即日融資に対応する法人向けビジネスローンは複数あり、申込時間や書類の準備状況がそろえば、申し込んだ当日に着金まで進むケースもあります。ただし、対象事業者や金利、限度額は商品ごとに異なるため、急ぎ度と自社の状況に合わせて比較することが重要です。
この記事では、即日融資できる法人向けビジネスローンについて解説します。また、10社の比較や目的別の選び方、申込の段取りもあわせて紹介します。
この記事を読めば、当日中に資金を確保するための進め方が理解できるので、急ぎで法人の資金が必要な経営者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
最短即日で融資を受けられるおすすめの法人向けビジネスローン10選

| 社名 | 対象 | 金利(年率) | 融資限度額 | 入金スピード | 公式HP |
|---|---|---|---|---|---|
| アクトウィル | 法人 | 5.0%~20.0% | 〜1億円 | 最短即日 | アクトウィル公式HP |
| AGビジネスサポート | 法人・個人事業主 | 3.1%~18.0% | 50万円~1,000万円 | 最短即日 | AGビジネスサポート公式HP |
| ファンドワン | 法人 | 10.0%~18.0%(事業者ローン) | 30万円〜500万円(事業者ローン) | 最短即日 | ファンドワン公式HP |
| いつも | 法人・個人事業主 | 4.8%~18.0% | 1万円~500万円 | 最短即日 | いつも公式HP |
| 住信SBIネット銀行 | 法人 | 個別通知(固定金利) | 50万円〜3,000万円 | 最短即日 | 住信SBIネット銀行公式HP |
| Carent | 法人 | 7.8%~18.0% | ~500万円 | 最短即日 | キャレント公式HP |
| ドコモ・ファイナンス(旧オリックス・クレジット) | 業歴1年以上の個人事業主・法人代表者 | 4.8%~18.0% | 10万円~1,000万円 | 最短即日 | ドコモ・ファイナンス公式HP |
| 株式会社オージェイ | 法人・個人事業主 | 10.0%~18.0% | 30万円~1億円 | 最短即日 | 株式会社オージェイ公式HP |
| デイリーキャッシング | 法人・個人事業主 | 5.2%~18.0% | 1万円~8,000万円 | 最短即日 | デイリーキャッシング公式HP |
| ニチデン | 法人・個人事業主 | 4.8%~17.52% | 〜1億円 | 最短即日 | ニチデン公式HP |
ここからは、10社の特徴やメリットなどを詳しく見ていきましょう。
関連記事:法人におすすめのビジネスローン20選!審査を通過するポイントも解説
アクトウィル

引用元:アクトウィル公式HP
メリット
- 無担保型から担保型まで複数商品を組み合わせて相談可能
- 信用保証融資・不動産担保融資・商業手形割引など多様な商品ラインナップ
- 総合で最大1億円規模までの大口融資に対応
アクトウィルは、法人の資金繰りに特化して相談できる点が特徴です。商品ラインナップは信用保証融資・不動産担保融資・商業手形割引・有価証券担保融資・商業手形担保融資・売掛債権担保融資まで多岐にわたります。
信用力ベースの無担保型から、不動産・売掛金・商業手形・有価証券といった資産を活かす担保型まで揃っているため、決算内容や保有資産の状況に応じて最適な組み合わせを相談できる柔軟性があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | アクトウィル株式会社 |
| 区分 | ノンバンク(事業者金融) |
| 融資可能額 | ~1億円 |
| 金利 | 5.0%~20.0% |
| 審査日数 | 最短60分 |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 担保・保証人 | 代表者連帯保証があれば原則第三者保証人・担保不要。商品により担保が必要な場合あり |
| 対象事業者 | 法人 |
| 対象エリア | 全国 |
| 登録番号 | 東京都知事(5)第31521号 |
| 住所 | 〒170-0013 東京都豊島区東池袋3-11-9 |
| 営業時間 | 平日10:00~18:00 |
| 電話番号 | 03-5944-9168 |
| HP | アクトウィル公式HP |
AGビジネスサポート

引用元:AGビジネスサポート公式HP
メリット
- 法人と個人事業主の両方が対象
- 担保不要・原則無保証で、代表者連帯保証を前提とした手続きで完結
- 最短即日融資が可能
AGビジネスサポートは、アイフルグループのAGビジネスサポート株式会社が提供する事業者向けローンです。法人と個人事業主の両方が対象で、来店不要のオンライン申込に対応している点が、店舗まで足を運ぶ余裕のない経営者にとっての利便性につながります。
大手消費者金融のグループ会社という運営母体の安定感が、はじめてノンバンク系を利用する事業者の心理的ハードルを下げてくれます。担保不要・原則無保証で代表者連帯保証を前提とした商品設計のため、第三者保証人を立てる必要がない点も中小企業経営者に適した設計です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | AGビジネスサポート株式会社 |
| 区分 | ノンバンク |
| 融資可能額 | 50万円~1,000万円 |
| 金利 | 3.1%~18.0% |
| 審査日数 | 最短即日 |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 担保・保証人 | 法人は代表者連帯保証。第三者保証人・物的担保は原則不要 |
| 対象事業者 | 法人・個人事業主 |
| 対象エリア | 全国 |
| 登録番号 | 関東財務局長(9)第01262号 |
| 住所 | 東京都港区芝2-31-19 |
| 営業時間 | 平日9:30~18:00 |
| 電話番号 | 0120-027-120 |
| HP | AGビジネスサポート公式HP |
ファンドワン

