事業性資金を借り入れるにあたって、「担保や保証人を用意しなければならない」と思っている人はいませんか?
確かに一部の融資ではそうした条件が求められることもありますが、法人が融資を受ける際、必ずしも担保や保証人が必要というわけではありません。
実際、今回ご紹介するビジネスローンは、原則として担保・保証人なしで利用できるものばかりです。中には、審査が比較的甘いとされるローンもあり、信用情報に不安がある(いわゆるブラック)方でも検討可能なケースも存在します。
また、担保を用意できる場合には、金利が低めに設定されるなど、より良い条件での借入が可能になることもあります。
ここでは、ビジネスローンをはじめとした事業性資金の借入と担保との関係について詳しく解説します。借入を検討している方は、条件に応じた選択肢を把握しておくとよいでしょう。
目次
ビジネスローンは無担保で利用可能
結論から言いますと、ビジネスローンの中には無担保で借入できるものもあります。
また場合によっては、保証人なしでも借り入れられるケースもあります。
無担保で審査もスピーディ
ビジネスローンの中には無担保でも貸付を行っている商品も少なくありません。
無担保なので、担保に入れる不動産などの審査も不要です。
よって有担保ローンと比較すると、審査もスピーディです。
無担保のビジネスローンの中には、最短即日融資に対応している商品もあるほどです。
急な出費が必要になった、売掛金など当初入ってくるはずだったお金が予定通りに入ってこないなどで支給資金の調達が必要になった場合などに重宝します。
個人事業主の場合保証人なしでも借り入れ可能
ビジネスローンは中小・零細の法人以外にも、個人事業主も貸し付け対象です。
法人の資金調達方法として、銀行融資を真っ先に思い浮かべる人も多いでしょう。
銀行融資の場合、担保や連帯保証人を提供するように求められる場合が多くなっています。
しかしビジネスローンの場合、担保・連帯保証人のいずれも用意する必要がない商品も少なくありません。
法人の場合代表者は連帯保証人になる
個人事業主の場合、連帯保証人なしでもビジネスローンの利用は可能です。
ただし法人がビジネスローンを利用する場合、代表者を連帯保証人にするよう求められる傾向があります。
この場合、もし法人が債務返済できなくなったら、連帯保証人である代表者が個人的に保有している財産から債権回収する形になります。
日本では中小企業を主な対象として、代表者保証が適用されています。
しかしこの流れも、近い将来変わる可能性もあります。
2023年4月に代表者保証の仕組みが見直されることになったからです。
金融業者が保証人を要求するにあたって、その理由を利用者に対して明示することが義務付けられたからです。
もし代表者保証を無条件で認めると、法人が倒産した場合代表者は自分の財産を取られることになり、代表者自身も破綻してしまうためです。
今後は将来性が期待でき、債権回収できる興産の高い法人には代表者保証不要で資金調達できるようになるかもしれません。
運営会社と無担保の関係
ビジネスローンを提供している企業を見ると、大きく2種類に分類できます。
1.銀行系
2.ノンバンク系
それぞれのビジネスローンを利用するにあたって、無担保で借入できるかどうかについてみていきます。
借入先を絞り込むにあたっての参考にしてください。
銀行系
銀行が独自の基準で貸し出すプロパー融資以外にも、ビジネスローンを提供しているところは結構あります。
銀行系のビジネスローンでは、プロパー融資の手法をそのまま採用しているケースも少なくありません。
銀行系のビジネスローンで原則無担保としている商品もあります。
しかしもし法人の信用が十分でないと判断された場合、貸付の条件として担保もしくは保証人を出すよう要求される場合も少なくありません。
一方ビジネスローンの取り扱い実績の豊富な金融機関であれば、これまでの豊富な審査のノウハウがあります。
よって法人の業績やこれまでの実績を詳細に分析して、無担保で貸し出しても債権回収できるわけです。
ただし無担保でビジネスローンを利用する場合、有担保よりも金利が高くなる可能性があることは理解しておきましょう。
ノンバンク系
信販会社や消費者金融など、金融機関以外のノンバンクでもビジネスローンを提供しているところはたくさんあります。
ノンバンクのビジネスローンは、無担保にて貸付を行っているところが多くなっています。
