手自身のリスクが高まる可能性がある点は注意点として押さえておく必要があります。ノンバンクは借りやすい利便性がありますが、銀行や信用金庫などと比較すると、こうしたリスク面でのデメリットが存在することも理解しておくことが大切です。

信用保証協会の保証が求められる場合も

大手ノンバンクのビジネスローンは、無担保・無保証人で申し込みできるのがメリットと、別項で紹介しました。
しかしその代わり、信用保証協会の保証を前提にしている場合もあるので注意してください。

とくに大手ノンバンクビジネスローンの中には、ほかのノンバンク系よりも低金利や、融資限度額の高い商品が時たまあります。
このようなビジネスローンを利用する際には、信用保証協会の保証が必要な可能性もあるので、商品概要で確認してください。

信用情報への影響が大きい

大手ノンバンクでは、返済遅延が発生すると、利用者の信用情報に大きな影響を与える点に注意が必要です。大手ノンバンクは顧客管理を徹底しており、返済遅延がある場合は信用情報機関への登録が行われます。これにより、他の金融機関やノンバンクでの取引にも影響が及ぶ可能性があります。

そのため、借入時には返済計画を十分に立て、無理のない範囲で利用することが重要です。返済遅延が起こると、追加の費用や延滞金が発生するだけでなく、将来的な資金調達の選択肢が少ない状況になるリスクもあります。ノンバンクの中でも、特に大手を利用する場合は、こうした信用情報への影響を理解したうえで返済を行うことが大切です。

返済管理が難しくなるリスク

大手ノンバンクは、借入のしやすさが大きな利点ですが、その反面、複数の大手ノンバンクから借入を重ねることで多重債務のリスクが高まる点は注意が必要です。多重債務になると、返済管理が複雑になり、返済遅延や延滞金の発生リスクが高くなります。

こうした点は、大手ノンバンクの利便性の裏に潜むデメリットと言えます。利用する際は、自分の返済能力や総借入総額をしっかり把握したうえで、計画的に借入を行うことが重要です。また、返済管理を助ける資料やWEB上の返済シミュレーションなどを活用し、無理のない返済計画を立てることが、リスクを避けるうえでよい方法となります。

一方で、保険や保証がないことにより、手続きの簡略化や保険料の負担がないため、希望する金額をスピーディーに借り入れられるという利点もあります。しかし、返済期間が比較的短く設定されることが多いため、返済計画をしっかり立てることが必要です。こうした点を踏まえ、利用前には大手ノンバンクの条件や詳細を十分に確認し、自分の状況に合った会社を選ぶことがよい選び方と言えるでしょう。

おすすめの大手ノンバンク業者比較表一覧

銀行融資の審査に通らなかった場合でも、大手ノンバンクが提供するビジネスローンであれば、代表者保証なしで利用できるケースがあり、有力な資金調達手段として注目されています。売上の増減が大きい事業や、取引先の支払いサイトの影響を受けやすい状況でも、即日融資に対応している大手ノンバンクを活用することで、運転資金や仕入れ資金をスピーディーに確保することが可能です。

特に、無担保かつ代表者保証不要の低金利プランを扱う大手ノンバンクであれば、経営者個人のリスクを抑えながら資金調達を進められる点が大きなメリットといえるでしょう。一方で、返済期間が短めに設定されている場合や、金利以外に事務手数料が発生するケースもあるため、申込み前の条件確認は欠かせません。

複数の大手ノンバンクや金融機関が提供するビジネスローンを比較し、自社の資金繰りや事業規模に適した商品を選ぶことが重要です。各社の特徴や強みを把握したうえで検討すれば、銀行融資が難しい場合でも、より良い条件で即日融資を受けられる可能性が高まります。

スクロールできます→
業者名 融資対象 金利 入金スピード 融資限度額
アクトウィル 法人 7.5%~15% 最短即日 最大1億円
株式会社オージェイ 法人・個人 9.5%~18% 最短即日 1億円
ファンドワン 法人 2.5%~18% 最短即日 1億円
Carent 法人 7.8%~15% 最短即日 500万円
プロミス 個人 6.3%~17.8% 最短即日 300万円
AGビジネスサポート 法人・個人事業主 3.1%~18% 最短即日 1000万円
セゾンファンデックス 法人・個人 6.5%~17.8% 最短即日 500万円
アコム 法人・個人 3.0%~18.0% 最短即日 800万円
デイリーキャッシング 法人・個人 5.2%~18% 最短即日 8000万円