引用元:ファンドワン公式HP
メリット
- 多様な融資プランを提供
- 即日融資可能
- 来店は原則不要
ファンドワンは、事業者ローン・売掛債権担保融資・不動産担保融資・医療介護報酬債権担保融資・車担保融資など、事業者専門の融資プランを多様に揃える金融サービスです。事業者ローンは法人専用で、担保融資は個人事業主も一部対象になります。
「現状の経営状況だけにとらわれない柔軟な審査基準」を掲げており、決算内容に不安がある事業者でも担保や売掛金を活用した提案を受けられる余地があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | ファンドワン株式会社 |
| 区分 | ノンバンク |
| 融資可能額 | 30万円〜500万円(事業者ローン) |
| 金利 | 10.0%~18.0%(事業者ローン) |
| 審査日数 | 最短即日 |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 担保・保証人 | 不要 |
| 対象事業者 | 法人 |
| 対象エリア | 全国 |
| 登録番号 | 東京都知事(2)第31816号 |
| 住所 | 〒170-0005 東京都豊島区南大塚2-39-11 ヒサビル6F |
| 営業時間 | 平日9:00~18:00 |
| 電話番号 | 03-5395-8888 |
| HP | ファンドワン公式HP |
いつも

引用元:いつも公式HP
メリット
- 法人・個人事業主の両方を対象とした事業者向け融資商品
- WEB申込は24時間365日対応
- 急ぎの資金ニーズに対応
いつもは、法人・個人事業主の両方が対象となっており、規模を問わず相談しやすい設計になっています。
WEBからの申込は24時間365日受け付けているため、日中に時間が取れない経営者でも夜間や休日に手続きを進められます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社いつも |
| 区分 | ノンバンク(中小消費者金融) |
| 融資可能額 | 1万円~500万円 |
| 金利 | 4.8%~18.0% |
| 審査日数 | 最短即日 |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 担保・保証人 | 法人は代表者連帯保証 |
| 対象事業者 | 法人・個人事業主 |
| 対象エリア | 全国 |
| 登録番号 | 高知県知事(5)第01519号 日本貸金業協会会員 第005847号 |
| 住所 | 高知県高知市杉井流5-18 |
| 営業時間 | 要問い合わせ(申込受付は24時間) |
| 電話番号 | 0570-055-126 |
| HP | いつも公式HP |
住信SBIネット銀行

引用元:住信SBIネット銀行公式HP
メリット
- 法人を対象としたオンライン完結型の融資サービス
- 決算書などの書類提出が不要
- 金利は顧客ごとに固定金利で個別通知
住信SBIネット銀行「事業性融資dayta」は、法人を対象としたオンライン完結型の融資サービスです。個人事業主は対象外で、銀行から「借入条件のお知らせ」を受け取った法人のみが申し込める仕組みになっています。
最大の特徴は、決算書などの書類提出が不要な点です。法人口座の入出金情報をもとに借入条件が案内されるため、申込時に決算書や事業計画書を1から準備する手間がかかりません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 住信SBIネット銀行株式会社 |
| 区分 | 銀行(ネット銀行) |
| 融資可能額 | 50万円~3,000万円 |
| 金利 | 個別通知(固定金利) |
| 審査日数 | 最短即日 |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 担保・保証人 | 無担保 |
| 対象事業者 | 法人 |
| 対象エリア | 全国(オンライン完結) |
| 登録番号 | 関東財務局長(登金)第638号 |
| 住所 | 〒106-6219 東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー19F・20F |
| 営業時間 | 要問い合わせ |
| 電話番号 | 03-6229-1010 |
| HP | 住信SBIネット銀行公式HP |
Carent

引用元:キャレント公式HP
メリット
- インターネット申込は24時間365日受付
- 最短即日対応で平日14時までの契約完了が条件
- 小口・中口の運転資金や緊急時のつなぎ資金として相談しやすい設計
Carent(キャレント)は、株式会社IPGファイナンシャルソリューションズが運営する法人専用ビジネスローンです。個人事業主は対象外となっており、法人の資金繰りに特化した設計が他のビジネスローンとの違いになります。
インターネット申込は24時間365日受け付けており、夜間や休日に思いついたタイミングでも手続きを開始できます。早めの時間帯に申込から書類提出までを終えると、その日のうちに審査結果と入金まで進められる可能性が高まります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社IPGファイナンシャルソリューションズ(キャレント) |
| 区分 | ノンバンク |
| 融資可能額 | ~500万円 |
| 金利 | 7.8%~18.0% |
| 審査日数 | 最短即日 |
| 入金スピード | 最短即日(平日14時までの契約完了が条件) |
| 担保・保証人 | 不要 |
| 対象事業者 | 法人 |
| 対象エリア | 全国 |
| 登録番号 | 東京都知事(5)第31399号 |
| 住所 | 東京都品川区西五反田7-9-2 KDX五反田ビル5F |
| 営業時間 | 要問い合わせ |
| 電話番号 | 03-5740-5087 |
| HP | キャレント公式HP |
ドコモ・ファイナンス(旧オリックス・クレジット)

引用元:ドコモ・ファイナンス公式HP
メリット
- 最短60分審査・最短即日融資可能
- 申込はWeb完結で電話や郵送のやり取りが不要
- 担保・保証人ともに不要
ドコモ・ファイナンスは、法人代表者および個人事業主向けのカードローン型で、申込対象は20歳~69歳・業歴1年以上の条件があります。
カード型とリペイメント型の2種類から利用スタイルを選択できる設計が特徴です。カード型は契約後にカードを使って必要なタイミングで繰り返し借入できる柔軟性があり、リペイメント型はカードレスで一括借入してから返済を進めるシンプルな構成です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社ドコモ・ファイナンス |
| 区分 | ノンバンク |
| 融資可能額 | 10万円~1,000万円 |
| 金利 | 4.8%~18.0% |
| 審査日数 | 最短60分 |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 担保・保証人 | 不要 |
| 対象事業者 | 業歴1年以上の個人事業主・法人代表者 |
| 対象エリア | 全国 |
| 登録番号 | 関東財務局長(15)第00170号 |
| 住所 | 〒107-0052 東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR |
| 営業時間 | 要問い合わせ |
| 電話番号 | 要問い合わせ(商品ごとの問い合わせ窓口あり) |
| HP | ドコモ・ファイナンス公式HP |
株式会社オージェイ

