「ビジネスローンの返済期間はどのくらいに設定すればいいのか」「長めと短めのどちらが自社に合っているのかわからない」と感じている経営者の方は少なくありません。返済期間は、毎月の返済額と返済総額の両方に影響するため、資金繰りを左右する重要な要素です。
返済期間を長くすれば毎月の返済額は抑えられますが、利息を含めた返済総額は増えます。逆に短くすれば返済総額は減らせますが、毎月の返済額は大きくなります。どちらか一方だけを見て決めてしまうと、資金繰りが苦しくなったり、利息を余計に支払ったりすることにもなりかねません。
そこでこの記事では、ビジネスローンの返済期間の目安を踏まえたうえで、返済期間の決め方や決めるときのポイント、負担を抑えて返済するコツ、返済方法の種類と選び方まで、順を追って解説します。無理のない返済計画を立てたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
返済期間の決め方が分かれば、毎月の返済額と総返済額のバランスを取りやすくなります。無理のない返済計画で資金を調達したい法人経営者の方は、ぜひアクトウィルにご相談ください。
銀行融資以外の資金調達方法もあわせて比較したい方に向けて、無担保・最短即日対応のビジネスローンをはじめ、独自の審査で、法人の資金ニーズに合わせた複数の商品をご用意しています。まずはお気軽にお問い合わせください。
>>無理のない返済計画のビジネスローンをアクトウィルに相談する
目次
ビジネスローンの返済期間の目安

ビジネスローンの返済期間は、商品のタイプや借入額によって大きく異なります。無担保型は比較的短期に設定される傾向がある一方、不動産担保型では返済期間が10年を超える長期の設定に対応する商品もあります。小口の融資は短めに、まとまった金額の融資は長めに設定される傾向があります。返済期間の目安は、以下の通りです。
- 銀行系ビジネスローンの場合
- ノンバンク系ビジネスローンの場合
それぞれ解説します。
銀行系ビジネスローンの場合
銀行系のビジネスローンは、返済期間が比較的長めに設定される傾向にあります。証書貸付の場合、商品によっては数年から最長10年程度まで対応するものもあり、まとまった設備資金や長期の運転資金にも組みやすい設計です。
一方で、銀行系は金利が低めに設定される代わりに、審査が慎重になりやすく、融資までに一定の期間を要することもあります。
日本政策金融公庫などの公的な融資制度でも、資金の使いみちや制度によって返済期間の上限が定められており、設備資金は運転資金より長めに設定できる場合があります。長期の返済を前提に、腰を据えて資金計画を立てたい場合の選択肢になります。
ノンバンク系ビジネスローンの場合
ノンバンク系のビジネスローンは、返済期間が短めから中期に設定される商品が多く、無担保型では数ヶ月〜5年程度が中心です。ただし、無担保型でも8年〜10年程度の長期に対応する商品もあり、不動産担保を活用する商品ではさらに長期に設定できるものもあります。資金の使いみちや担保の有無によって幅があります。
また、ノンバンク系には、あらかじめ設定された限度額の範囲内で繰り返し借入と返済ができるカードローン型の商品もあります。カードローン型では、借入残高や所定の基準に応じて毎月の返済額が決まる商品がありますが、追加の借入がなければ完済まで返済額が変わらない商品もあります。
審査から融資までのスピードが速い商品が多く、急ぎの資金需要に対応しやすい点が特徴です。返済期間や返済方式は商品ごとに異なるため、申し込み前に確認しておくことが大切です。
ビジネスローンの返済期間の決め方

