ビジネスローンで即日融資を受けるにはどうしたらいいか?
今回はこんな疑問にお答えします。
急な資金繰りでどうしても即日お金が必要になった場合に備えて、ビジネスローンで即日融資を受ける方法と、その注意点についてわかりやすく解説しますので、資金調達やビジネスローン利用を検討している人は参考にしてください。

ビジネスローンで即日融資を受けるには?1.即日融資を受ける方法を解説

ビジネスローンで即日融資を受ける方法は以下の通りで、順番に解説します。

<ビジネスローンで即日融資を受ける方法>

1. 申込む前に準備しておく
2. 申込は早く、開店と同時が理想
3. 確認や照会の連絡には即返答する

方法1.申込む前に準備しておく

まず大前提として、ビジネスローンで即日融資をうけられるのは
オンラインで申し込みから契約まで完結できる場合に限る
という点があります。
郵送で書類や専用カードなどをやり取りする場合は、即日融資は不可能です。
来店して申し込むことも考えられますが、自分が来店できるか?が問題です。
そもそも「今日中にお金が必要」という事態では、金融会社に出向く時間もないでしょう。

次にオンラインで完結する場合でも、申込フォームに入力する項目はかなりの量があります。
その都度調べながら入力したり、資料を探したりしていては時間がどんどん過ぎてしまいます。(オンラインでは一定時間操作をしないと途切れてしまう恐れも)

また審査に必要な書類で市役所などで取り寄せなければいけない書類が出てきたら、即日融資は難しいでしょう。

• オンラインで完結できるところを選択する
• 融資の内容、申込みフォーム、必要書類は事前(最低でも操作の前、前日が理想)に確認しておく

これが事前に必要な準備です。
申し込みフォームや必要書類は、事前にしっかり確認しておく必要があります。

方法2.申込は早く、開店と同時が理想

即日融資を実現させるには、申し込みは一分一秒でも早くするべきです。
なぜなら、どれだけスピード審査の金融会社でも、ビジネスローンの審査にはそれなりの時間がかかるからです。
たとえば即日融資も可能という金融会社のホームページでは次のように案内されています。

「インターネットからのお申込みは24時間365日受付、電話申し込みは、平日9:30~18:00までとなっております。」

この場合、インターネットなら深夜でも金融会社の定休日でも申し込みは受け付けますが、実際に審査をするのはあくまで金融会社が営業を始めるタイミングなのです。(深夜や定休日なら、そのあとの開店時間からスタート)
ですから即日融資を希望するなら、金融会社が営業している日の、開店時間を待って申込むくらいのタイムスケジュールでのぞむべきでしょう。
また金融会社によっては、電話申し込みの方がスピード対応可能な場合がありますので、ホームページなどで「お急ぎの方は」などの見出しや「よくあるご質問」コーナーで検索してみるのも良いでしょう。

方法3.確認や照会の連絡には即返答する

オンライン完結の場合でも「平日にご連絡可能な電話番号」などを入力する項目があります。
これは申し込みの内容への確認や照会、その他問い合わせなど審査と手続きのために金融会社から連絡がくる場合があるからです。
ですから、その連絡に返答しなければ即日融資だけでなく、そもそも融資を受けられるかもわかりません。
メールの場合も迷惑メールなどで拒否しないよう設定が必要です。

ビジネスローンで即日融資を受けるには?2.即日融資を受けるときの注意点

次に、ビジネスローンで即日融資を受けるときの注意点について解説します。

即日審査と即日融資を勘違いしない

即日融資で探したのに、よく見ると「即日審査可能」だった場合、当然ですが融資は翌日以降になってしまいます。
これは実際、記事の情報収集をするため「即日融資」で検索にヒットした金融業者で複数が実際には即日審査だった(検索ワードの設定があるからと思われる)ことからもわかります。

また即日融資の場合も、即日とは何時までなのか?振り込みになるのか?など確認する必要があります。
即日とはいっても、当日の深夜になって口座に入金されても時間切れになることもあるからです。

ダメだったときの対策も考えておく

即日融資可能とはいえ、当然ですが必ず融資を受けられるわけではありません。
もともと融資は審査に通らなければ受けられないのですが、即日融資をのぞむ場合は審査も特殊になるので、ハードルは高くなると考えるべきです。
ですから審査落ちになった場合のことも考えておく必要があります。
他の金融会社にも同時に申し込むなり、融資以外の方法など可能な限り選択肢を考えておくべきでしょう。

ビジネスローンで即日融資を受けるには?のまとめ

今回はビジネスローンで即日融資を受ける方法について解説してきました。
事業経営はいつ何が起きるかわかりませんので、本当に即日お金が必要となる事態になるかも知れません。
しかし、そうならないように日頃から資金繰りに気を付けることも大事です。
なぜなら即日に融資を受けられる、というメリットの代償として、金利などデメリットも生じる可能性があるからです。