引用元:株式会社オージェイ公式HP
メリット
- 事業主向けに複数の融資商品ラインナップを揃えるノンバンク
- 無担保融資は原則として担保や第三者保証人が不要
- オンライン申込フォーム・電話の両チャネルで受付に対応
株式会社オージェイは、事業主向けに無担保融資と不動産担保融資など複数の融資商品を提供する事業者向け金融サービスです。日本貸金業協会に加盟する正規の貸金業者として運営されており、はじめてノンバンク系を利用する事業者にとっての信頼性の目安になります。
申込はオンラインフォームと電話の両方に対応しており、自社のスタイルに合わせて手続きを進められます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社オージェイ |
| 区分 | ノンバンク |
| 融資可能額 | 30万円~1億円 |
| 金利 | 10.0%~18.0%(無担保融資) |
| 審査日数 | 最短即日 |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 担保・保証人 | 法人は代表者連帯保証。商品により担保や第三者保証人が必要な場合あり |
| 対象事業者 | 法人・個人事業主 |
| 対象エリア | 全国 |
| 登録番号 | 東京都知事(4)第31549号 |
| 住所 | 東京都中野区中央1-32-5 青光堂ビル3F |
| 営業時間 | 火・木 10:00〜15:00 |
| 電話番号 | 03-5332-3833 |
| HP | 株式会社オージェイ公式HP |
デイリーキャッシング

引用元:デイリーキャッシング公式HP
メリット
- 金利5.2%〜借入可能な料金体系
- 融資枠は最大8,000万円まで設定されており大型の資金需要にも対応
- 返済期間は最長30年で組めるため、月々の返済額を平準化しやすい設計
デイリーキャッシングは、東京都台東区に本社を置く老舗ノンバンクです。ビジネスローンに加え、おまとめローン・不動産担保ローン・フリーローンといった複数の融資商品を取り扱っており、商品ラインナップの幅広さが特徴です。
ビジネスローンの実質年率は5.2%〜18.0%、融資枠は最大8,000万円まで、返済期間は最長30年に設定できるため、複数年にわたる資金計画を立てやすい点が他社との違いです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社デイリープランニング |
| 区分 | ノンバンク |
| 融資可能額 | 1万円〜8,000万円 |
| 金利 | 5.2%~18.0% |
| 審査日数 | 最短即日 |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 担保・保証人 | 不要 |
| 対象事業者 | 法人・個人事業主 |
| 対象エリア | 全国 |
| 登録番号 | 東京都知事(3)第31698号 |
| 住所 | 〒110-0015 東京都台東区東上野1-7-12 徳永ビル4F401号 |
| 営業時間 | 平日9:00~18:00 |
| 電話番号 | 03-6284-3674 |
| HP | デイリーキャッシング公式HP |
ニチデン

引用元:ニチデン公式HP
メリット
- 担保・保証人は原則不要
- 近畿7府県を対象とした地域密着型の事業者ローン
- 運転資金・設備投資・納税資金など幅広い事業用途で利用可能
ニチデンの事業者ローンは、実質年率4.8%〜17.52%・融資枠最大1億円という設計で、運転資金や設備投資、納税資金まで幅広い事業用途をカバーします。
ただし、融資対象エリアは大阪府・京都府・兵庫県・和歌山県・奈良県・滋賀県・三重県の近畿7府県に限定されているため、申込時には事業所所在地が対象範囲に含まれるかを事前に確認しておく必要があります。迅速な審査対応と長期返済プランの相談ができる点は、対象エリアの事業者にとって候補に挙げやすい特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社日本電子債権機構(ニチデン) |
| 区分 | ノンバンク |
| 融資可能額 | 〜1億円 |
| 金利 | 4.8%~17.52% |
| 審査日数 | 最短即日 |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 担保・保証人 | 原則不要 |
| 対象事業者 | 法人・個人事業主 |
| 対象エリア | 大阪府・京都府・兵庫県・和歌山県・奈良県・滋賀県・三重県 |
| 登録番号 | 大阪府知事(06)第12923号 |
| 住所 | 〒542-8588 大阪市中央区上本町西1-2-16 |
| 営業時間 | 平日 9:00~17:00 |
| 電話番号 | 0742-23-4444 |
| HP | ニチデン公式HP |
【目的別】即日対応できる法人向けビジネスローンおすすめ

