銀行の融資は、会社を経営していくうえで非常によく利用される資金調達の方法です。特に、設備投資や運転資金の確保など、事業を継続・拡大する場面では欠かせない存在といえるでしょう。例えば、三菱UFJ銀行をはじめとした金融機関では、さまざまな融資商品が用意されており、事業者の状況に応じた資金調達が可能となっています。
ただし、銀行融資を利用する場合には、あらかじめ定められた返済方法に従って、毎月返済を続けていく必要があります。そのため、資金繰りの状況によっては、月々の返済が負担となり、経営を圧迫してしまうケースも少なくありません。最近では、インターネット上で返済額のシュミレーションを行い、将来的な資金計画を立てることも一般的になってきています。
また、キャッシュレス決済の普及により、PayPayなどを通じて売上を管理している事業者も増えており、資金の流れをより細かく把握できるようになっています。しかし、それでも売上の変動や予期しない支出によって、返済が難しくなる可能性はゼロではありません。
では、実際に銀行融資の返済ができなくなってしまった場合、どのようなことが起こるのでしょうか。また、その際にはどのような対応策が考えられるのでしょうか。本記事では、銀行融資の返済が困難になったときに起こり得る状況や、考えられる対処法について、さまざまな観点から解説していきます。
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目次
銀行融資が返済できないとどうなる?
銀行の融資は、原則として毎月決められた返済日に返済していく必要があるため、返済ができないという状況は何としてでも避けたいところです。多くの場合、契約時には返済額や金利、返済期間などの条件が定められており、指定された期日までに返済を行うことが前提となります。
しかし、資金繰りの悪化などによって返済が難しくなり、延滞が発生してしまうケースもゼロではありません。売上の減少や予期しない支出が続くと、当初は問題なく返済できていたとしても、徐々に資金繰りが厳しくなってしまうことがあります。特に、事業資金の多くを借入に依存している企業の場合、返済負担が経営に大きく影響することもあるでしょう。
こうした状況に陥った場合でも、金融機関が返済計画の見直しなどの支援を行うことがあり、事業の再建に向けた対応を検討できる可能性があります。ただし、その前提として、返済が滞った場合にどのようなことが起こるのかを理解しておくことが大切です。事前に流れを知っておくことで、万が一返済できない状況になったときでも、慌てず冷静に対応しやすくなるでしょう。
銀行融資が返済できない時に起こりうる事を以下にまとめます。
・支払督促
・遅延損害金の発生
・保証会社からの請求
・債権回収会社からの連絡
・担保の回収
・連帯保証人への返済催促
・事業の継続不能
ここでは、起こりうることを一つ一つ解説していきましょう。
支払督促
まず、最初に支払督促を受けるという事態になります。銀行からの連絡は、電話や書面などさまざまな方法で行われ、契約内容を踏まえたうえで早めの返済を求められることになります。融資は現金を借り入れている以上、定められた期日までに返済する義務があるため、金融機関としても状況の確認と返済の催促を行うことになります。
この段階では、返済の遅れによって金利とは別に遅延損害金が発生する可能性があることなど、契約内容に関する説明が改めて行われることもあります。基本的にはこの支払督促そのものに法的な強制力はありませんが、無視し続けてしまうと遅延損害金が膨らんでいくだけでなく、信用情報に影響が出るなど大きなデメリットが生じる可能性があります。
そのため、支払督促を受けた場合には放置するのではなく、できるだけ早い段階で金融機関と連絡を取り、状況を説明したうえで対応を検討することが重要です。
遅延損害金の発生
遅延損害金は返済が遅れると発生するものであり、その条件については契約時の書面などであらかじめ知らされています。金融機関ごとに設定は異なりますが、一般的には年利14~20%程度の範囲で定められているケースが多く、契約内容の具体的な条件は各金融機関の規定や資料の一覧などで確認することができます。
遅延損害金は通常の返済額とは別に支払う必要があるため、資金繰りが厳しい状況では大きな費用負担となります。本来、融資は事業の拡大や安定した経営によって利益を生み出すための資金ですが、返済が滞るとその負担が経営を圧迫してしまう可能性があります。
また、これまでの返済状況や取引の実績によっては金融機関との関係にも影響が出ることがあり、今後の融資取引や資金調達にも影響が及ぶ可能性があります。そのため、遅延損害金が発生する状況はできる限り避けることが重要といえるでしょう。