ビジネスローンの返済期間は、各社が定めた範囲と審査結果の範囲内で設定するのが一般的です。その範囲のなかで、返済期間の決め方の第一歩となるのは、長く設定した場合と短く設定した場合で、それぞれどのようなメリットがあるのかを理解することです。長期返済と短期返済それぞれのメリットは、以下の通りです。
- 長期返済のメリット
- 短期返済のメリット
それぞれ解説します。
長期返済のメリット
返済期間を長く設定する最大のメリットは、毎月の返済額を抑えられることです。同じ借入額でも、返済期間を長くするほど1回あたりの返済額は小さくなり、月々のキャッシュフローに余裕を持たせやすくなります。
たとえば、100万円を年率15.0%・元利均等返済(毎月返済・手数料なし・金利一定を前提とした試算)で借入した場合、返済期間5年(60回)では毎月の返済額が約23,790円になります。これを返済期間10年(120回)にすると、毎月の返済額は約16,133円まで下がり、月々で約7,600円の差が生まれます。年間では約9万円の負担を軽くできる計算です。
毎月の返済額に余裕ができれば、その分の資金を仕入れや広告、設備などの事業投資に回しやすくなります。資金繰りの安定を優先したい場合や、事業が軌道に乗るまで手元資金を厚く保ちたい場合に適した設定です。
短期返済のメリット
返済期間を短く設定するメリットは、利息を含めた返済総額を抑えられることです。返済期間が短いほど利息の発生する期間も短くなるため、最終的に支払う総額を小さくできます。
先ほどと同じ100万円を年率15.0%・元利均等返済(同条件での試算)で借入した場合、返済期間10年では返済総額が約193万6,000円になります。
一方、返済期間5年では返済総額が約142万7,000円となり、その差は約51万円にのぼります。ビジネスローンは銀行融資と比べて金利が高めの商品もあるため、返済期間の差が返済総額に与える影響は大きくなりやすい傾向にあります。
毎月の返済額に無理がなく、事業のキャッシュフローに余裕がある場合は、短期での返済を選ぶことで利息の負担を抑えられます。手元資金と相談しながら、返済総額と毎月の負担のバランスを見て判断することが大切です。
長期返済と短期返済のメリットを踏まえれば、自社に合う返済期間を選びやすくなります。自社に合った返済期間の設計を相談したい法人経営者の方は、ぜひアクトウィルにご相談ください。
銀行融資以外の資金調達方法もあわせて比較したい方に向けて、無担保・最短即日対応のビジネスローンをはじめ、独自の審査で、法人の資金ニーズに合わせた複数の商品をご用意しています。まずはお気軽にお問い合わせください。
ビジネスローンの返済期間を決めるポイント

返済期間は、毎月の返済額と返済総額のバランスだけでなく、自社の返済能力や資金の流れを踏まえて決めることが大切です。感覚で決めてしまうと、返済の途中で資金が不足するおそれがあります。ビジネスローンの返済期間を決めるポイントは、以下の通りです。
- 返済資金を計算する
- 運転資金を計算する
- キャッシュフローをシミュレーションする
- 設備投資の有無も想定する
それぞれ解説します。
返済資金を計算する
返済期間を決める前に、まず毎年どのくらいの資金を返済に充てられるのかを把握しておきましょう。返済に回せる資金の目安は、「税引後の当期純利益 + 減価償却費」で計算できます。
税引後の当期純利益は、売上から仕入れや経費、税金などを差し引いた会計上の最終利益です。これに、実際には現金が出ていかない費用である減価償却費を足し戻すことで、返済に充てられるおおよその金額が見えてきます。
ただし、これはあくまで返済原資を考える際の簡易的な目安です。実際には、既存の借入の返済や設備投資、運転資金の増加などにも資金が必要になるため、これらを踏まえたうえで、無理なく返済に回せる範囲で毎月の返済額と返済期間を設計することが基本になります。
運転資金を計算する
返済資金だけでなく、事業を回すために必要な運転資金もあわせて意識することが大切です。運転資金には、人件費や賃料などの固定費のほか、仕入れにかかる費用などが含まれます。
事業を回すために必要な正常運転資金の目安は、「売掛金 + 在庫 – 買掛金」でおおよそ把握できます。これは概算であり、実際には現預金の残高を確認するとともに、未払費用や納税、賞与などの支出も別途考慮する必要があります。
この運転資金を考慮せずに返済期間を決めると、返済に資金を回しすぎて手元の資金が不足し、資金ショートを起こすおそれがあります。返済に充てる資金と、事業を継続するために必要な運転資金の両方を確保できるよう、余裕を持った返済計画を立てましょう。
キャッシュフローをシミュレーションする
返済期間を決めるうえでは、売掛金の入金と買掛金の支払いのタイミングを想定し、キャッシュフローをシミュレーションしておくことが欠かせません。一般的には、3ヶ月〜6ヶ月分の運転資金を手元に残しておくことが目安とされますが、必要な金額は事業の状況によって変わります。
たとえば、1ヶ月後にまとまった売掛金の回収が見込まれる場合でも、その回収までに発生する仕入れや固定費、納税などの支出を積み上げて、必要な資金を確認しておくことが大切です。
まとまった入金が1年後になる場合は、それまでの期間を支えられるだけの資金を確保しておく必要があります。自社の資金の動きを事前にシミュレーションし、入金と支払いのタイミングを踏まえて、無理のない返済期間を設定しましょう。
設備投資の有無も想定する
今後の設備投資の予定も、返済期間を決めるうえで想定しておきたい要素です。事業の拡大や取引量の増加にともなって、新たな機械の導入や施設の確保が必要になることがあります。
こうした設備投資の資金を自己資金だけでまかなえない場合、追加の借入が必要になる可能性もあります。将来の設備投資と、それにともなう追加借入の返済まで見込んでおくと、複数の返済が重なって資金繰りが圧迫される事態を避けやすくなります。目先の返済だけでなく、中期的な資金計画も踏まえて返済期間を決めることが大切です。
ビジネスローンを負担なく返済するコツ