「即日融資 法人 緊急」のような急ぎの局面でも、各社の強みは異なります。金利重視か、赤字決算下でも相談できる柔軟性か、数千万円規模の高額融資か、優先順位によって合う商品は変わります。「金利」「審査の柔軟性」「融資額」の3軸で自社に近いパターンから候補を絞ります。
金利を抑えたい法人におすすめ
ノンバンク系は年5~18%帯が一般的ですが、銀行系・ネット銀行系・大手グループ系を含めると下限金利に差が出ます。金利負担を軽くしたい場合の比較候補が次の4社です。
| 商品名 | 金利(年率) | 限度額 |
|---|---|---|
| AGビジネスサポート | 3.1%~18.0% | 50万円~1,000万円 |
| いつも | 4.8%~18.0% | 1万円~500万円 |
| 住信SBIネット銀行 事業性融資dayta | 個別通知(固定金利) | 50万円~3,000万円 |
| ドコモ・ファイナンス BUSINESS LOAN | 4.8%~18.0% | 10万円~1,000万円 |
下限金利だけ見るとAGビジネスサポートの3.1%が目を引きますが、実際の借入額や金利は審査によって決まります。希望額での適用条件を申込前に確認するのが堅実です。
いつもは法人・個人事業主の両方を対象としたWEB完結型の事業者融資で、カードレス・郵送物なしの設計が特徴です。
住信SBIネット銀行 事業性融資daytaは「借入条件のお知らせ」対象法人限定ながら書類提出不要で最短当日借入可能です。ドコモ・ファイナンス BUSINESS LOANは最短60分審査・即日融資も視野に入る商品で、スピードと金利のバランス重視に適しています。
赤字・債務超過でも借りたい法人におすすめ
環境変化により、赤字決算の年があった、債務超過に近い、税金・社会保険料の納付に追われているなど、銀行プロパー融資が難しい局面で「相談だけはしてみたい」と考える法人向けの比較候補をまとめます。
借りられる保証はありませんが、公式または案内ページで柔軟な審査姿勢を示しているサービスは次の3社です。「審査が甘い」「絶対に通る」と断定する記載は信用しないでください。
| 商品名 | 金利(年率) | 限度額 |
|---|---|---|
| AGビジネスサポート | 3.1%~18.0% | 50万円~1,000万円 |
| アクトウィル | 5.0%~20.0% | 〜1億円 |
| デイリーキャッシング | 5.2%~18.0% | 1万円~8,000万円 |
AGビジネスサポートはアイフルグループで担保不要・原則無保証、来店不要の申込に対応しています。赤字決算の場合でも最終的な可否は審査で判断されるため、希望額や返済原資を整理して相談しましょう。
アクトウィルは法人専用で複数の商品ラインアップを持ち、評価できる資産があれば返済原資を踏まえた相談がしやすい商品です。
デイリーキャッシングは年率5.2%〜18.0%・最大8,000万円・最長30年で組める長期返済型の商品設計で、設備投資や事業再構築など中長期の資金需要に適しています。
なお、これらの記載は「条件次第で相談可」という意味で、決算内容にかかわらず融資が確約されているわけではありません。最終判断は各社の審査によります。
高額融資を受けたい法人におすすめ
数千万円~億単位の融資が必要な場合は無担保型だけでは枠が足りないケースが多く、担保や売掛債権を組み合わせる商品設計のサービスから候補を絞るのが現実的です。
| 商品名 | 金利(年率) | 限度額 |
|---|---|---|
| アクトウィル | 5.0%~20.0% | 〜1億円 |
| 株式会社オージェイ | 10.0%~18.0% | 30万円~1億円 |
| 住信SBIネット銀行 事業性融資dayta | 個別通知(固定金利) | 50万円~3,000万円 |
アクトウィルは最大1億円規模までの大口融資に対応しています。評価できる資産があれば大口に応えられる点が、無担保型ビジネスローンとの大きな違いです。
株式会社オージェイも、無担保融資・不動産担保融資など複数の融資商品で最大1億円規模まで枠を確保できます。担保にできる不動産を保有する事業者にとって、無担保型では届かない大型資金の相談先として候補に挙がります。
住信SBIネット銀行は無担保で3,000万円まで枠を確保できる一方、資金使途は運転資金に限定されており、設備資金には利用できない点を押さねばなりません。
高額融資は担保や決算書類の充実が前提になりやすく、書類精査に時間がかかる場合があります。枠の上限と自社の希望額・スピード要件が両立できるかを、申込前に営業担当者へ確認するのが安全です。
種類別・法人が即日融資を受けられるかどうか検証
法人が資金調達するにあたって、さまざまな方法があります。 主な方法として、以下のような調達方法が考えられるでしょう。 1. 銀行融資 2. 日本政策金融公庫 3. 事業者カードローン 4. ビジネスローン それぞれ即日融資は可能かどうかについて、検討してみました。
銀行融資の即日融資は絶望的
銀行融資は法人が資金を確保するために、考えつく方法かもしれません。 しかし結論からいうと、法人が銀行融資で即日借り入れるのはまず不可能と考えてください。 銀行融資の場合、事業者や法人の信用力や事業計画書が妥当かなど、広範囲にわたって検討する必要があります。 そうするとどうしても、時間がかかってしまうのです。 早くても数週間、時間がかかると1か月前後融資実行されるまでに、時間を要することもありえます。 もし即日借り入れを希望するのであれば、銀行融資は選択肢から外さざるを得ません。
日本政策金融公庫も同様
法人の資金調達方法として日本政策金融公庫から借り入れする方法もあります。 銀行融資の場合、法人の業歴や財務状況などを見て融資の可否を判断するのです。 そうすると業歴の浅いベンチャー系や、経営基盤が安定していない中小企業などの法人は、なかなか融資を受けられない傾向が見られます。 日本政策金融公庫の場合、このような民間からの融資を引き出しにくい法人に対して、積極的に融資を行っているのが特色です。 とくに創業資金を積極的に貸し出しているので、起業家にとってはありがたい存在です。 しかし即日融資のような、スピーディな貸し出しは行っていません。 事前相談や面接などのプロセスがあり、慎重に審査を進めるので融資実行までに、どうしても時間がかかってしまいます。 審査期間の目安として、最短でも3週間から1か月程度かかると考えてください。 場合によっては、2~3か月かかることも珍しくありません。 即日融資を希望する場合、残念ながら選択肢から外さざるを得ません。
事業者カードローンは即日融資は可能だが……
事業者カードローンは文字通り、事業者向けのキャッシングサービスです。 銀行や消費者金融で、サービス提供しているところもあります。 保証人や担保が不要で借入できるのが特徴です。 事業者カードローンは審査スピードが速く、手軽に借入できるのが魅力といわれています。 ただし事業者ローンの場合、まとまった資金を借りるのは難しいので注意が必要です。 事業者ローンによって限度額はまちまちなものの、おおよそ数十万円、借りられても500万円くらいが上限です。 また総量規制の対象なので、事業者の年収の1/3を超えた借り入れ申し込みには対応できません。 もしそれなりの額の現金が必要であれば、事業者カードローンも選択肢として活用しにくいでしょう。
ビジネスローンはおすすめ
ビジネスローンもビジネス用途における、資金の融資を行うための法人向けサービスです。 法人のほかにも、個人事業主も対象にしている商品も少なくありません。 運転資金や設備投資する際に、活用している法人が多いのです。 ビジネスローンの魅力は、審査のスピーディさにあります。 即日融資に対応しているサービスも少なくありません。 なぜスピーディな貸し出しができるのか、それはスコアリングシステムを導入しているからです。 コンピューターで申し込み情報や信用情報の照会を行っているので、審査時間を短縮化できます。 しかもビジネスローンは事業者用カードローンと違って、ある程度まとまった借り入れにも対応しています。 業者によって多少の差はあるものの、1,000万円程度の融資には柔軟に対応してくれるでしょう。 また総量規制の対象外なので、経営者の収入の1/3を超えて借り入れもできます。 もしビジネスユースの資金、しかもまとまった現金が今すぐ必要であれば、ビジネスローンは有力な候補になるでしょう。
即日融資のビジネスローンを借りるために押さえておきたいポイント
ビジネスローンであれば、即日融資も十分可能です。 ただし可能であって、かならず借りられるわけではありません。 確実に即日融資を受けるためには、いくつか押さえておくべきポイントがあります。 主なものとして、以下のような事柄があげられるでしょう。 1. 申し込みは正午前まで 2. 必要書類は事前準備 3. 申し込みフォームは最終確認を忘れずに 4. 保険として別のビジネスローンの利用も検討すべき 5. 審査落ちしたときの対策は同時並行で それぞれなぜ重要なのかについて、ここで詳しく解説します。
申し込みは正午前まで
ビジネスローンの即日融資は、原則法人用口座への振り込みです。 つまり銀行の営業時間内にローン会社が融資実行してくれないと、即日融資は無理となります。 ご存じのように銀行の営業時間は、平日15時までです。 つまり平日15時までには、振り込み実行をしてもらわないと元も子もありません。 ビジネスローンでも、もちろん審査を行います。 スピーディとはいっても、審査には多少なりとも時間がかかります。 審査で融資可能となってから振り込み手続きをしますが、この事務的処理にも多少の時間は必要です。 またもしかすると申し込み手続きに不備が見つかって、再度申し込まないといけない事態も想定できます。 そう考えると確実にその日にて借入できるようにするためには、申し込み手続きは少なくとも、お昼前までに済ませておきたいところです。 できるだけ午前中の早い段階で、申し込み手続きを済ませるのがおすすめです。
必要書類は事前準備