ノンバンクの場合、ビジネスローンの豊富な融資実績があるので巨大なデータベースを有しています。
このため個々の法人の貸付リスクを精密に出せます。
よって担保を取らなくても、ローリスクで貸付が行えるわけです。
無担保で担保の価値評価について考査する必要がないので、ノンバンクのビジネスローンは審査がスピーディです。
消費者金融中心で、最短即日融資に対応しているところも少なくありません。
ただし担保を取らずに貸付を行っているので、債権回収できなければ大きな損失を被るリスクもあります。
リスクマネジメントとして、金利は高めに設定される傾向があるので返済のことを考えると注意が必要です。
無担保ビジネスローンのメリット
ビジネスローンは無担保で融資実行している商品もあります。
無担保のビジネスローンを利用するメリットとして、主に以下のようなポイントが考えられます。
1.手続きを簡略化できる
2.審査がスピーディ
3.余計なコストがかからない
4.準備に手間がかからない
5.総量規制の対象外
具体的にどのようなところがメリットなのか、詳しく見ていきます。
手続きを簡略化できる
無担保のビジネスローンの場合、借入における手続きを簡略化できるのはメリットといえます。
もし担保ありの条件で融資を受ける場合、申し込んだ法人の信用力のほかに担保の価値に関する審査も実施しなければなりません。
さらに差し出された物件に対して、抵当権を設定する必要があります。
無担保であれば、担保に係る手続きの一切を省略できます。
このため、事務手続きにおける負担がかなり軽減できます。
審査がスピーディ
担保や保証人が必要な事業融資の場合、審査にどうしても時間がかかります。
担保になる物件の評価をしなければなりませんし、保証人にどの程度の信用力があるか検証する必要があるからです。
しかし無担保・保証人なしのビジネスローンでは、上で紹介した手続きを省けます。
その結果、審査にそれほど時間はかかりません。
銀行のプロパー融資の場合、担保や保証人を出すように求められるケースも少なくありません。
このため審査に1カ月以上かかることも決して珍しくありません。
一方ビジネスローンの場合、どんなにかかっても1週間から10日後には融資実行されるでしょう。
早ければ、即日融資に対応しているところもあります。
今すぐに現金が手元にないとまずい状況になるといった切迫した状況の時に、ビジネスローンは重宝する金融商品といえます。
余計なコストがかからない
不動産担保ローンの場合、金利のほかに諸費用がかかるので結構コスト負担が大きくなりがちです。
例えば不動産を担保に入れる場合には抵当権の登記手続きが必要になります。
この時一般的には司法書士に登記手続きを代行してもらうことになるので、司法書士への報酬が必要です。
プラス抵当権設定の手続き費用として、登録免許税も負担しなければなりません。
登録免許税は借入金額の0.4%かかります。
もし物件を抵当に入れて5,000万円借り入れる場合、0.4%の20万円が登録免許税として必要です。
無担保のビジネスローンであれば、これらの費用は一切かかりません。
結果的に返済負担を軽減する効果が期待できます。
準備に手間がかからない
通常融資を受ける場合、申込書のほかにいろいろと書類を準備しないといけません。
担保が必要な事業融資に申し込む場合、担保設定のために不動産に関する書類を用意しなければなりません。
具体的には固定資産評価証明書や不動産登記簿謄本、登記済み権利証、公図、地積測量図などが必要です。
しかし無担保のビジネスローンであれば、これら不動産関係の資料を用意する必要はありません。
商品によって若干異なりますが、本人確認書類と個人事業主なら確定申告書の控え、法人だと決算書などの収入や財務を証明できる書類を用意するだけです。
必要書類の数が少ない分、申し込みのための準備に時間を取られる心配がありません。
総量規制の対象外
ノンバンク系でもビジネスローンを提供しているところは少なくありません。
ノンバンクの場合、総量規制で借入額に制約が伴うのではないかと思う人もいるでしょう。
総量規制とは消費者金融などの貸金業者の貸付の規定です。
借入希望者の年収の1/3を超えて、貸付を行ってはならないという規定になります。
多重債務で返済不能に陥るのを防ぐための、消費者保護の観点で設けられました。
もし年収1,000万円の法人代表者であれば、333万円を超えた借入はできません。
