事業を始めたいという人や中小企業を経営していて資金調達を考えている人が、1億円の資金調達をする方法はネット上などでも気になるという声が多くあります。1億円の融資を受けるというのは、よほどの信用がなければ厳しいと考えられます。しかし、様々な融資や制度を利用すれば、決して不可能ではないのです。
高額な融資を実現するためには、まず自社の財務状況を分析し、その結果を正確に把握することからいいでしょう。
日頃からキャッシュフローの管理を徹底し、経営の正確な数値で表示できる体制を整えておくことが、金融機関からの信頼を勝ち取ることが重要になるでしょう。ここからは、1億円の資金調達を成功させる方法を紹介していきます。
目次
1億円の資金調達を成功させる方法
何の実績もない法人が1億円もの資金を調達するのは、普通の銀行ではほぼ無理です。そこで利用するのが、中小企業向けに制度設計されている金融機関を使うという事です。ただし、こうした制度を利用して、そう簡単には1億円の資金調達を達成できません。
1億円の資金調達を可能にするために考えられるのは、以下の4つの方法です。
・ 日本政策金融公庫を使用する
・ 信用保証協会融資を使用する
・ 不動産担保ローンを使用する
・ ビジネスローンを使用する
これらは中小企業やスタートアップ企業が資金調達するためには知っておいた方がいい制度や手法です。これらの仕組みを利用すれば、資金調達1億円という目標を達成できる可能性があります。それぞれの融資手段には特徴と条件があり、自分や会社が適用条件をクリアしているのかはしっかりと確認しておく必要があるでしょう。上記の3つの方法に関して、その特徴や条件などを解説していきます。
日本政策金融公庫を使用する場合
日本政策金融公庫は1億円の資金調達するために、最も現実的な方法です。この制度は公的な融資であるために、安心して利用できます。ただ、この制度を単純に使用しただけでは1億円の融資は不可能です。日本政策金融公庫を利用した方法の中でも、特殊な制度をいくつか利用する事で億単位の資金調達が可能になってきます。資金調達のために利用するのは、以下の制度です。
・ 女性、若者、シニア起業家支援資金
・ 取引企業倒産対応資金(セーフティネット貸付)
・ 新型コロナウイルス感染症特別貸付
「女性、若者、シニア起業家支援資金」は、女性、35歳未満、55歳以上のいずれかの条件を満たした時に、融資してもらえる制度です。直接貸付として7億2000万円となっていて、1億円の融資が十分に可能です。返済期間は7年以内となっていて、通常の融資よりも短い期間に設定されています。
また、事業内容も技術やノウハウに新規性がある事業であることや一定の利率が見込める製品に関わる資金であることなどの条件も満たす必要がある事に注意しなければなりません。こうした条件をクリアしていれば、1億円の資金調達も現実的なモノになります。
「取引企業倒産対応資金(セーフティネット貸付)」は、取引していた企業の倒産によって自社の経営が困難になった時に申し込めます。倒産企業に対して、売掛金債権がある業者などは申請を考えるといいでしょう。融資の上限は1億5000万円で、十分大きな金額を借りることができます。返済年数は8年となっていて、セーフティネット貸付という名称でも知られています。
この制度の注意点としては、申告に際しての条件が厳しい事です。取引先との関係性が重要で、倒産した企業に対してどういった関係があるのかによって融資を受けることができるのかが決まります。50万円以上の売掛金債権がある、取引依存度が20%以上である、貸付金や差入保証金などの債権があるなどの厳しい条件があるため、申請する際にはしっかりと確認をしなければなりません。
「新型コロナウイルス感染症特別貸付」はコロナの影響により、こうした制度を利用する事業者も増えています。売上が過去に比べ落ち込んでいる事業者が対象になっていて、将来的な業況の回復が見込める会社でないと受ける事ができません。給付金ではなく融資という事で、返済のめどがないと対象にはならない事に注意が必要です。
金額は6億円以内となっていて、事業内容によっては1億円を軽く超える金額を調達する事ができます。返済期間は20年以内とかなり長く設定されていて、長期の返済計画で事業を再び軌道に乗せることができます。
「しかし、公庫は着金まで1〜2ヶ月かかります。今の資金繰りに間に合いますか?」
アクト・ウィルなら、最大1億円を最短即日で審査可能です。
信用保証協会融資を使用する場合
信用保証協会融資は、あまり知られていない制度です。これは信用保証協会が保証する事で、高額の融資が可能になるという制度となっています。信用保証協会とは公的な機関であり、この協会が保証人になる事によって大きな額の融資が可能になるという仕組みです。この制度は中小企業が資金を調達するために、有用な制度です。
信用保証協会融資には様々な方法があります。1億円という高額な資金調達を達成するには、しっかりとそれぞれの融資方法の特性を知っていなければいけません。1億円もの資金調達が可能な融資方法は以下のものが考えられます。
・ 普通保証
・ 経営安定関連保証