ビジネスローンでは申込書のほかにも、いくつか必要書類を提出しなければなりません。 スムーズに申し込み手続きを完了させるためには、あらかじめ必要書類を用意しておきましょう。 ビジネスローンは銀行融資と比較して、提出すべき書類は少なめとなっています。 しかしそれでも、いくつか提出しなければならない資料があります。 一般的には法人の場合、代表者の身分証明書と登記事項証明書、直近2期分の決算書が必要です。 法人の登記事項証明書は法務局で、手続きしなければなりません。 最近ではオンライン請求も可能なものの、それでも多少時間がかかります。 またローン会社によっては、上で紹介したもののほかにも追加で、提出しなければならない資料もあるかもしれません。 申し込もうと思っているビジネスローンのホームページをチェックして、必要書類は何か、前もって把握しておきましょう。
申し込みフォームは最終確認を忘れずに
申し込みフォームに法人情報などの必要事項を入力し、送信して手続きは完了です。 しかしフォームの作成が完了したら、いったん確認作業を挟んでください。 もしかすると入力ミスや変換ミスによって、誤った情報が含まれているかもしれないからです。 もし情報に何らかの不備があった場合、電話確認手続きが入ります。 電話で本人に、不備の部分の確認をとる必要があるからです。 電話確認の連絡がきたときにこちらが電話に出られないと、後回しにされます。 即日融資に間に合わなくなる事態も、想定できるでしょう。 パソコンやスマホ入力に慣れていない、苦手な経営者であればいったん間違いがないか、確認しましょう。 入力に慣れている人も慌てていると、ケアレスミスを犯している可能性もあります。 最終確認をしてから送信ボタンを押しましょう。
保険として別のビジネスローンの利用も検討すべき
ビジネスローンの審査基準は、業界で統一の決まりはありません。 各ローン会社で独自の基準を設けて、それにのっとって審査を実施しています。 このためあるところでは審査落ちでも、ほかに申し込めば借り入れられる事態も十分想定できます。 もし確実にその日のうちに現金を確保したければ、複数のビジネスローンに申し込むのも一考です。 複数のところに申し込んでおけば、あるところでは融資を断られても、別のところで借入できるかもしれないからです。 ただし複数のところに申し込むのはよいものの、一気に手続きするのはおすすめできません。 ビジネスローンの審査では、信用情報機関への照会が欠かせないからです。 同時に申し込んでしまうと、信用情報機関に照会依頼が殺到してしまいます。 信用情報機関としてみれば、同じところから複数照会依頼が来るとよほどお金に困っている法人なのではないかと、思われてしまいます。 その結果法人の信用が下がって、審査に自ら通りにくい状況に追い込んでしまいかねません。 そのためにはひとつのところに申し込んで、ダメなら別のところにすぐ申し込めるような態勢を整えておきましょう。 ここでポイントになるのが、審査に時間のかからないところから申し込むことです。 審査結果を早く伝えてくれれば、ダメでもすぐに別のところに申込できます。 こうして融資可能なローン会社の見つかる確率も、高まるわけです。 審査がスピーディなところは「最短○○分で審査!」のように、キャッチコピーにしているでしょう。 審査の速さを謳っているローン会社はないか、検索してみましょう。 審査が重ならないよう、複数のところに申し込むことは忘れないでください。
審査落ちしたときの対策は同時並行で
さまざまな対策をしてビジネスローンに申し込んでも、それでも即日融資を受けられない事態も、考えられなくはありません。 その場合のための対処法も検討しておくべきです。 ビジネスローンによる借り入れができなくても、ほかの即日可能な資金調達の方法もあります。 たとえば売掛金のある法人なら、ファクタリングを利用する手立ても選択肢のひとつです。 ファクタリングは法人の抱えている売掛金を、現金化する買取サービスです。 ファクタリングでも最短即日現金化を謳っているところも、多くあります。 しかも売掛金の買取なので取引先が信用できるか、債権がいくらあるかを審査されるだけです。 法人や代表者の信用力は関係ありません。 ビジネスローンで審査落ちしてもファクタリングなら、資金調達できる可能性はあります。 また手形割引を利用する方法も考えられます。 長期の法人取引の支払いを、繰り延べするための手段です。 法人の保有する商業手形を一種の担保にして、お金を借りられる手法ともいえます。 最悪の場合、家族や知人にお金を借りる方法もあるでしょう。 しかしまとまった金額を借りて後々返済できないとなると、その人間関係がおかしくなる恐れもあります。 返済計画など十分検討したうえで、知り合いにお願いしましょう。
即日融資と即日審査の違いを把握しておく
即日融資を希望して手続きしたけれども、即日の資金確保に失敗する法人も少なくありません。 その中でしばしばみられるのが「即日融資」と「即日審査」の、勘違いとなります。 ビジネスローンの中には、即日審査を謳っているところがあります。 即日審査とは文字通り、すぐに審査してくれることです。 審査通過すればすぐに融資実行してくれるはず、即日融資にも対応してくれるはずと考える法人も、出てくるでしょう。 ただし審査をすぐに始めてくれたとしても、審査通過できるのは即日とは限らないのです。 また審査をすぐやってくれても、はじかれてしまっては意味がありません。 即日審査といっても即日融資には対応してくれるとは限らないことは、頭に入れておいてください。 そのうえで即日融資を謳っているローン会社へ、申し込むことも重要です。
即日融資を確実に・審査を通りやすくする方法はある?
即日融資が可能なビジネスローンでも、審査に通らなければ元も子もありません。 しかし法人の代表者の中には本当に審査をクリアできるのだろうかと、不安に感じている方もいるでしょう。 ここではより確実に即日融資を受けられるため、審査を通りやすくするコツについてまとめました。
利用対象者をチェックする
各ビジネスローンのホームページを見てみると、商品概要のページがあるでしょう。 そこには借入限度額や金利などの、情報が記載されています。 そして申し込み可能な対象法人についても記載されているでしょう。 申し込み条件をチェックすれば、どの層をメインターゲットにしているビジネスローンかがわかります。 ビジネスローンによって、ターゲット層は微妙に異なります。 個人事業主をターゲットにしたものもあれば、法人をメインにした商品もあるでしょう。 法人メインでも中小企業を対象にしているのか、零細までターゲットに入れているかも異なります。 自分の会社が対象に含まれているビジネスローンに申し込めば、融資の認められる確率もアップします。
債務はできる限り減らしておく
ビジネスローンを利用しようと思っている法人の中には、すでに複数から借り入れているケースもあるでしょう。 もしすでに借金がある法人の場合、審査は厳しくなります。 既存の借入先の返済が優先され、自分のところの返済が滞ってしまうのではないかと懸念されるからです。 そこですでに債務を抱えているのであれば、できるだけ返済を進めておきましょう。 債務残高をゼロにできればよいものの、それが無理でも少しでも少なくしてから申し込みましょう。 ローン会社の心証もよくなります。 ビジネスローンの審査では法人の手掛けている事業の安定性や利益率、借入残高などを考慮して融資の可否を判断します。 法人経営の安定性や利益率は、今すぐどうこうできるものではありません。 しかし借入残高については、今すぐに頑張り次第で減らせる項目です。 資金繰りに余裕のある段階で、コツコツ返済を優先させると、審査通過の可能性も高まります。
担保があれば担保ローンを選ぶべし
もし法人や代表者が不動産など何かしらの担保をもっているのであれば、無担保ローンではなく担保を付けられるローンを選択するのも、おすすめです。 ビジネスローンは担保や保証人なしでも申し込めるものもあって、便利は便利です。 しかし法人の代表者の信用力が不十分だと、審査通過できない恐れが出てきます。 もし担保があれば、法人の代表者の信用力が不十分でも、融資の受けられる可能性が高まります。 ローン会社としても、たとえ返済が滞っても担保を押さえて売却すれば、債権回収も可能で融資しやすくなるからです。 法人の代表者の信用性プラス、担保の価値も加味されて審査されますので、通りやすくなるでしょう。
具体性のある事業計画書を作成する
ビジネスローンの審査では突き詰めていくと経営状況に問題ないか、信用情報に問題ないかについて、チェックするためのプロセスといえます。 法人の経営状況ですが、黒字であればそこは問題視されないかもしれません。 しかし中には赤字決算の法人で、ビジネスローンを利用したいと考えている人もいるでしょう。 赤字決算の法人の場合経営が順調とはいえないので、融資を受けるのは厳しくなります。 しかしきちんとした事業計画書を作成すれば、将来性を考慮して融資実行される可能性が出てきます。 直近の確定申告書の情報を加味して、事業の現状と見通しについて検討しましょう。 そしてどのように資金調達をして、今後収支がどのようになるのかを事業計画書の中で、盛り込んでみてください。 具体性のある計画書を作成できれば、たとえ赤字決算の状況でも融資してくれる、ビジネスローンは見つかるでしょう。
必要最低限の金額で申し込む
同じビジネスローンでも、借入希望額によって審査の難易度は変わっていきます。 基本的に借入希望額が大きくなれば、審査通過は難しくなると思ってください。 借入額が大きくなれば、それだけ債権回収できないリスクも大きくなるので、ある意味当然といえるでしょう。 そこで借入希望額を検討する際には、必要最低限の金額で申し込むことがポイントです。 これで少しでも審査通過できる可能性は膨らむでしょう。 申し込む前に必要資金をしっかり算出しておきましょう。 この見通しをあいまいにしていると、少し不安だからもう少し多く借り入れようと、なってしまいがちです。 結局自分の首を絞める結果につながるので、注意しましょう。
ビジネスローンのメリット