保証会社からの請求
新たな債権者となった保証会社がコンタクトを取ってくるパターンも想定されます。信用保証協会のように、金融機関の融資に対して保証を提供する機関を利用している場合、返済が困難になった際には保証会社が決められた手順に従って銀行へ代位弁済を行います。これにより債権は銀行から保証会社へ移り、その後は銀行ではなく保証会社と返済について話し合いを進めていくことになります。
信用保証協会は、中小企業の資金調達を支える役割を持っており、返済が難しくなった事業者に対しても、状況に応じたさまざまな対応を検討することがあります。たとえば、事業の状況や資金の流れ、現在の支出などを確認しながら、無理のない返済方法を話し合うことになります。銀行の返済条件が比較的高い負担となっていた場合でも、事業者の返済能力や今後の見通しを踏まえて、現実的な返済額を設定するケースもあります。
このような話し合いでは、事業を継続していくための経営の力や、今後の資金繰りについても確認されることが多く、借入金の完済を目指すために複数回の協議が行われることも少なくありません。事業者と保証会社が状況を共有しながら、現実的な返済計画を立てていくことが重要になります。
債権回収会社からの連絡
融資金の回収が難しくなった場合には、債権回収会社がコンタクトを取ってくるケースがあります。債権回収会社とは、法務大臣から営業許可を受けた債権回収業務の**専門家**ともいえる存在であり、金融機関などの機関から委託を受けて債権回収を行う業者を指します。
こうした会社は、債権の回収業務を専門としており、銀行などから債権の回収を依頼されたり、場合によっては債権そのものを売却という形で引き継いだりすることもあります。債権回収会社からの連絡は、電話や書面などによる督促の形で行われることが一般的で、法的に定められた手順に沿って回収作業が進められます。
もし支払いが難しい状況であれば、放置するのではなく、早めに対応を検討することが重要です。場合によっては弁護士などの専門家に相談したり、返済条件の見直しとしてリスケジュールを検討したりすることも一つの方法です。債権回収会社から連絡が来る段階は、すでに状況が進んでいるケースが多いため、早めに対応を考える必要があるでしょう。
担保の回収
融資を受ける際に担保を設定している場合、返済が滞ると抵当権が実行されてしまう可能性があります。担保には不動産や債券などさまざまな**種類**があり、これらを担保としている場合には、最終的にそれらの資産を失うことにつながることもあります。
こうした手続きは金融機関が一方的に進めるのではなく、契約内容や返済状況などを確認しながら進められますが、返済が長期間滞ってしまうと対応は厳しくなります。担保を提供している場合は、返済が困難になった段階で早めに金融機関へ相談し、返済計画の見直しなどによって負担の軽減を図ることが重要です。
なお、無担保での融資であっても返済を滞納すると、一般的には滞納から90日前後を目安として、裁判所から一括返済を求める通告が届く場合があります。その後も対応しない場合には、財産の差し押さえなどの手続きに進むことがあり、より大きな問題へ発展してしまう可能性があります。
連帯保証人への返済催促
連帯保証人に請求が行くケースも少なくありません。単なる保証人ではなく連帯保証人である場合、債務者とほぼ同じ責任を負うことになるため、返済が**遅れ**ると保証人にも大きな影響が及びます。この仕組みについては、あらかじめ十分な知識を持っておくことが重要です。
一般的には、滞納期間が60日を超えると連帯保証人へ連絡が入る可能性があり、その後も滞納が続いて90日を超えると、一括での返済を求める通知が届くこともあります。また、返済の遅れが続くことで、信用情報機関に記録される可能性があり、今後の融資や各種金融サービスの利用に影響が出る場合もあります。
さらに、返済の遅れが長引くほど負担が増加してしまうこともあるため、問題が大きくなる前に早期に金融機関へ相談し、対応を検討することが大切です。家族や友人などを連帯保証人に立てている場合には、金銭面だけでなく人間関係にも影響を与える可能性が高まるため、特に慎重な対応が求められます。
事業の継続不能
銀行融資が返済できないという状況になると、事業が継続できなくなってしまうという事態も十分にあり得ます。銀行からの借り入れは、主に運転資金や設備資金として活用されることが多く、それが返済できなくなると資金繰りが一気に厳しくなります。資金の流れが悪化して続く場合には、事業の維持そのものが難しくなる可能性もあります。