返済期間を設定したあとも、返済の負担をできるだけ軽くするための工夫があります。ちょっとした選び方や使い方の違いで、毎月の負担や返済総額は変わってきます。ビジネスローンを負担なく返済するコツは、以下の通りです。
- 借入額は必要最小限にする
- 長期返済なら低金利商品を選ぶ
- 繰上返済を積極的に活用する
- 据置期間を活用する
- キャッシュの入ってくるタイミングを返済期日に設定する
- 返済シミュレーションを利用する
それぞれ解説します。
借入額は必要最小限にする
返済の負担を抑える基本は、借入額を必要最小限にとどめることです。「だいたいこのくらい必要だろう」という感覚で多めに借りてしまうと、その分だけ利息の負担が増え、返済も重くなります。
借入前に、必要な支出額と自己資金を具体的に計算し、不足する分だけを借り入れるようにしましょう。あわせて、売掛債権を活用するファクタリングや手形の割引など、借入以外の資金調達手段も選択肢に含めて検討すると、借入額を抑えやすくなります。無理のない返済につなげるためにも、まずは必要な金額を正確に見積もることが大切です。
長期返済なら低金利商品を選ぶ
返済期間を長めに設定する場合は、できるだけ金利の低い商品を選ぶことが負担軽減につながります。返済期間が長くなるほど利息を支払う期間も長くなるため、金利がわずかに違うだけでも、返済総額に大きな差が生まれるためです。
商品を比較する際は、下限の金利だけでなく、上限金利にも注目しましょう。適用される金利は審査結果によって決まるため、上限金利が適用された場合でも無理なく返済できるかを試算しておくと安心です。
一般的に、銀行系のビジネスローンは金利が低めの一方で審査が慎重になりやすく、ノンバンク系は審査から融資までが速い商品がある一方で金利は高めの傾向にあります。金利水準と審査スピードのどちらを優先するかを踏まえて、自社に合った商品を選びましょう。
繰上返済を積極的に活用する

資金に余裕があるときは、繰上返済を活用することで返済の負担を軽くできます。毎月決まった額を返す約定返済に加えて、任意のタイミングで追加返済を行うのが繰上返済です。
繰上返済で支払った金額は、元金の返済に充てられることで、その後に発生する利息を抑えられ、結果として返済総額の圧縮や返済期間の短縮につながります。ただし、元金への充当方法や、未払利息・手数料の有無は契約条件によって異なるため、事前に確認しておくことが大切です。
資金に余裕が出たときは、優先的に繰上返済へ回すことを検討してみてください。なお、手元資金を減らしすぎると資金繰りに影響する場合があるため、キャッシュフローとのバランスを見ながら活用しましょう。
据置期間を活用する
商品や制度によっては、据置期間(据置期間)を活用できる場合があります。据置期間とは、借入後の一定期間について元金の返済を猶予し、利息のみを支払う期間のことです。日本政策金融公庫などの融資制度では、資金の使いみちに応じて据置期間を設定できる場合があります。
開業してまもない時期や、設備投資の直後で売上がまだ十分に立たない時期は、キャッシュフローが不安定になりやすいものです。こうした時期に据置期間を設定すると、元金の返済が始まるまでのあいだ、毎月の負担を利息のみに抑えられます。
ただし、据置期間中も利息は発生し続け、その期間の分だけ元金の返済が後ろ倒しになるため、据置期間の終了後の返済額や返済総額が増える点には注意が必要です。据置期間を設定できるかどうかや、その条件は商品・制度によって異なります。
キャッシュの入ってくるタイミングを返済期日に設定する
返済期日は、事業の入金があった直後のタイミングに設定するのがコツです。手元に資金が乏しいタイミングに返済期日が重なると、返済のための資金を用意できず、延滞につながるおそれがあります。延滞は信用の低下を招き、次回以降の借入が難しくなったり、信用情報に記録が残ったりすることにもつながります。
商品によっては、返済期日を「5日・15日・25日・月末」といった複数の選択肢から選べるものもあります。こうした商品では、売掛金の入金など、事業のキャッシュが入ってくる直後の日を返済期日に選んでおくと、返済に充てる資金を確保しやすくなります。
返済期日が固定されている商品もあるため、申し込み前に確認しておきましょう。無理なく返済を続けるために、資金の流れに合った期日を設定しましょう。
返済シミュレーションを利用する
返済期間や毎月の返済額を検討する際は、返済シミュレーションを活用すると便利です。多くのローン会社のホームページや比較サイトでは、返済シミュレーションが無料で提供されています。
借入額や返済期間などを入力するだけで、毎月の返済額や返済総額の目安を自動で計算できます。手作業で計算する手間が省けるうえ、返済期間を変えた複数のパターンを簡単に比較できるため、自社にとって無理のない返済計画を立てやすくなります。
借入を申し込む前に、いくつかのパターンをシミュレーションして、毎月の返済額と返済総額のバランスを確認しておきましょう。
借入額や金利、繰上返済を工夫すれば、返済の負担をさらに抑えられます。毎月の返済負担をできるだけ抑えて資金を調達したい法人経営者の方は、ぜひアクトウィルにご相談ください。
銀行融資以外の資金調達方法もあわせて比較したい方に向けて、無担保・最短即日対応のビジネスローンをはじめ、独自の審査で、法人の資金ニーズに合わせた複数の商品をご用意しています。まずはお気軽にお問い合わせください。
ビジネスローンの返済方法