アクトウィル

アクトウィル

アクトウィル株式会社は、法人向けの事業者金融です。申込は電話かメールでメールだと24時間受付しています。
必要書類はFAXで提出でき、最短即日で審査可能です。アクトウィルは低金利と大口融資が可能で、実質年率7.5%~15%と比較的低い金利で融資が受けられます。また、最大1億円の融資が受けられるため、まとまった資金の調達をしたい企業におすすめです。融資は法人契約の為ため、代表者の連帯保証のみで第三者による保証人や不動産担保は不要です。メールでの相談やお問い合わせは24時間受付してますので、営業時間外でも問い合わせられます。

区分 ノンバンク
融資限度額 1億円
金利 7.5%~15%
審査日数 最短即日
入金スピード 最短即日
担保・保証人 不要
対象エリア 全国
メリット
・保証人・担保不要
・最大1億円の大口融資が可能
・7.5%~と低金利
・メール相談、お問い合わせは24時間
・全国対応
会社名 アクトウィル株式会社
登録番号 東京都知事(4)第31521号
住所 〒160-0022 東京都豊島区東池袋3-11-9
電話番号 03-5944-9168
FAX番号 03-5944-9169
営業時間 平日9:00~20:00

株式会社オージェイ

オージェイ

株式会社オージェイは、法人向けに多彩な融資サービスを提供する企業で、事業資金の調達をサポートします。提供する融資メニューには、無担保融資、手形割引融資、不動産担保融資、動産担保融資、ファクタリング、診療報酬担保融資などがあり、さまざまな事業ニーズに柔軟に対応しています。

同社は、急な資金調達が求められる場面でも迅速に対応できる体制を整えており、審査もスピーディで信頼性の高いサービスを提供しています。また、日本貸金業協会に加盟しており、法的にも安心して利用できることが保障されています。中小企業や個人事業主など、資金繰りに困っている事業者に対して、親身なサポートを行い、ビジネスの安定と成長を支援しています
さらに、オンラインで簡単に申し込めるため、全国どこからでも迅速で効率的な資金調達が可能です。

区分 ノンバンク
融資限度額 1億円
金利 9.5%~18%
審査日数 最短即日
入金スピード 最短即日
担保・保証人 不要
対象エリア 全国
メリット
・高額な無担保融資
・多彩な融資メニュー
・全国対応
・柔軟な返済方法
・売掛債権を担保として融資を提供
会社名 株式会社オージェイ
登録番号 東京都知事(4)第31549号
住所 東京都中野区中央1-32-5 青光堂ビル3F
電話番号 03-5332-3833
FAX番号 03-5322-3834
営業時間 平日10:00~15:00

ファンドワン

ファンドワン

ファンドワン株式会社は、東京都豊島区南大塚に本社を構える、事業者向け金融サービスを提供する企業です。2020年1月に設立され、資本金5,000万円を基盤に事業を展開しています。同社は、全国の事業主に対し、迅速かつ柔軟な与信判断と安心の金利帯で資金調達を支援しています。
提供するサービスには、無担保の事業者ローンや、不動産・売掛債権を担保としたローン、車担保融資、介護・診療報酬担保融資など、多様な商品が含まれています。最短40分のスピード審査や、最大1億円の大型融資が可能である点が特長で、赤字決算や税金・社会保険料に課題を抱える事業主にも柔軟に対応しています。
ファンドワン株式会社は、単なる資金提供に留まらず、中小企業の成長を支援し、地域社会や日本経済全体の活性化に貢献することを使命としています。これまで、経営難に直面した多くの企業の資金繰りや経営再建をサポートしてきました。同社は、経験豊富なスタッフが最適なプランを提案し、事業主とともに成長を目指すパートナーとして信頼されています。

区分 ノンバンク
融資限度額 1億円
金利 2.5%~18%
審査日数 最短即日
入金スピード 最短即日
担保・保証人 不要
対象エリア 全国
メリット
・最短40分で審査完了するため、急な資金ニーズにも対応可能
・多様な融資プラン
・資金調達が困難な事業者にも対応
・最大1億円までの大型融資が可能
・中小企業への支援
会社名 ファンドワン株式会社
登録番号 東京都知事(2)第31816号
住所 〒170-0005 東京都豊島区南大塚二丁目39-11 ヒサビル6階
電話番号 03-5395-8888
FAX番号 03-5395-8800
営業時間 平日9:00~18:00