「普通保証」は中小企業の事業者を対象にした制度です。注目すべきは、融資限度です。この制度の上限は2億8000万円以内となっていて、条件さえそろえば1億円の資金調達も十分に可能になります。返済期間は10年以内となっていて、1億円の融資としては一般的な機関です。信用保証料は融資額に対して、年で0.45%~1.90%とされていて、比較的借りやすいことでも注目されています。
「経営安定関連保証」は、売上が前年と比べて減っている事を申請する事によって、申請条件が揃う融資制度です。申請するには市区町村長の認定を受ける必要があり、セーフティネット保証とも呼ばれる制度となっています。融資限度額は普通保証と同じ、2億8000万円で、返済期間も同じく10年です。特筆すべきは融資額の年0.6%~0.7%となっていて、申請の際には費用を抑えることもできます。
気を付けるべきポイントは、1号認定から8号認定まである条件のいずれかに当てはまる必要がある事です。その項目は大型倒産やリストラによる事業者不足、借り入れによる資金繰りの悪化など多岐にわたります。いずれかに該当すると認定された時のみ、融資可能となるので、条件の確認は欠かせません。その適用条件は多岐にわたっているので、自身の会社がどこに適用できるのかを担当者などと確認すると安心して手続きを進めることができます。
不動産担保ローンを使用する場合
不動産担保ローンは、億単位の融資を受ける場合には非常に有効な方法です。不動産担保ローンとは文字通り、動産ではなく不動産を担保にすることで融資を受ける事を指します。不動産は非常に信頼性が高いために、融資金額も高くなります。
この方法の利点は、事業内容などに限らずに融資を受けられるという事です。不動産は仮に事業が失敗に終わっても、本人がいなくなっても回収する事ができる担保と見なされています。そのため、不動産価値の高い土地などを担保にすることができれば、1億円どころか、数億円の融資すらも可能になることもあるのです。
ビジネスローンを使用する場合
ビジネスローンでも1億円の資金調達は可能です。
但しビジネスローンは少額のみしかできないノンバンクが多く、限度額1億円以上のノンバンクを探す必要があります。
後ほど1億円以上の資金調達が可能なビジネスローンもご紹介します。
1億円の資金調達をする際に気を付けるポイント
1億円の資金調達をするのは、かなり労力がかかります。そして調達が成功したとしても、気を付けるべきポイントを押さえていないと、思いもよらないトラブルになってしまう事もあるのです。ここでは、気を付けるポイントを3つ挙げていきましょう。
費用
1億円の資金調達をするには、実は費用が掛かるという事を頭に入れていかなければいけません。様々な手続きで費用が掛かり、契約書類に貼る収入印紙だけでも6万円かかります。保証協会融資の信用保証料に関しては、1億円を10年間で返済する設定で計算すると550万円程度が必要になると考えられます。
1億円という大きな金額の融資を受けるためには、数百万単位の費用が掛かるという事です。しっかりと手続きの際には、こうした費用を確認しておく必要があります。
利息
1億円もの融資を受けると利息もかなりの負担になってきます。ここでは、金利が1%を考えていきましょう。借入期間を10年間とすると、単純計算では利息だけで500万円となります。借り入れ期間を考えて、しっかりとした返済計画を立てておく必要があります。
担保
担保は高額の融資を受ける際には、最も気を付けなければいけません。1億円の資金調達をするためには、担保になるものも高額になってしまいます。今回紹介した資金調達方法の3つは、1億円の融資を受ける際には担保が必要になる可能性が極めて高くなっています。
特に不動産担保は、担保にするかどうかをよく考える必要があります。1億円の融資の審査が通るほどの担保であれば、担保にするのではなく売却を検討すべき場合もあります。返済が滞ると強制売却という流れになってしまいます。強制売却では、相場よりもかなり安い価格でしか売れません。そのために、あらかじめ自分で売却して、その売却金を資金として使った方がいいという場合も多いので、検討する必要があります。
高額に対応しているビジネスローンがあります。
高額融資に対応しているビジネスローン会社3選比較表
こちらは、高額融資に対応しているビジネスローン会社を比較した表です。
融資可能額、金利、審査スピード、担保や保証人の有無などを項目別に整理し、自社に最適なローンを見つけやすくしています。
高額な資金調達を検討中の方は、各社の特徴を把握し、条件に合った選択をするための参考にしてください。
アクトウィル

アクトウィル株式会社は、法人向けの事業者金融です。申込は電話かメールでメールだと24時間受付しています。
必要書類はFAXで提出でき、最短即日で審査可能です。アクトウィルは低金利と大口融資が可能で、実質年率7.5%~15%と比較的低い金利で融資が受けられます。また、最大1億円の融資が受けられるため、まとまった資金の調達をしたい企業におすすめです。融資は法人契約の為ため、代表者の連帯保証のみで第三者による保証人や不動産担保は不要です。メールでの相談やお問い合わせは24時間受付してますので、営業時間外でも問い合わせられます。
| 区分 | ノンバンク |