ビジネスローンの返済には、いくつかの方式があります。どの返済方式が採用されているかは商品によって異なり、毎月の返済額や返済総額の考え方も変わってきます。ビジネスローンの主な返済方法は、以下の通りです。
- 元金一括返済方式
- 元利均等返済方式
- 残高スライドリボルビング方式
それぞれ解説します。
元金一括返済方式
元金一括返済方式は、一般に、契約期間中は利息を支払い、最終の返済日に元金をまとめて一括で返済する方式です。利息の支払時期は契約によって異なりますが、返済期間中の元金の返済がない分、月々のキャッシュフローへの影響を小さく抑えられます。
一方で、最終返済日までに元金の全額を用意しておく必要があり、返済原資の準備が間に合わないと大きな負担になります。
業界では「ブレット返済」と呼ばれることもあり、ビジネスローンのなかでは採用している商品は多くありません。売上の入るタイミングが見込めている場合や、一定期間後にまとまった資金が入る予定がある場合に活用しやすい方式です。
元利均等返済方式
元利均等返済方式は、元金と利息を合わせた毎月の返済額が一定になる方式です。返済額が毎月同じになるため、資金繰りの計画を立てやすいというメリットがあります。ビジネスローンをはじめ、幅広いローンで採用されている一般的な方式です。
ただし、返済の初期は毎月の返済額に占める利息の割合が大きく、元金がなかなか減りにくい特徴があります。返済期間を長く設定して毎月の返済額を抑えるほど、利息を支払う期間も長くなり、返済総額が増えやすくなります。毎月の返済額を一定にして計画的に返していきたい場合に適した方式です。
残高スライドリボルビング方式
残高スライドリボルビング方式は、所定の基準日の借入残高に応じて毎月の返済額が決まる方式です。たとえば「残高10万円以内なら毎月1万円」といったように、残高区分や所定の基準残高の更新に応じて毎月の返済額が下がる商品がある一方、追加の借入がなければ完済まで返済額が変わらない商品もあります。
返済額が見直される時期や基準は商品ごとに異なります。カードローン型の商品などで採用されています。
残高に応じて毎月の返済額を抑えやすいため、手元の資金に余裕を持たせやすい点はメリットです。一方で、毎月の返済額が少ないと元金の減りが遅くなり、返済期間が延びて利息の負担が増えやすい点には注意が必要です。
また、返済額が所定の見直しのタイミングで変わり得るため、返済計画が立てにくい面もあります。繰り返し借入と返済ができる利便性がある反面、計画的に残高を管理することが求められる方式です。
ビジネスローンの返済方法の選び方