また、売上が減少して資金が不足すると、日々の支払いに充てる手元資金が不足してしまい、事業活動に大きな影響が出てしまいます。経営状況が悪化した場合には、破産手続や特別清算手続などの法的手続きにつながる恐れもあり、最終的に事業継続が不可能になるケースも考えられます。
ただし、状況によっては専門家と相談した上で、債務の整理方法を検討することもあります。たとえば任意整理などの方法を選択するかどうかは、経営状況や返済可能性を踏まえたうえで慎重に判断する必要があります。返済が難しい状況になったなら、できるだけ早い段階で対応を検討することが重要といえるでしょう。
返済できないほど経営状態が悪化した場合には、最終的に倒産という可能性もあるという点は、あらかじめ理解しておく必要があります。
銀行融資が返済できない時の原因
銀行の融資は高額な事もあり、返済期間が数年間に渡る事も少なくありません。借り入れの当初は順調に返済できても、何らかの原因で返済が滞ってしまう場合もあるのです。その原因として考えられるのは、以下のモノがよく挙げられます。
・どんぶり勘定による経営
・市場・経済状況の変化
・事業の失敗
・取引先の倒産
・自転車操業・多重債務
どんぶり勘定による経営
どんぶり勘定で経営を進めていると、銀行融資の返済ができないという状況に陥ってしまう可能性があります。事業を安定して続けるためには、資金の流れを正確に把握することが重要です。仕入れや在庫の管理、売掛金を回収して現金化するタイミングなどをしっかりと管理し、資金繰りの状況を把握しておく必要があります。
本来、融資は事業を成長させるという目的で利用するものですが、資金管理が甘い状態ではその効果を十分に発揮できません。資金管理の意識が低いまま経営を行っていると、必要なタイミングで資金の状況を取るべき対策も遅れてしまいます。
実際に、資金の流れを細かく把握していないことが原因で、月々の返済が後回しになり、結果として返済ができない状況に陥ってしまうケースも少なくありません。そのため、日々の資金管理を徹底し、経営状況を正確に把握しておくことが重要といえるでしょう。
市場・経済状況の変化
銀行の融資は、場合によっては10年単位の返済期間が設定されていることがあります。そのため、その間に市場や経済状況が変化してしまい、返済が滞ってしまうケースも少なくありません。企業はさまざまな外部要因の影響を受ける対象であり、その変化が経営に大きな影響を及ぼしてしまうこともあります。
例えば、急激な円安によって仕入れ価格が上昇し、想定以上の経費が発生してしまう場合があります。このような状況が複数重なると、当初の資金計画通りに返済を進めることが難しくなり、「予定通りに返せない」という事態につながる可能性もあります。
また、金融機関へ資金計画や経営状況の資料を提出する場面では、こうした外部環境の変化がどのように影響しているのかを説明することも重要になります。状況によっては、資金繰りの改善や事業再生に向けた対応を検討する必要が出てくることもあるでしょう。
事業の失敗
事業の失敗は、銀行融資が返済できない状況に陥る理由として最も多いものの一つといえるでしょう。事業者にとって、事業が思うように進まなくなるリスクは常に存在しています。売上が伸びなかったり想定外の支出が発生したりすると、資金繰りが厳しくなり、お金の流れが悪化してしまいます。その結果、毎月の返済負担が重くなり、返済が難しくなることがあります。
銀行側も融資を行う前には事業内容や将来性などについて審査を行い、リスクの有無を確認しています。しかし、どれだけ慎重に審査を行っても、実際の経営環境の変化や市場の動きによって、予想外の事業の失敗が起こる可能性は否定できません。
このような状況に備えるためには、経営状況を定期的に確認し、必要に応じて専門家による経営診断を受けることも一つの方法です。また、資金繰りが厳しくなる前に利用できる制度として、国や自治体の補助金などを活用することも検討される場合があります。
万が一、事業が大きく悪化した場合には、保有している財産の整理や資金計画の見直しなどを行う必要が出てくることもあります。状況に応じて適切な対応を取ることが重要であり、早めに情報収集を行うこともおすすめといえるでしょう。
取引先の倒産
自社の事業が失敗していなくても、取引先が倒産してしまうと、本来入ってくるはずだった収入が突然途絶えてしまうことがあります。こうした事態が起こると、請求済みの売掛金が回収できなくなり、事業自体は順調であったにもかかわらず資金不足に陥るケースも少なくありません。