Carent

Carent

事業資金のニーズに柔軟に応える「Carent ビジネスローン」は、スピーディーで安心の融資サービスです。中小企業や個人事業主の方々が直面する資金繰りの課題を解決し、成長をサポートします。
柔軟な条件設定:事業規模や状況に合わせた融資プランをご提案。迅速な審査:最短○日で審査完了、資金調達をスムーズに。安心のサポート体制:専門スタッフがご相談から契約まで親身に対応します。

区分 ノンバンク
融資限度額 500万円
金利 7.8%~15%
審査日数 最短即日
入金スピード 最短即日
担保・保証人 不要
対象エリア 全国
メリット
・保証人・担保不要
・迅速な審査
・7.8%~と低金利
・メール相談、お問い合わせは24時間
・全国対応
会社名 株式会社IPGファイナンシャルソリューションズ(キャレント)
登録番号 東京都知事(5) 第31399号
住所 東京都品川区西五反田2-24-4 WEST HILLビル5階
電話番号 03-5740-5087
FAX番号
営業時間

プロミス

プロミス

個人事業主の資金調達をサポート!プロミス「自営者カードローン」は事業を運営する上で、急な資金ニーズ に対応できる柔軟なローンがあると心強いものです。プロミスの「自営者カードローン」は、個人事業主の方を対象 としたローンサービスで、最大300万円 まで借入可能。事業資金だけでなく、プライベートな用途 にも利用できるため、事業と個人の資金管理をスムーズに行えます。
申し込みは 24時間365日 受け付けており、インターネットから簡単に手続き可能。さらに、スピーディーな審査と融資 により、急な資金調達にも対応できるのが大きな魅力です。例えば、運転資金や設備投資、仕入れ資金 など、さまざまな用途で活用できます。また、必要書類も本人確認書類 と 事業内容を確認できる書類(例:確定申告書) のみとシンプル。手続きが簡単で、事業を営む方の負担を最小限に抑えられます。。

区分 ノンバンク
融資限度額 300万円
金利 6.3%~17.8%
審査日数 最短即日
入金スピード 最短即日
担保・保証人 不要
対象エリア 全国
メリット
・事業資金はもちろん、プライベートな支出にも利用OK
・24時間365日申し込み可能、オンラインでいつでも手続き可能
・スピーディーな審査・融資
・必要な資金を柔軟に借入れ可能
・全国対応
会社名 SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
登録番号 関東財務局長(14)第00615号
住所 〒135-0061 東京都江東区豊洲二丁目2番31号 SMBC豊洲ビル
電話番号 (03)6887-1515
FAX番号 非公開
営業時間 不明

AGビジネスサポート

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AGビジネスサポートは、企業の成長を支援するためのビジネスローンを提供しています。AGビジネスサポートのビジネスローンは、資金調達のニーズに応じて柔軟に対応し、迅速な審査と融資を実現します。特に、中小企業やスタートアップ企業にとって、資金繰りは重要な課題です。AGビジネスサポートでは、経営者の皆様が抱える資金の悩みを解消し、事業の発展をサポートすることを使命としています。
また、アイフルビジネスファイナンスはAGビジネスサポートに変わりました。
AGビジネスサポートのビジネスローンは、用途に応じた多様なプランを用意しており、設備投資や運転資金、さらには新規事業の立ち上げ資金など、さまざまなニーズに対応可能です。審査基準も柔軟で、過去の実績や信用情報だけでなく、将来のビジョンや事業計画を重視した評価を行います。これにより、資金調達が難しいとされる企業でも、安心してご相談いただけます。さらに、AGビジネスサポートでは、専門のスタッフが個別にサポートを行い、最適なプランをご提案します。お客様のビジネスの特性や成長段階に応じたアドバイスを行い、資金調達のプロセスをスムーズに進めるお手伝いをしてくれます。

区分 ノンバンク
融資限度額 1000万円
金利 3.1%~18%
審査日数 最短即日
入金スピード 最短即日
担保・保証人 不要
対象エリア 全国
メリット
・申し込みから融資までのプロセスが比較的スムーズで、迅速な審査を行っています。
・個人向けのローンだけでなく、ビジネスローンなど多様な金融商品を提供しています
・インターネットを通じて簡単に申し込みができ、24時間いつでも利用可能です
・返済方法や期間について柔軟な選択肢があり、利用者のニーズに応じたプランを提供しています
・全国対応
会社名 AGビジネスサポート株式会社
登録番号 関東財務局長(8)第01262号
日本貸金業協会会員第001208号
住所 東京都港区芝2丁目31-19
電話番号 0120-027-120
FAX番号
営業時間 平日9:30~18:00