ただし貸金業者であっても、ビジネスローンのような事業性資金は総量規制の対象外です。
これは個人事業主に対しても同様です。
しかし借入希望額が大きくなると、それだけ審査は厳しくなります。
総量規制の対象外でも審査で否決される恐れが出てくるので、必要な額だけ借り入れるようにしましょう。
無担保ビジネスローンのデメリット
無担保のビジネスローンは手続きも簡単で借りやすいメリットがある半面、デメリットもあります。
以下で紹介するデメリットが考えられるので、注意しなければなりません。
1.金利は高め
2.借入限度額は低め
どのような点がデメリットになりうるか、以下で詳しく解説します。
金利は高め
無担保のビジネスローンの場合、基本的に借り入れる側の信用だけを担保にして貸し出す形になります。
もし債務者が返済不可能になった場合、残債すべてが不良債権化してしまって金融業者は損失を被ることになります。
そこでリスクマネジメントとして、不動産担保ローンと比較して金利は高めに設定される傾向が見られます。
金利が高い分、利息を余計に支払わないといけません。
よって返済負担がどうしても大きくなりがちです。
日本貸金業協会では、貸金業界における各種月次統計資料を公表しています。
令和5年6月のデータによると、有担保貸付の平均約定金利は3.86%でした。
一方無担保貸付の場合、14.96%です。
無担保の方が5倍近く利率の高いことがわかります。
もし無担保のビジネスローンで借り入れた場合、返済期間をできるだけ短くすることです。
売上などの入金があれば、優先的にビジネスローンの返済に回してください。
借入限度額は低め
無担保の場合、もし債務者が返済不能になれば、債権回収のために差し押さえられるものが何もない状況です。
すると残債分をすべて損失として計上しなければなりません。
たくさんお金を貸し付ければ、不良債権化するリスクはどうしても高くなります。
そこで無担保の融資では、貸し出す金額を低めに抑制する傾向が見られます。
ビジネスローンの借入限度額を見てみると、大体300〜500万円を上限としている商品が多いものです。
ビジネスローンの中でも、比較的多額の融資に対応している商品も一部あります。
しかしそれでも、せいぜい1,000万円くらいが上限と思ってください。
設備投資など、時には何千万円や1億円近い融資を希望する法人もあるでしょう。
このような大口融資を希望する場合、1億円前後の融資に対応している有担保の銀行のプロパー融資などを検討しましょう。
ビジネスローン以外にも無担保で資金調達する方法を紹介
ビジネスローン以外にも無担保で法人が資金調達できる方法はあります。
主な資金調達手段として、以下の方法が挙げられます。
1.カードローン
2.フリーローン
3.ファクタリング
それぞれ具体的にどのような資金調達手段か、特徴について以下で見ていきます。
資金繰りに困った際には、自分たちの事情に合わせて以下の方法も活用してみるといいでしょう。
カードローン
もし運転資金で少額資金調達が必要な場合、カードローンの利用を検討するといいでしょう。
カードローンもビジネスローン同様、担保も保証人もつける必要はありません。
カードローンの中には法人用のものもあります。
審査の結果設定された借入限度額の枠内であれば、何度でも借り入れが可能です。
カードローンには個人向けの商品もたくさんあります。
個人向けのカードローンの場合資金用途は自由ですが、事業性資金には活用できないので注意しましょう。
フリーローン
フリーローンを提供しているところも少なくありません。
事業者向け、もしくは法人向けフリーローンを販売しているところがありますので、こちらを利用してみるといいでしょう。
事業性資金であれば、運転資金でも設備投資用の資金でも用途に制約はありません。
フリーローンを提供しているところは、銀行からノンバンクまで多岐にわたります。
金利を少しでも低く抑えたければ、銀行のフリーローンを利用するのがおすすめです。
ファクタリング
近年注目を集めている法人向けの資金調達方法として、ファクタリングが挙げられます。
ファクタリングとは、法人で抱えている売掛債権を売却することで現金を確保する手法です。
売掛金は現金化するまで1〜2カ月かかることが多くなっています。
しかし売掛金を回収する前に支払期日が発生して、一時的に資金ショートしてしまうこともあるでしょう。