売掛債権が回収不能となると、企業のキャッシュフローに大きな影響を与えます。本来は事業運営や銀行融資の返済に充てる予定だった資金が不足し、資金繰りが急激に悪化してしまう可能性があります。こうした状況が続くと、最悪の場合には資産を手放す必要が出てきたり、状況によっては競売などの手続きに発展してしまう恐れもあります。
そのため、取引先の経営状況を把握するための与信管理を定期的に行うことが重要です。例えば、決算書などの資料を確認するなどして経営状態を把握しておくことが、リスク管理につながります。また、万が一の事態に備えて、銀行融資の返済に充てる資金を当面確保できるような資産を保有しておくことも大切といえるでしょう。
自転車操業・多重債務
自転車操業や多重債務は、銀行融資を返済できなくなる大きな要因の一つです。自転車操業は、資金の出入りのタイミングに依存する不安定な経営状態であり、一歩タイミングを間違えるとあっという間に財務状況が悪化してしまう危険性があります。売掛金の割引などによって資金を確保し、その資金を運転資金に回すということを繰り返していると、資金繰りに余裕がなくなり、返済が遅延してしまうリスクが高まります。こうした状態を避けるためには、資金管理の基礎をしっかりと理解し、安定したキャッシュフローを意識した経営を行うことが重要です。
また、多重債務というのは銀行融資において非常にリスクの高い状態とされています。すでに借りている借入金の返済のために、別の金融機関や業者から新たに融資を受けて返済するという状況は、銀行側から見ても信用面での不安が大きくなります。金融機関との取引においては、借入状況を正確に説明することが求められる場合もあり、資金繰りの透明性が重要になります。
さらに、借入が増えるほど利息の支払いも増え、結果として借金総額が雪だるま式に膨らんでしまう可能性があります。そのまま状況が悪化すると、返済ができなくなり、最終的には差し押さえなどの法的措置に発展するケースも考えられます。金融機関に相談することで、返済の猶予や条件の見直しが検討される場合もあるため、状況が深刻になる前に適切な行動を取ることが大切です。
銀行融資が返済できない時の対処法
銀行の融資が返済できないという状況になってしまった時には、一体どうしたらいいのでしょう。実は銀行融資が返済できなくなった時には、様々な対処法が存在しています。銀行からの借り入れをする前に、こうした事を知っておくと、いざという時に焦る事なく対応できます。銀行融資が返済できない時の対処法には、以下のモノがあります。
・リスケの要請
・追加融資の相談
・他社からの借り換え
・キャッシング
リスケジューリングの要請
リスケジューリングは、返済期限や月々の返済金額などの条件を見直すことを意味します。例えば返済期限を延ばし、資金が確保できるまで待ってもらうといった対応が行われる場合があります。また、月々の返済額を小さくすることで、返済遅延を防ぐように調整することもあります。
銀行から融資を受けた資金は、設備や事業拡大などの投資に使われていることも多く、その返済額がいくらであれば現実的に支払えるのかを改めて計算し直すことが重要になります。返済額を見直すことで、利息の支払い期間が長くなり、最終的な返済総額が増える可能性もありますが、資金繰りを安定させるための手段として検討されることがあります。
リスケジューリングは金融機関が強制的に行うものではなく、あくまで返済が難しい状況になった際に相談を行ったうえで検討される対応です。資金繰りが厳しくなった場合には、状況が悪化する前に相談することが大切であり、無理のない返済計画を立てることができる限り早めに行動することが重要といえるでしょう。
追加融資の相談
追加融資の相談も、有効な解決方法の一つといえるでしょう。リスケジューリングに応じてもらえない場合でも、追加融資という形で対応してくれる銀行があることも少なくありません。銀行側にとっては、融資した資金の回収ができなくなることが最も避けたい状況であるため、返済計画に大きな問題がなければ、追加の資金を提供して返済を継続してもらうという選択を取る場合もあります。
例えば、一時的な資金不足が原因で返済が難しくなっている場合には、追加融資によって資金不足を補いながら返済を続けることが可能になることがあります。この場合、元金の返済を続けながら事業の立て直しを図ることができるため、資金繰りの改善につながる可能性があります。
また、事業悪化の原因が一時的なものであり、売上の回復や売掛債権の現金化などによって今後の返済見込みがあると判断されれば、追加融資に応じてもらえる可能性は高まります。企業の運営会社としての経営状況や今後の事業計画を整理し、金融機関に説明することが重要になります。
