こんにちは。株式会社アクト・ウィルです。
平素より、当社の法人事業資金融資サービスをご愛顧いただきありがとうございます。

こちらの記事をご覧になられている方の多くが経営者、もしくは何らかの形で経営に関与されている方かと思いますが、皆様は経営者が持つべき心得とはどのようなものだとお考えでしょうか?

経営者として自社の利益を最大限まで拡大させる
社会的貢献度の高い事業と経営戦略を展開する
優秀な人材の確保と成長を促す」etc

経営者の方であれば、価値観と方向性に応じて、それぞれの心得をお持ちであるかと思います。そのどれもが経営者様個人が大切にされている心得であり、それらを一蹴することは、あまりにも無礼です。

ただ、結果的に経営を成功に導き、将来的にも安定した事業を継続させられる経営者の方は、いくつかの共通した心得をお持ちです。

私たちは、業務を通じてこれまでに数多くの経営者の方々と出会ってきました。

当社のビジネスローンを活用されたものの、残念ながら事業の継続を断念された経営者の方もいれば、倒産のピンチを脱して見事に事業を成功された方もいらっしゃいます。

では結果的に事業を成功させた経営者様が持っておられたのはどのような心得だったのでしょうか。

目先に利益にとらわれない長期的な経営戦略の確立

目先に利益にとらわれない長期的な経営戦略の確立

経営者の方は、経営を維持するためにも、事業の拡大を図るためにも常に利益の拡大を意識しなければならないのは言うまでもありません。

日々の利益を貪欲に追いかける姿勢は重要であり、その積み重ねが将来的な経営の成長につながることは確かです。

しかし、目先の利益ばかりを追ってしまい、3ヶ月先の見通しはつかないといったような、計画性のないギリギリの経営を続けている経営者の方がよくいらっしゃいます。

特に中小零細企業の経営者の方に多くみられ、業績が傾いていようとなかろうと、長期的なビジョンが確立されていないため、次なる一手を打つことができず、結果として経営が不安定になりがちになるようです。

未来の経営の方向性リスクに対する対応をどうするべきか。将来的に成長を遂げる企業の経営者の方は、目先の利益だけにとらわれず、常に自社を取り巻く情勢に注視して、綿密な事業計画経営戦略を確立しています。

従業員への気遣いと社会保険の加入

従業員への気遣いと社会保険の加入

成長する企業の経営者の方は、従業員への気遣いの心得も持ち合わせています。

数100名単位の従業員が在籍するような大きな企業では難しいかもしれませんが、小規模の会社であれば、経営者の方と従業員との距離は近く、いつでも体調の確認モチベーション持続のためのケアやヒアリングに努めることができます。

従業員を、まるで兵隊かのように扱い、少しでも体調を崩す、もしくはモチベーションの低下がみられれば、すぐに用ナシの烙印を押すようでは、いくら優秀な経営者の方であっても会社を成長させることは難しいでしょう。会社の利益を上げているのは、従業員であることを忘れてはいけません。

また、成長しない企業に多く見られるのが社会保険の未加入です。

経営者の方は、従業員やその家族を守る義務があります。経費がかさむから、手続きが煩わしいからなどという理由は言語道断であり、経営者としては失格であると断言できます。

従業員を大切にすることが、経営成功の第一歩であることを知っておきましょう。

社会的信用度の向上を目指す

社会的信用度の向上を目指す

企業の市場価値資産価値だけが企業評価を高め、社会的信用度の獲得につながると考えてはいませんか?

社会的信用度の獲得のために必要なのは、社内外部からの揺るぎない信頼関係です。

市場価値や資産価値ばかりに意識を向けるだけでなく、取引先各自治体、そして経営の原動力となる従業員など、まずは身近な存在をないがしろにすることなく、それらとの関係性を高めなければなりません。

優秀な経営者の方々は、どんなに利益貢献度の低いクライアントであっても、ぞんざいに扱うことなく硬い信頼関係を維持する重要性を心得ているものです。

経営者が持つべき心得3つお伝えしました。

もしかすると、これをお読みなった経営者の方の中には“当たり前”の心得だとして、笑われるかもしれません。

しかし現実には、このような経営者としての“当たり前”の心得をもちあわせていない方が多く、経営破綻の目前になってようやく気づかれるケースもみられるのです。

経営の発展と事業の拡大、そして長期的な安定を維持するためにも、まずはこれらの“当たり前”の心得を意識してみてください。