ファクタリングは売掛先から現金回収するのを前倒しする形になります。
自分たちが抱えている売掛債権をファクタリング会社で買い取ってもらうことで、手持ち資金を増やす方法です。
あくまでも自分たちの持っている売掛債権を売却する形なので、借入ではありません。
よって現金化されたお金を後日ファクタリング会社に返済する必要はありません。
融資ではないので、担保を準備する必要もないわけです。
ファクタリングの場合、売掛債権が確実に回収できるかどうかが審査のポイントになります。
そこで売掛債権の価値が審査で重視されます。
このため、売掛先の法人の信用性が審査の可否を決めます。
もし自社の信用力が不十分でも、売掛先が実績のあるところなら現金化できる可能性が出てきます。
無担保ビジネスローンの選び方のポイント
無担保のビジネスローンは結構あります。
このため初めて利用する際に、どこに申し込めばいいか迷ってしまうでしょう。
そこでここでは、無担保ビジネスローンを選ぶにあたって比較すべきポイントについて紹介します。
比較すべきポイントとして主なものに、以下のような項目が挙げられます。
1.金利
2.融資上限額
3.申し込み条件
4.融資までのスピード
5.返済方法
6.来店の必要性
法人によって、以上の条件で優先すべき項目は違ってくるでしょう。
無担保ビジネスローンを借り入れる際に、上で紹介する項目で何を優先するか、まずは検討してください。
金利
無担保のビジネスローンは融資にリスクが伴います。
貸付先から債権回収できなければ、残債分すべてが損失になってしまうからです。
そこでリスクマネジメントとして、金利は高めに設定されがちです。
しかしビジネスローンの中で比較すると、金利は少しずつ異なります。
そこで少しでも金利の低いところで借り入れられれば、利息の支払いを少なくでき返済負担も軽減されます。
ビジネスローンの金利を見ると「○.○~○.○%」と金利に幅を持たせている商品がほとんどです。
通常初めて利用する際には、まだ返済能力に関して未知数なので上限金利かそれに近い利率が適用されます。
ですからビジネスローンを金利で比較する際には、上限金利がより低いところに申し込みましょう。
一般的な傾向として、銀行の方がノンバンクよりも金利は低く抑えられています。
金利優先でビジネスローンを探すなら、銀行系の中から探すのがおすすめです。
ただし金利の低いところは、それだけ無担保で貸し出せばリスクも大きくなります。
そこで審査を厳しくして、貸付先を厳選する傾向がある点も留意しましょう。
融資上限額
もしある程度まとまった金額を調達したければ、希望する融資額まで貸し出してもらえるビジネスローンかどうかチェックしましょう。
ビジネスローンのデメリットの部分で紹介しましたが、無担保なので融資上限額は銀行のプロパー融資などと比較して少なめに設定されがちです。
ただし個々の商品を見てみると、融資上限額はピンキリです。
300〜500万円といったところもあれば、一部1,000万円を超えるような融資にも対応している商品も見られます。
もし自分たちの融資希望額よりもビジネスローンの融資上限額が少なければ、不足分を別のところで調達しなければなりません。
複数のところに申し込む分、手続きも煩雑になります。
一度で申し込み手続きを済ませて、必要な金額を調達できるように融資上限額は必ずチェックしてください。
ただし運転資金が少し足りなくて、数万円から数十万円程度の借入であれば、どのビジネスローンでも調達できるはずです。
小口融資であれば、融資上限額はあまり意識しなくてもいいでしょう。
申し込み条件
ビジネスローンによって、申し込み可能な対象が変わってきます。
もし申し込み対象外であれば、申し込み手続きをしても融資は原則受けられません。
手続きにかかった時間が無駄になるだけなので、商品概要などで申し込み条件をチェックして、自分が該当しているか確認しましょう。
特に起業間もない法人の場合、条件を確認したほうがいいでしょう。
ビジネスローンの申し込み条件を見ると、「事業開始から2年以上」などある程度の業績を有する法人対象に貸し付け事業を行っているところも少なくないからです。
一方で起業して間もない法人で申し込めるビジネスローンもあります。
業歴は必要書類の欄でも確認可能です。
直近何期分の決算書類が必要かで、業歴の申し込み条件がわかります。
また個人事業主には貸付を行っていないビジネスローンもあります。