セゾンファンデックス

セゾンファンデックス

セゾンファンデックスのビジネスローンは、Web完結で申し込みが可能な個人事業主向けサービスです。大手クレディセゾンのグループ会社が提供しているため、安心して利用できるのが特徴です。最大500万円までの融資が可能で、カードローン型のため限度額内であれば繰り返し借入でき、急な資金ニーズにも柔軟に対応できます。返済は全国のATMからいつでも行えるため、売上が入ったタイミングに合わせて返済できるのも魅力です。ただし、申込後ローンカードが手元に届くまでに約1週間かかるため、即時の出金を希望するお客様には不向きな面もあります。それでも、Webで完結できるスムーズな手続きと信頼性の高い運営体制から、多くのフリーランスや創業間もない事業者に選ばれています。

区分 ノンバンク
融資限度額 500万円
金利 6.5%~17.8%
審査日数 最短即日
入金スピード 最短即日
担保・保証人 不要
対象エリア 全国
メリット
・大手クレディ・セゾンのビジネスローンなので安心して利用できる
・返済はいつでもATMからできるので、売上金が入ったらすぐに返済できる
会社名 株式会社セゾンファンデックス
登録番号 関東財務局長(12)第00897号
住所 東京都豊島区東池袋3-1-1サンシャイン60 37階
電話番号 03-3988-3804
営業時間 webで24時間

アコム

あこむ

区分 ノンバンク
融資限度額 800万円
金利 3%~18%
審査日数 最短即日
入金スピード 最短即日
担保・保証人 不要
対象エリア 全国
メリット
・即日対応可能
・少額から借りられる
・個人事業主カードローン対応
・審査が比較的簡単
会社名 アコム株式会社
登録番号 関東財務局長(14)第00022号
住所 東京都港区東新橋1-9-1東京汐留ビルディング
電話番号 0120-071-000
営業時間 24時間

デイリーキャッシング

デイリーキャッシング

株式会社デイリープランニングは、個人のお客様から法人のお客様まで幅広いニーズに対応したローンサービスを提供している企業です。主に「フリーローン」「おまとめローン」「不動産担保ローン」「ビジネスローン」を取り扱い、それぞれの状況に最適な融資プランを提案しています。

同社のサービスは、全国どこからでも利用可能で、急な資金需要に柔軟に対応します。特に、急な出費や資金繰りの困難を抱える方々に、迅速かつ確実な融資の手続きを提供し、お客様の生活やビジネスを支えています。

さらに、デイリープランニングでは、融資の申し込みが簡単で、インターネットや電話、店舗での手続きもスムーズ。お客様一人ひとりの状況に合わせた親身な対応を心掛け、信頼性の高いサービスを提供しています。

区分 ノンバンク
融資限度額 8000万円
金利 5.2%~18%
審査日数 最短即日
入金スピード 最短即日
担保・保証人 不要
対象エリア 全国
メリット
・即日対応可能
・少額から借りられる
・使い勝手がいい
・審査が比較的簡単
・短期間返済可能
会社名 株式会社デイリープランニング
登録番号 東京都知事(3)第31698号
住所 〒110-0015 東京都台東区東上野1-7-12徳永ビル4階401号
電話番号 03-6284-3674
FAX番号 03-6284-3675
営業時間 平日9:00~18:00

大手ノンバンクのビジネスローンについてのまとめ

大手ノンバンクが提供するビジネスローンの中には、最短即日融資に対応している商品も多く、急ぎで資金調達が必要な場面に有効です。実際に、主要なビジネスローンを一覧やランキング形式で比較すると、スピード対応を強みとする業者が複数確認できます。

法人経営を行っていると、突発的な支払いが発生したり、当てにしていた入金が遅れて資金繰りが厳しくなったりすることは珍しくありません。こうした状況では、住宅ローンのように審査や融資までに時間がかかる資金調達手段よりも、即時性の高いビジネスローンを活用することで、柔軟に対応しやすくなります。

ただし、大手ノンバンク系のビジネスローンは、プロパー融資や銀行系ビジネスローンと比較すると、金利がやや高めに設定されている点には注意が必要です。融資を受けて資金が手元に入った後は、できるだけ早めに返済へ回すことで、利息負担を最小限に抑えることが可能です。