ビジネスローンは銀行融資と比べてスピード・審査の柔軟性・オンライン完結性で強みを持ちます。ただし、金利は銀行プロパーより高めなので、「代替」ではなく「並行・補完の選択肢」と位置付けると活用しやすい商品です。代表的なメリットを5つ整理します。
最短即日で資金調達できる
銀行プロパー融資は実行まで数週間から数ヶ月かかるのが一般的ですが、ビジネスローンには当日中に入金される商品もあります。
最短60分審査・最短即日融資を公式に明記する商品や、午前中の申込を条件に当日入金まで進められる商品も複数存在し、取引先への支払い・税金や社会保険料の納付・給与の支払いなど日単位で動かしたい資金繰りに適しています。
審査のハードルが低い
「審査が甘い」という表現も見られますが、実態は「銀行プロパーと比べて審査基準が比較的柔軟で相談しやすい商品が多い」というのが近いです。
ノンバンク系の中には「現状の経営状況だけにとらわれない柔軟な審査基準」を掲げるサービスや、担保不要・原則無保証で来店不要のオンライン申込に対応するサービスもあり、銀行融資が難しい局面でも相談しやすい設計が用意されています。
なお、法人向け貸付けは貸金業法の総量規制の対象外で、個人事業主向けの事業資金貸付けは、事業計画・収支計画・資金計画などをもとに返済能力が認められる場合に例外貸付けとして扱われることがあります。
関連記事:法人向けのビジネスローンは審査が甘い?審査基準や通過するためのポイントを解説
高額融資も受けられる