金融機関によって判断基準は異なりますが、資金計画や事業計画を明確に示すことができれば、事業再建の成功につながる可能性もあります。銀行の公式ホームページなどで融資制度を確認しながら、状況に応じて相談することも検討してみるとよいでしょう。
他社からの借り換え
他社への借り換えは、銀行融資の返済が厳しくなった場合に検討される現実的な方法の一つです。この方法は、別の銀行から債務額を全額借り入れ、その資金で現在の融資先へ一括返済を行うという仕組みです。その後は、新たに借り入れた銀行と相談しながら、現在の財務状況に合った返済計画を立てて返済していく流れになります。
借り換えを検討する際には、現在の借入状況や資金繰りについての詳細を整理し、金融機関に説明できるようにしておくことが重要です。新たに融資を行う銀行は、その情報をもとに審査を行い、返済計画の作成や条件の見直しを検討します。審査に通ることができれ、比較的スムーズに借り換えが進むケースもあります。
また、借り換えによって返済条件が改善される場合には、毎月の返済負担を抑えることができる可能性もあります。ただし、状況によっては信用を喪失するような事態を避けるためにも、返済が難しくなる前に相談することが大切です。返済条件や金利が以前より低くなるケースもあるため、いつのタイミングで借り換えを検討するかという点も重要な判断材料になるでしょう。
キャッシング
キャッシングは、他の金融機関から資金を借りて返済金を用意する方法の一つです。例えば、月々の返済の目途が立たず、20万円不足している場合に、その不足分を消費者金融などから借り入れて返済額に充てるという形になります。銀行融資とは異なる金融サービスを利用して一時的に資金を補う方法といえるでしょう。
ただし、この方法は一般的な資金繰りの対策とは言い難く、あくまで数ある対処方法の一つに過ぎません。キャッシングは手数料や金利が比較的高いことが多く、長期的に利用してしまうと返済負担が大きくなる可能性があります。そのため、資金繰りの問題が深刻な状態になっていることを示すケースも少なくありません。
また、金融機関によっては、銀行融資の返済にキャッシング資金を充てることを望ましい対応として認めていない場合もあります。そのため、この方法はあくまで最終的な手段の一つとして考え、安易に繰り返し利用しないことが重要といえるでしょう。
おすすめのノンバンク業者比較表一覧
銀行融資の返済が厳しい場合でも、即日対応が可能なノンバンクのビジネスローンを利用することで、一時的な資金調達ができる場合があります。売上の変動や取引先の支払いタイミングに左右される事業でも、スピーディーに資金を確保できれば、運転資金や仕入れ費用を安定してまかなうことにつながります。
特に、無担保で低金利のプランを選べば、余計な負担を抑えながら安心して融資を利用できるのが大きなメリットです。ただし、返済期間が短い場合や金利以外の手数料など、契約前に確認すべきポイントもあります。
複数のノンバンクや金融機関を比較し、自社の資金繰りや事業規模に合ったプランを見極めることが重要です。各社の特徴を把握して慎重に検討すれば、銀行融資の審査に通らない場合でも、有利な条件で即日融資を受けることができます。
| 業者名 | 融資対象 | 金利 | 入金スピード | 融資限度額 |
|---|---|---|---|---|
| アクトウィル | 法人 | 7.5%~15% | 最短即日 | 最大1億円 |
| AGビジネスサポート | 法人・個人事業主 | 3.1%~18% | 最短即日 | 1000万円 |
| セゾンファンデックス | 法人・個人 | 6.5%~17.8% | 最短即日 | 500万円 |
| アコム | 法人・個人 | 3.0%~18.0% | 最短即日 | 800万円 |
| デイリーキャッシング | 法人・個人 | 5.2%~18% | 最短即日 | 8000万円 |
| 株式会社オージェイ | 法人・個人 | 9.5%~18% | 最短即日 | 1億円 |
| ファンドワン | 法人 | 2.5%~18% | 最短即日 | 1億円 |
| Carent | 法人 | 7.8%~15% | 最短即日 | 500万円 |
| プロミス | 個人 | 6.3%~17.8% | 最短即日 | 300万円 |
アクトウィル

アクトウィル株式会社は、法人向けの事業者金融です。申込は電話かメールでメールだと24時間受付しています。
必要書類はFAXで提出でき、最短即日で審査可能です。アクトウィルは低金利と大口融資が可能で、実質年率7.5%~15%と比較的低い金利で融資が受けられます。また、最大1億円の融資が受けられるため、まとまった資金の調達をしたい企業におすすめです。融資は法人契約の為ため、代表者の連帯保証のみで第三者による保証人や不動産担保は不要です。メールでの相談やお問い合わせは24時間受付してますので、営業時間外でも問い合わせられます。