|---|---|
| 融資限度額 | 1億円 |
| 金利 | 7.5%~15% |
| 審査日数 | 最短即日 |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 担保・保証人 | 不要 |
| 対象エリア | 全国 |
| 会社名 | アクトウィル株式会社 |
|---|---|
| 登録番号 | 東京都知事(4)第31521号 |
| 住所 | 〒160-0022 東京都豊島区東池袋3-11-9 |
| 電話番号 | 03-5944-9168 |
| FAX番号 | 03-5944-9169 |
| 営業時間 | 平日9:00~20:00 |
株式会社オージェイ

株式会社オージェイは、法人向けに多彩な融資サービスを提供する企業で、事業資金の調達をサポートします。提供する融資メニューには、無担保融資、手形割引融資、不動産担保融資、動産担保融資、ファクタリング、診療報酬担保融資などがあり、さまざまな事業ニーズに柔軟に対応しています。
同社は、急な資金調達が求められる場面でも迅速に対応できる体制を整えており、審査もスピーディで信頼性の高いサービスを提供しています。また、日本貸金業協会に加盟しており、法的にも安心して利用できることが保障されています。中小企業や個人事業主など、資金繰りに困っている事業者に対して、親身なサポートを行い、ビジネスの安定と成長を支援しています
さらに、オンラインで簡単に申し込めるため、全国どこからでも迅速で効率的な資金調達が可能です。
| 区分 | ノンバンク |
|---|---|
| 融資限度額 | 1億円 |
| 金利 | 9.5%~18% |
| 審査日数 | 最短即日 |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 担保・保証人 | 不要 |
| 対象エリア | 全国 |
| 会社名 | 株式会社オージェイ |
|---|---|
| 登録番号 | 東京都知事(4)第31549号 |
| 住所 | 東京都中野区中央1-32-5 青光堂ビル3F |
| 電話番号 | 03-5332-3833 |
| FAX番号 | 03-5322-3834 |
| 営業時間 | 平日10:00~15:00 |
ファンドワン

ファンドワン株式会社は、東京都豊島区南大塚に本社を構える、事業者向け金融サービスを提供する企業です。2020年1月に設立され、資本金5,000万円を基盤に事業を展開しています。同社は、全国の事業主に対し、迅速かつ柔軟な与信判断と安心の金利帯で資金調達を支援しています。
提供するサービスには、無担保の事業者ローンや、不動産・売掛債権を担保としたローン、車担保融資、介護・診療報酬担保融資など、多様な商品が含まれています。最短40分のスピード審査や、最大1億円の大型融資が可能である点が特長で、赤字決算や税金・社会保険料に課題を抱える事業主にも柔軟に対応しています。
ファンドワン株式会社は、単なる資金提供に留まらず、中小企業の成長を支援し、地域社会や日本経済全体の活性化に貢献することを使命としています。これまで、経営難に直面した多くの企業の資金繰りや経営再建をサポートしてきました。同社は、経験豊富なスタッフが最適なプランを提案し、事業主とともに成長を目指すパートナーとして信頼されています。
| 区分 | ノンバンク |
|---|---|
| 融資限度額 | 1億円 |
| 金利 | 2.5%~18% |
| 審査日数 | 最短即日 |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 担保・保証人 | 不要 |
| 対象エリア | 全国 |
| 会社名 | ファンドワン株式会社 |
|---|---|
| 登録番号 | 東京都知事(2)第31816号 |
| 住所 | 〒170-0005 東京都豊島区南大塚二丁目39-11 ヒサビル6階 |
| 電話番号 | 03-5395-8888 |
| FAX番号 | 03-5395-8800 |
| 営業時間 | 平日9:00~18:00 |
1億円の資金調達のまとめ
資金調達は中小企業などを経営する人にとっても、起業したいと考えている人にとっても重要です。特に1億円という資金調達を考える場合には情報収集は欠かせません。高額の資金調達をするためには煩雑な手続きも多く、自社の財務状況を客観的なデータに基づいて徹底的に分析し、金融機関が納得する準備を整えることや、様々な事を考慮する必要があります。
実際に1億円以上の資金調達を成功させるためには、様々な制度を使用する事になります。
調達した資金を何に投じ、どのような収益を生むのかという「目的」を明確にした詳細な事業計画が不可欠です。
あわせて、自己資本の状況を再確認し、融資を受けた結果として事業がどう成長するのかを具体的に示すことが求められます。
自身や自身の会社がその制度の要件を満たしているかをしっかりと確認して、時には会計士や税理士などとの相談も必要でしょう。これほどの高額な資金調達には注意するポイントなども多いため、しっかりと情報を整理したうえで資金調達を検討してみてください。