無担保型でも商品によっては1,000万円〜3,000万円程度の枠があります。さらに、担保融資を組み合わせれば、不動産担保で最大1億円規模、売掛債権担保で数千万円から数億円規模まで対応できる商品もあり、無担保型では枠が足りないケースの選択肢になります。
「ビジネスローン=少額融資」と決めつけず、自社が保有する資産の状況も踏まえて検討する余地があります。
担保・保証人が不要
無担保型の多くは代表者連帯保証のみで、第三者保証人・物的担保は求められません。そのため担保不要・原則無保証で代表者連帯保証を前提とした商品設計が一般的で、家族や取引先を巻き込まずに資金調達を進められるため、経営者にとっての心理的負担が小さい選択肢になります。
オンラインで完結できる
ビジネスローンは、来店不要・郵送不要でWeb完結する商品が増えています。書類提出まで含めてオンライン完結する商品や、ネット申込を24時間365日受け付ける商品もあれば、契約時の書類提出は郵送またはFAXに限る商品、電話申込を中心とする商品もあります。自社が動きやすいチャネルに合わせて選ぶのが現実的です。
ビジネスローンのデメリット

メリットの裏には見落とせない注意点もあります。金利・融資枠・信用情報・悪質業者リスク・必要書類など、申込前に把握しておきたい論点を5つ整理します。
金利が高め
銀行プロパー融資は年1〜3%帯の事例もある一方、ビジネスローンは年5〜18%帯が一般的です。ただし、下限金利が低めに見える商品でも、新規申込や少額利用では上限近くが適用されることもあります。
借入前に月々の返済額と総返済額をシミュレーションし、本業のキャッシュフローで返済できるか確認しておきましょう。長期で抱えると金利負担が累積するため、短期での繰り上げ返済を前提にすると実害は抑えられます。
融資額に上限がある
無担保型の上限は300万円〜1,000万円帯に集中しており、設備投資や大型M&Aなど大規模資金には適していない場合があります。なかには3,000万円程度までの枠を持つ商品もありますが、資金使途が運転資金のみに限られるケースもあります。
億単位の調達を狙う場合は、不動産担保融資・売掛債権担保融資・銀行プロパー融資・制度融資などと組み合わせる前提で動くのが安全です。
信用情報に影響する場合がある

法人融資は基本的に法人の信用情報に登録されますが、商品によっては個人代表者の信用情報に登録されるものもあります。特に、個人事業主向けカードローン型商品の多くは、個人名義の借入として個人信用情報に記録されます。
代表者個人として利用すると、その後の住宅ローン・自動車ローン審査に影響する可能性があるため、法人としての借入か個人としての借入かの区別を商品仕様で確認してから申し込む必要があります。
闇金に注意が必要
「ビジネスローン 即日」で検索すると、正規の貸金業者に紛れて違法業者のサイトが表示されることがあります。次に該当するサイトは警戒してください。
- 貸金業登録番号が記載されていない、または検索しても出てこない
- 「審査なし」「ブラックOK」「絶対借りられる」と断定している
- 連絡先が携帯番号のみで、固定電話・住所が明示されていない
- 借入額に応じた利息制限法の上限金利(元本100万円以上は年15%・10万円以上100万円未満は年18%・10万円未満は年20%)や、出資法上の上限金利(年20%)を超える条件を提示している
貸金業者は金融庁の登録貸金業者情報検索サービスで業者名・登録番号を照会できます。銀行は銀行としての公式会社情報・免許情報を公式サイトで確認しましょう。はじめて事業者向け融資を利用する場合は、申込前に登録状況を確認しておくと安心です。
事前に確認すべき書類・条件がある
即日融資には事前に必要書類がそろっていることが前提になります。法人の場合、本人確認書類・登記事項証明書・印鑑証明書・決算書直近2期分・納税証明書などが一般的に求められ、商品によってはこれらに加えて事業計画書・収支計画書・資金計画書まで求められるケースもあります。
当日に書類が足りないと即日融資の前提が崩れるため、事前にチェックリスト化して揃えるのが近道です。
ビジネスローンの選び方

法人向けビジネスローンは、対象事業者・金利・即日対応の可否・申込方法が商品ごとに異なります。即日融資を視野に入れた法人がおさえておきたい4つの確認軸を紹介します。
利用条件
最初に見るべきは「自社が申込対象に入っているか」です。商品によっては法人専用で個人事業主は対象外、逆に個人事業主専用で法人名義の申込は不可といった違いがあります。
ネット銀行系の事業者融資のなかには「借入条件のお知らせ」を受け取った既存口座保有法人だけが申し込める仕組みもあり、年齢制限や事業歴の条件が設けられている商品も少なくありません。対象から外れていると申込が成立しないため、最初に確認しましょう。
金利
金利は下限だけで判断しないようにしましょう。最低金利は信用力の高い法人だけに適用される最良条件のことが多く、実際は中位から上限近くになるケースも少なくありません。重要なのは上限金利と、借入額による変動条件です。
商品によっては「100万円以上の借入で上限金利が下がる」といった金利優遇設計が組み込まれているほか、信用保証融資・不動産担保融資など担保の有無で適用金利の水準が変わるケースもあります。
融資スピード
スピード審査を公式に明記しつつ、即日融資の条件として「午前中の申込」「平日14時までの手続き完了」など時間帯の締切を設けている商品が多くあります。即日条件と当日着金の可能時間帯を確認してから申し込みましょう。
申込のしやすさ
申込のしやすさは、Web完結か来店要か、必要書類の量、書類の有効期限の3点で見ます。法人口座の入出金情報をもとに決算書提出不要で完結する商品もあれば、ネット申込後に本人確認書類・登記事項証明書・決算書・事業計画書などを郵送またはFAXで提出する商品、電話申込を中心とする商品まで方式はさまざまです。
書類準備の時間も含めて、実際に何時間で完了するかを逆算するとスケジュールが組めます。
ビジネスローンと他の資金調達方法との違い