| 区分 | ノンバンク |
|---|---|
| 融資限度額 | 1億円 |
| 金利 | 7.5%~15% |
| 審査日数 | 最短即日 |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 担保・保証人 | 不要 |
| 対象エリア | 全国 |
| 会社名 | アクトウィル株式会社 |
|---|---|
| 登録番号 | 東京都知事(4)第31521号 |
| 住所 | 〒160-0022 東京都豊島区東池袋3-11-9 |
| 電話番号 | 03-5944-9168 |
| FAX番号 | 03-5944-9169 |
| 営業時間 | 平日9:00~20:00 |
AGビジネスサポート

AGビジネスサポートは、企業の成長を支援するためのビジネスローンを提供しています。AGビジネスサポートのビジネスローンは、資金調達のニーズに応じて柔軟に対応し、迅速な審査と融資を実現します。特に、中小企業やスタートアップ企業にとって、資金繰りは重要な課題です。AGビジネスサポートでは、経営者の皆様が抱える資金の悩みを解消し、事業の発展をサポートすることを使命としています。
また、アイフルビジネスファイナンスはAGビジネスサポートに変わりました。
AGビジネスサポートのビジネスローンは、用途に応じた多様なプランを用意しており、設備投資や運転資金、さらには新規事業の立ち上げ資金など、さまざまなニーズに対応可能です。審査基準も柔軟で、過去の実績や信用情報だけでなく、将来のビジョンや事業計画を重視した評価を行います。これにより、資金調達が難しいとされる企業でも、安心してご相談いただけます。さらに、AGビジネスサポートでは、専門のスタッフが個別にサポートを行い、最適なプランをご提案します。お客様のビジネスの特性や成長段階に応じたアドバイスを行い、資金調達のプロセスをスムーズに進めるお手伝いをしてくれます。
| 区分 | ノンバンク |
|---|---|
| 融資限度額 | 1000万円 |
| 金利 | 3.1%~18% |
| 審査日数 | 最短即日 |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 担保・保証人 | 不要 |
| 対象エリア | 全国 |
| 会社名 | AGビジネスサポート株式会社 |
|---|---|
| 登録番号 | 関東財務局長(8)第01262号 日本貸金業協会会員第001208号 |
| 住所 | 東京都港区芝2丁目31-19 |
| 電話番号 | 0120-027-120 |
| FAX番号 | |
| 営業時間 | 平日9:30~18:00 |
セゾンファンデックス

セゾンファンデックスのビジネスローンは、Web完結で申し込みが可能な個人事業主向けサービスです。大手クレディセゾンのグループ会社が提供しているため、安心して利用できるのが特徴です。最大500万円までの融資が可能で、カードローン型のため限度額内であれば繰り返し借入でき、急な資金ニーズにも柔軟に対応できます。返済は全国のATMからいつでも行えるため、売上が入ったタイミングに合わせて返済できるのも魅力です。ただし、申込後ローンカードが手元に届くまでに約1週間かかるため、即時の出金を希望するお客様には不向きな面もあります。それでも、Webで完結できるスムーズな手続きと信頼性の高い運営体制から、多くのフリーランスや創業間もない事業者に選ばれています。
| 区分 | ノンバンク |
|---|---|
| 融資限度額 | 500万円 |
| 金利 | 6.5%~17.8% |
| 審査日数 | 最短即日 |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 担保・保証人 | 不要 |
| 対象エリア | 全国 |
| 会社名 | 株式会社セゾンファンデックス |
|---|---|
| 登録番号 | 関東財務局長(12)第00897号 |
| 住所 | 東京都豊島区東池袋3-1-1サンシャイン60 37階 |
| 電話番号 | 03-3988-3804 |
| 営業時間 | webで24時間 |
アコム

| 区分 | ノンバンク |
|---|---|
| 融資限度額 | 800万円 |
| 金利 | 3%~18% |
| 審査日数 | 最短即日 |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 担保・保証人 | 不要 |