個人事業主が借入を希望する場合、自分が対象になっているかどうか申し込む前に確認しておきましょう。
融資までのスピード
今すぐにお金が必要という切迫した事態であれば、融資までのスピードを最優先でビジネスローンを選ぶといいでしょう。
無担保ビジネスローンの中には、最短即日融資を売りにしている商品も見られます。
緊急事態で融資を希望する場合には重宝するはずです。
もし即日融資を希望するのであれば、ノンバンク系のビジネスローンがおすすめです。
特に消費者金融で即日融資に対応している商品が多いので、消費者金融の中から候補を絞り込みましょう。
ただし融資の早いビジネスローンは、中でも金利は高めに設定されている商品が多いものです。
18%近く、利息制限法の上限ギリギリに設定されているビジネスローンもあるので必要最小限の額を借り入れましょう。
そして入金されたら、できるだけ早めに返済して利息の支払い額を押さえましょう。
即日融資の場合、借入は銀行振り込みによって実行される商品がほとんどです。
ということは銀行の営業時間内に融資の事務手続きが完了していないと、即日融資は無理です。
銀行は平日15時になると閉まるので、振込手続きや審査の時間を考慮すると正午までには申し込み手続きは終わらせておきたいところです。
さらに最初に申し込んだところで融資が認められない事態も十分想定できます。
そうなるとまた別の金融業者で一から申し込まなければなりません。
このようなタイムロスも想定すると、午前中のできるだけ早い時間帯に申し込み手続きを済ませておきましょう。
返済方法
返済方法をいろいろと用意しているビジネスローンであれば、お金ができた時こまめに返済できます。
よってビジネスローンを比較する際にはどんな返済方法がラインナップされているか、金融業者のホームページなどで確認しておくといいでしょう。
一般的に返済方法として、来店して返済する以外にもATMや銀行振り込みなどの方法が考えられます。
ATMは自店以外にも、金融機関やコンビニと提携して、こちらのATMも利用できるような業者もあります。
いろいろなATMが利用できれば、仕事の行き帰りや営業回りしているついでにお金を返済できます。
おすすめなのは、皆さんの口座からの自動引き落としによる返済です。
金融業者が引き落としてくれるので、自分で手続きする必要がありません。
ただし返済期日までに一定額、銀行口座に入れておかないと引き落としできなくなるので注意してください。
また近年では、ネットバンキングにて返済できるようなビジネスローンも出てきています。
ネットバンキングの場合、基本的に24時間・365日いつでも手続きできます。
しかもパソコンやスマホの操作で返済できるので、来店する必要もなく利便性が高くなっています。
ネットバンクを利用しているのなら、ネットバンキングで返済できるところで候補を絞り込んでみるのも一考です。
来店の必要性
ビジネスローンに申し込むにあたって、来店が必要かどうかもチェックしておきましょう。
とくに本業が忙しくて、なかなかお店に足を運べない法人代表者はチェックしておきたい項目です。
最近では多くのビジネスローンで、Webから申し込めるようになりつつあります。
しかし申し込み手続きそのものはWeb完結しても、審査通過して契約する際には来店しないといけない商品も多くあります。
申し込みから融資を受けるまで、来店する必要がないかホームページなどで確認しておきましょう。
契約する際に来店のほかにも、郵送で手続きできるような商品も見られます。
郵送であれば、確かに来店する必要はないかもしれません。
しかし郵送でのやり取りになると、審査通過しても実際にビジネスローンが利用できるまで郵便のやり取りで数日かかってしまうこともあり得ます。
さらにもし書類に不備があれば、再度郵送しなければなりません。
その分さらに手続きに時間がかかってしまいます。
したがって、少しでも早く資金調達したければ郵送のやり取りで契約手続きを進めるのはあまりお勧めできません。
おすすめなビジネスローン会社比較表
法人や個人事業主がビジネスローンを利用して資金調達を行う際には、さまざまな金融会社のサービスを比較検討することが重要です。
各社ごとに取り扱うローンの条件やサポート体制などに違いがあるため、自社の状況や資金ニーズに合ったローン商品を選ぶことがポイントとなります。
ここでは、幅広いニーズに対応しているビジネスローン提供会社をいくつかご紹介しますので、検討材料のひとつとして参考にしてください。