ビジネスローンは「即日資金が欲しい」局面で第一候補ですが、状況により他の調達手段のほうが筋がよいケースもあります。補助金、ファクタリング、請求書カード払い、銀行融資など性質はそれぞれ違うため、判断材料となる5つの違いを整理します。
カードローンとの違い
カードローンは個人向け商品が中心で、資金使途は原則自由ですが法人名義では契約できません。法人として借入する場合はビジネスローンが前提で、資金使途は事業性資金に限定されます。
個人事業主向けのカードローンには、事業性資金と生計費の両方に対応する総量規制の例外貸付として設計されているものもありますが、法人名義の融資には使えません。法人で借入する場合はビジネスローンを軸に検討してみてください。
ファクタリングとの違い
ファクタリングは売掛債権をファクタリング会社に譲渡し、入金予定日より前に現金化する仕組みです。借入ではないため負債は増えず、売掛金が現金に置き換わるだけになります。
一方、ビジネスローンは借入金として負債計上されるため、決算書への載り方が違います。手数料は2社間取引で高く、3社間取引で低い傾向にあります。売掛先の信用が前提のため、自社の決算内容よりも売掛先の与信が重視されます。
関連記事:法人向けファクタリング会社12選|導入背景・審査基準・選び方を網羅
補助金との違い

補助金・助成金は原則として返済不要の資金で、事業再構築や設備投資、新事業展開などを支援する制度が国・自治体から多数提供されています。
ただし、公募期間が限定され、申請から審査・採択・入金まで数ヶ月から1年程度かかり、事業実施後の精算払い(後払い)が多いため、当面の資金繰りには直接効きません。即日資金が必要な局面ではビジネスローンで凌ぎ、補助金は中長期の設備投資の原資として並行検討するのが現実的です。
請求書カード払いとの違い
請求書カード払いは、取引先への支払いを法人カードで立て替え、カードの決済日にまとめて支払うサービスです。銀行振込しか受け付けない取引先への支払いもカード経由に切り替えられ、手数料は一般に2%〜4%程度です。
カードの締め日と支払日次第で最大40日〜60日ほど支払いを後ろ倒しできます。借入ではないため信用情報の借入残高には影響しませんが、利用枠はカード限度額に依存します。
銀行融資との違い
銀行のプロパー融資や信用保証協会保証付き融資は金利が低く、長期の運転資金・設備資金に適しています。一般に年1%〜3%台が中心で数年単位の返済計画が組めますが、申込から実行まで数週間から数ヶ月かかり、決算書直近2〜3期分、試算表、資金繰り表、事業計画書など書類も多くなります。
一方、ビジネスローンは年5%〜18%帯と金利は高めですが、数日から即日で資金を確保できる点が強みです。そのため、資金が必要なタイミングと返済原資の見通しで使い分けるとよいでしょう。
ビジネスローンで迅速に資金調達するために意識したいこと

即日対応を公式に掲げる商品でも、申込側の準備不足で「結局、その日のうちに入金されなかった」というケースは少なくありません。スピード融資には商品選びと同じくらい申込前後の段取りが大切です。申込側がコントロールできる3つのポイントを整理します。
必要書類を不備なく用意する
法人向けビジネスローンで一般的に求められるのは、登記事項証明書・原則直近2期分の決算書・印鑑証明書・納税証明書・本人確認書類です。商品によってはこれらに加えて身分証明書、事業計画書・収支計画書・資金計画書まで求められるケースもあります。
また、登記事項証明書や印鑑証明書は発行から3ヶ月以内が条件の商品が多く、古ければ再取得が必要になります。
申込前にチェックリストを作り、法務局・税務署・自治体で取得する書類は一度の外出でまとめて取得しておきましょう。
関連記事:決算書不要のビジネスローン12選!審査の条件や注意点も解説
午前中に申し込む
即日融資を公式に掲げる商品の多くは、申込時刻に締切があります。「午前中申込で即日融資可能」「平日14時までの手続き完了で最短即日」といった条件が設けられているのが一般的です。
締切に近い時刻に申し込むと書類確認や追加質問が翌営業日に持ち越され、結果として即日対応にならない事態が起きます。そのため、朝のうちに申込フォーム送信と書類提出を済ませ、審査担当者からの確認電話に日中対応できる体制を整えておくと安全です。
借入の金額が適切かどうかを確認する
即日で借りられる金額が、借りるべき金額とは限りません。月次返済額が営業利益や月次キャッシュフローを圧迫する水準まで借入を膨らませると、その後の資金繰りがかえって厳しくなります。
借入希望額は当面の支払いに必要な金額をまず明確化し、そこに2割〜3割の余裕を上乗せした金額を目安にすると良いでしょう。借入額が大きいほど上限金利が下がる商品もありますが、それを目的に必要以上に借りると返済負担が事業を圧迫します。
また、短期間に複数社へ申し込むと信用情報の照会履歴が積み上がり、後日の銀行融資審査でマイナスに働く可能性もあるため注意しましょう。
まとめ

この記事では、即日融資できる法人向けビジネスローンについて解説しました。法人向けの即日融資は、商品ごとに対象事業者・金利・限度額・申込方法が異なるため、自社の状況と急ぎ度に合わせて比較検討することが重要です。
即日対応の可否は申込時間や書類の準備状況にも左右されるため、午前中の申込と必要書類の事前準備も欠かせません。この記事を参考に、自社に合った融資先を選び、急な資金需要に備えていきましょう。
資金調達の相談先をお探しの方は、ぜひアクトウィルにご相談ください。無担保・最短即日対応のビジネスローンをはじめ、法人の資金ニーズに応じた複数の商品をご用意しています。まずはお気軽にお問い合わせください。