| 対象エリア | 全国 |
| 会社名 | アコム株式会社 |
|---|---|
| 登録番号 | 関東財務局長(14)第00022号 |
| 住所 | 東京都港区東新橋1-9-1東京汐留ビルディング |
| 電話番号 | 0120-071-000 |
| 営業時間 | 24時間 |
デイリーキャッシング

株式会社デイリープランニングは、個人のお客様から法人のお客様まで幅広いニーズに対応したローンサービスを提供している企業です。主に「フリーローン」「おまとめローン」「不動産担保ローン」「ビジネスローン」を取り扱い、それぞれの状況に最適な融資プランを提案しています。
同社のサービスは、全国どこからでも利用可能で、急な資金需要に柔軟に対応します。特に、急な出費や資金繰りの困難を抱える方々に、迅速かつ確実な融資の手続きを提供し、お客様の生活やビジネスを支えています。
さらに、デイリープランニングでは、融資の申し込みが簡単で、インターネットや電話、店舗での手続きもスムーズ。お客様一人ひとりの状況に合わせた親身な対応を心掛け、信頼性の高いサービスを提供しています。
| 区分 | ノンバンク |
|---|---|
| 融資限度額 | 8000万円 |
| 金利 | 5.2%~18% |
| 審査日数 | 最短即日 |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 担保・保証人 | 不要 |
| 対象エリア | 全国 |
| 会社名 | 株式会社デイリープランニング |
|---|---|
| 登録番号 | 東京都知事(3)第31698号 |
| 住所 | 〒110-0015 東京都台東区東上野1-7-12徳永ビル4階401号 |
| 電話番号 | 03-6284-3674 |
| FAX番号 | 03-6284-3675 |
| 営業時間 | 平日9:00~18:00 |
株式会社オージェイ

株式会社オージェイは、法人向けに多彩な融資サービスを提供する企業で、事業資金の調達をサポートします。提供する融資メニューには、無担保融資、手形割引融資、不動産担保融資、動産担保融資、ファクタリング、診療報酬担保融資などがあり、さまざまな事業ニーズに柔軟に対応しています。
同社は、急な資金調達が求められる場面でも迅速に対応できる体制を整えており、審査もスピーディで信頼性の高いサービスを提供しています。また、日本貸金業協会に加盟しており、法的にも安心して利用できることが保障されています。中小企業や個人事業主など、資金繰りに困っている事業者に対して、親身なサポートを行い、ビジネスの安定と成長を支援しています
さらに、オンラインで簡単に申し込めるため、全国どこからでも迅速で効率的な資金調達が可能です。
| 区分 | ノンバンク |
|---|---|
| 融資限度額 | 1億円 |
| 金利 | 9.5%~18% |
| 審査日数 | 最短即日 |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 担保・保証人 | 不要 |
| 対象エリア | 全国 |
| 会社名 | 株式会社オージェイ |
|---|---|
| 登録番号 | 東京都知事(4)第31549号 |
| 住所 | 東京都中野区中央1-32-5 青光堂ビル3F |
| 電話番号 | 03-5332-3833 |
| FAX番号 | 03-5322-3834 |
| 営業時間 | 平日10:00~15:00 |
ファンドワン

ファンドワン株式会社は、東京都豊島区南大塚に本社を構える、事業者向け金融サービスを提供する企業です。2020年1月に設立され、資本金5,000万円を基盤に事業を展開しています。同社は、全国の事業主に対し、迅速かつ柔軟な与信判断と安心の金利帯で資金調達を支援しています。
提供するサービスには、無担保の事業者ローンや、不動産・売掛債権を担保としたローン、車担保融資、介護・診療報酬担保融資など、多様な商品が含まれています。最短40分のスピード審査や、最大1億円の大型融資が可能である点が特長で、赤字決算や税金・社会保険料に課題を抱える事業主にも柔軟に対応しています。
ファンドワン株式会社は、単なる資金提供に留まらず、中小企業の成長を支援し、地域社会や日本経済全体の活性化に貢献することを使命としています。これまで、経営難に直面した多くの企業の資金繰りや経営再建をサポートしてきました。同社は、経験豊富なスタッフが最適なプランを提案し、事業主とともに成長を目指すパートナーとして信頼されています。