業者名 | 融資対象 | 金利 | 入金スピード | 融資限度額 |
---|---|---|---|---|
アクトウィル | 法人 | 7.5%~15% | 最短即日 | 最大1億円 |
AGビジネスサポート | 法人・個人事業主 | 3.1%~18% | 最短即日 | 1000万円 |
ファンドワン | 法人 | 2.5%~18% | 最短即日 | 1億円 |
デイリーキャッシング | 法人・個人 | 5.2%~18% | 最短即日 | 8000万円 |
株式会社オージェイ | 法人・個人 | 9.5%~18% | 最短即日 | 1億円 |
おすすめのビジネスローン会社概要
アクトウィル
アクトウィル株式会社は、法人向けの事業者金融です。申込は電話かメールでメールだと24時間受付しています。
必要書類はFAXで提出でき、最短即日で審査可能です。アクトウィルは低金利と大口融資が可能で、実質年率7.5%~15%と比較的低い金利で融資が受けられます。また、最大1億円の融資が受けられるため、まとまった資金の調達をしたい企業におすすめです。融資は法人契約の為ため、代表者の連帯保証のみで第三者による保証人や不動産担保は不要です。メールでの相談やお問い合わせは24時間受付してますので、営業時間外でも問い合わせられます。
区分 | ノンバンク |
---|---|
融資限度額 | 1億円 |
金利 | 7.5%~15% |
審査日数 | 最短即日 |
入金スピード | 最短即日 |
担保・保証人 | 不要 |
対象エリア | 全国 |
会社名 | アクトウィル株式会社 |
---|---|
登録番号 | 東京都知事(4)第31521号 |
住所 | 〒160-0022 東京都豊島区東池袋3-11-9 |
電話番号 | 03-5944-9168 |
FAX番号 | 03-5944-9169 |
営業時間 | 平日9:00~20:00 |
AGビジネスサポート
AGビジネスサポートは、企業の成長を支援するためのビジネスローンを提供しています。AGビジネスサポートのビジネスローンは、資金調達のニーズに応じて柔軟に対応し、迅速な審査と融資を実現します。特に、中小企業やスタートアップ企業にとって、資金繰りは重要な課題です。AGビジネスサポートでは、経営者の皆様が抱える資金の悩みを解消し、事業の発展をサポートすることを使命としています。
AGビジネスサポートのビジネスローンは、用途に応じた多様なプランを用意しており、設備投資や運転資金、さらには新規事業の立ち上げ資金など、さまざまなニーズに対応可能です。審査基準も柔軟で、過去の実績や信用情報だけでなく、将来のビジョンや事業計画を重視した評価を行います。これにより、資金調達が難しいとされる企業でも、安心してご相談いただけます。さらに、AGビジネスサポートでは、専門のスタッフが個別にサポートを行い、最適なプランをご提案します。お客様のビジネスの特性や成長段階に応じたアドバイスを行い、資金調達のプロセスをスムーズに進めるお手伝いをしてくれます。
区分 | ノンバンク |
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融資限度額 | 1000万円 |
金利 | 3.1%~18% |
審査日数 | 最短即日 |
入金スピード | 最短即日 |
担保・保証人 | 不要 |
対象エリア | 全国 |
会社名 | AGビジネスサポート株式会社 |
---|---|
登録番号 | 関東財務局長(8)第01262号 日本貸金業協会会員第001208号 |
住所 | 東京都港区芝2丁目31-19 |
電話番号 | 0120-027-120 |
FAX番号 | |
営業時間 | 平日9:30~18:00 |
ファンドワン
ファンドワン株式会社は、東京都豊島区南大塚に本社を構える、事業者向け金融サービスを提供する企業です。2020年1月に設立され、資本金5,000万円を基盤に事業を展開しています。同社は、全国の事業主に対し、迅速かつ柔軟な与信判断と安心の金利帯で資金調達を支援しています。
提供するサービスには、無担保の事業者ローンや、不動産・売掛債権を担保としたローン、車担保融資、介護・診療報酬担保融資など、多様な商品が含まれています。最短40分のスピード審査や、最大1億円の大型融資が可能である点が特長で、赤字決算や税金・社会保険料に課題を抱える事業主にも柔軟に対応しています。
ファンドワン株式会社は、単なる資金提供に留まらず、中小企業の成長を支援し、地域社会や日本経済全体の活性化に貢献することを使命としています。これまで、経営難に直面した多くの企業の資金繰りや経営再建をサポートしてきました。同社は、経験豊富なスタッフが最適なプランを提案し、事業主とともに成長を目指すパートナーとして信頼されています。
区分 | ノンバンク |
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融資限度額 | 1億円 |
金利 | 2.5%~18% |
審査日数 | 最短即日 |
入金スピード | 最短即日 |
担保・保証人 | 不要 |
対象エリア | 全国 |
会社名 | ファンドワン株式会社 |
---|---|
登録番号 | 東京都知事(2)第31816号 |
住所 | 〒170-0005 東京都豊島区南大塚二丁目39-11 ヒサビル6階 |
電話番号 | 03-5395-8888 |
FAX番号 | 03-5395-8800 |
営業時間 | 平日9:00~18:00 |
デイリーキャッシング
株式会社デイリープランニングは、個人のお客様から法人のお客様まで幅広いニーズに対応したローンサービスを提供している企業です。主に「フリーローン」「おまとめローン」「不動産担保ローン」「ビジネスローン」を取り扱い、それぞれの状況に最適な融資プランを提案しています。
同社のサービスは、全国どこからでも利用可能で、急な資金需要に柔軟に対応します。特に、急な出費や資金繰りの困難を抱える方々に、迅速かつ確実な融資の手続きを提供し、お客様の生活やビジネスを支えています。
さらに、デイリープランニングでは、融資の申し込みが簡単で、インターネットや電話、店舗での手続きもスムーズ。お客様一人ひとりの状況に合わせた親身な対応を心掛け、信頼性の高いサービスを提供しています。
区分 | ノンバンク |
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融資限度額 | 8000万円 |
金利 | 5.2%~18% |
審査日数 | 最短即日 |
入金スピード | 最短即日 |
担保・保証人 | 不要 |
対象エリア | 全国 |
会社名 | 株式会社デイリープランニング |
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登録番号 | 東京都知事(3)第31698号 |
住所 | 〒110-0015 東京都台東区東上野1-7-12徳永ビル4階401号 |
電話番号 | 03-6284-3674 |
FAX番号 | 03-6284-3675 |
営業時間 | 平日9:00~18:00 |
株式会社オージェイ
株式会社オージェイは、法人向けに多彩な融資サービスを提供する企業で、事業資金の調達をサポートします。提供する融資メニューには、無担保融資、手形割引融資、不動産担保融資、動産担保融資、ファクタリング、診療報酬担保融資などがあり、さまざまな事業ニーズに柔軟に対応しています。
同社は、急な資金調達が求められる場面でも迅速に対応できる体制を整えており、審査もスピーディで信頼性の高いサービスを提供しています。また、日本貸金業協会に加盟しており、法的にも安心して利用できることが保障されています。中小企業や個人事業主など、資金繰りに困っている事業者に対して、親身なサポートを行い、ビジネスの安定と成長を支援しています
さらに、オンラインで簡単に申し込めるため、全国どこからでも迅速で効率的な資金調達が可能です。
区分 | ノンバンク |
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融資限度額 | 1億円 |
金利 | 9.5%~18% |
審査日数 | 最短即日 |
入金スピード | 最短即日 |
担保・保証人 | 不要 |
対象エリア | 全国 |
会社名 | 株式会社オージェイ |
---|---|
登録番号 | 東京都知事(4)第31549号 |
住所 | 東京都中野区中央1-32-5 青光堂ビル3F |
電話番号 | 03-5332-3833 |
FAX番号 | 03-5322-3834 |
営業時間 | 平日10:00~15:00 |