| 区分 | ノンバンク |
|---|---|
| 融資限度額 | 1億円 |
| 金利 | 2.5%~18% |
| 審査日数 | 最短即日 |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 担保・保証人 | 不要 |
| 対象エリア | 全国 |
| 会社名 | ファンドワン株式会社 |
|---|---|
| 登録番号 | 東京都知事(2)第31816号 |
| 住所 | 〒170-0005 東京都豊島区南大塚二丁目39-11 ヒサビル6階 |
| 電話番号 | 03-5395-8888 |
| FAX番号 | 03-5395-8800 |
| 営業時間 | 平日9:00~18:00 |
Carent

事業資金のニーズに柔軟に応える「Carent ビジネスローン」は、スピーディーで安心の融資サービスです。中小企業や個人事業主の方々が直面する資金繰りの 課 題を解決し、成長をサポートします。
柔軟な条件設定:事業規模や状況に合わせた融資プランをご提案。迅速な審査:最短○日で審査完了、資金調達をスムーズに。安心のサポート体制:専門スタッフがご相談から契約まで親身に対応します。
| 区分 | ノンバンク |
|---|---|
| 融資限度額 | 500万円 |
| 金利 | 7.8%~15% |
| 審査日数 | 最短即日 |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 担保・保証人 | 不要 |
| 対象エリア | 全国 |
| 会社名 | 株式会社IPGファイナンシャルソリューションズ(キャレント) |
|---|---|
| 登録番号 | 東京都知事(5) 第31399号 |
| 住所 | 東京都品川区西五反田2-24-4 WEST HILLビル5階 |
| 電話番号 | 03-5740-5087 |
| FAX番号 | |
| 営業時間 |
プロミス

個人事業主の資金調達をサポート!プロミス「自営者カードローン」は事業を運営する上で、急な資金ニーズ に対応できる柔軟なローンがあると心強いものです。プロミスの「自営者カードローン」は、個人事業主の方を対象 としたローンサービスで、最大300万円 まで借入可能。事業資金だけでなく、プライベートな用途 にも利用できるため、事業と個人の資金管理をスムーズに行えます。
申し込みは 24時間365日 受け付けており、インターネットから簡単に手続き可能。さらに、スピーディーな審査と融資 により、急な資金調達にも対応できるのが大きな魅力です。例えば、運転資金や設備投資、仕入れ資金 など、さまざまな用途で活用できます。また、必要書類も本人確認書類 と 事業内容を確認できる書類(例:確定申告書) のみとシンプル。手続きが簡単で、事業を営む方の負担を最小限に抑えられます。。
| 区分 | ノンバンク |
|---|---|
| 融資限度額 | 300万円 |
| 金利 | 6.3%~17.8% |
| 審査日数 | 最短即日 |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 担保・保証人 | 不要 |
| 対象エリア | 全国 |
| 会社名 | SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 |
|---|---|
| 登録番号 | 関東財務局長(14)第00615号 |
| 住所 | 〒135-0061 東京都江東区豊洲二丁目2番31号 SMBC豊洲ビル |
| 電話番号 | (03)6887-1515 |
| FAX番号 | 非公開 |
| 営業時間 | 不明 |
銀行融資が返済できない時のまとめ
銀行融資が返済できない状況になると、多くの方が焦りを感じてしまうものです。しかし、あらかじめ対処法や流れを理解しておくことで、ペナルティーなどを受けずに状況を乗り切れる可能性もあります。銀行の融資制度は金融機関によって異なりますが、北海道銀行や横浜銀行、群馬銀行、静岡銀行など、さまざまな銀行が事業者向けの融資サービスを提供しています。
銀行融資では返済計画が重要であり、場合によっては口座から自動で返済が行われる仕組みになっていることもあります。そのため、日頃から資金繰りを確認し、無理のない返済計画を立てておくことが大切です。銀行の融資を受ける際には、事前に情報をしっかりと集めてから借り入れを検討すると安心でしょう。
この記事で紹介した銀行融資が返済できない時の情報を参考にしながら、資金計画を見直し、無理のない形で銀行融資の利用を検討してみてください。