返済方法は、それぞれにメリットと注意点があるため、資金の使いみちや事業の状況に合わせて選ぶことが大切です。どの方式が採用されているかは商品によって異なりますが、選べる場合は、自社の資金の流れに合った方式を選びましょう。
満期までに元金を確保できる確度の高い返済原資が見込める場合は、元金一括返済方式が選択肢になります。返済期間中の元金の返済を抑えつつ、まとまった資金が入るタイミングで元金を一括返済できるためです。
ただし、想定した売上や入金が得られないと満期に元金を返済できなくなるため、返済原資の確実性を見極めることが前提になります。
一方、毎月の運転資金を安定して回しながら計画的に返していきたい場合は、元利均等返済方式が適しています。毎月の返済額が一定になるため、資金繰りの見通しを立てやすいのが理由です。
残高スライドリボルビング方式は、毎月の負担を抑えやすい反面、返済期間が延びやすく計画が立てにくい面があるため、利用する場合は残高の管理を意識することが大切です。返済方式を選べる商品では、目的に応じて使い分けることを意識しましょう。
ビジネスローンの利用で失敗しないために大切なポイント

ビジネスローンは、資金繰りを支える有効な手段ですが、使い方を誤ると返済の負担が経営を圧迫することもあります。借入を活かして事業を伸ばすために、押さえておきたい考え方があります。ビジネスローンの利用で失敗しないために大切なポイントは、以下の通りです。
- 黒字化を目指す
- 計画的に利用する
それぞれ解説します。
黒字化を目指す
ビジネスローンは、あくまで当面の資金繰りを安定させるための手段です。借入した資金を事業に有効活用し、売上を伸ばして黒字化を目指すことが、返済を無理なく続けるための土台になります。
借入で一時的に資金を確保できても、事業そのものが利益を生み出せなければ、返済のために新たな借入を重ねる悪循環に陥りかねません。
あわせて、コストの見直しも重要です。無駄な支出がないかを把握し、削減できる部分を見直すことで、返済に回せる資金の余裕を生み出しやすくなります。借入を成長への投資と位置づけ、収益力を高めていくことが大切です。
計画的に利用する
ビジネスローンを利用する際は、借入の前に返済計画を立てておくことが欠かせません。今後の事業の収益をどう見込み、返済にどの資金を充てるかを整理したうえで申し込むことで、返済に行き詰まるリスクを抑えられます。
返済シミュレーションを使って、毎月の返済額と返済総額を具体的に把握しておくと、無理のない返済計画を立てやすくなります。また、ビジネスローンによっては、申し込みの際に事業計画書の提出を求められる場合があります。
事前に事業計画や返済計画を整理しておくことは、審査への備えとしても役立ちます。行き当たりばったりで借りるのではなく、計画的に利用することを心がけましょう。
おすすめのビジネスローン会社8選

ビジネスローンを選ぶときは、金利や融資可能額だけでなく、対象事業者(法人か個人事業主か)、や、返済期間・返済方式、対応スピードもあわせて確認することが大切です。ここでは、比較対象となるビジネスローン会社8社を紹介します。
| 社名 | 対象 | 金利(年率) | 融資限度 | 入金スピード | 公式HP |
|---|---|---|---|---|---|
| アクトウィル | 法人 | 5.0%〜20.0% | 〜1億円 | 最短即日 | アクトウィル公式HP |
| Carent | 法人 | 7.8%〜18.0% | 〜500万円 | 最短即日 | キャレント公式HP |
| オリックス・クレジット(現:ドコモ・ファイナンス) | 個人事業主・法人代表者 | 4.8%〜18.0%(商品により異なる) | 10万円〜1,000万円 | 最短即日 | ドコモ・ファイナンス公式HP |
| いつも | 法人・個人事業主 | 4.8%〜18.0% | 1万円〜500万円 | 最短即日 | いつも公式HP |
| AGビジネスサポート | 法人・個人事業主 | 3.1%〜18.0% | 50万円〜1,000万円 | 最短即日 | AGビジネスサポート公式HP |
| セゾンファンデックス | 法人・個人事業主 | 3.4%〜9.9% | 500万円〜5億円 | 要問い合わせ | セゾンファンデックス公式HP |
| アコム | 個人事業主 | 12.0%〜17.9% | 1万円〜300万円 | 最短即日 | アコム公式HP |
| ファンドワン | 法人 | 10.0%〜18.0% | 30万円〜500万円 | 最短即日 | ファンドワン公式HP |
各社の特徴を順に見ていきましょう。
アクトウィル

引用元:アクトウィル公式HP
アクトウィルの主なメリットは以下のとおりです。
- 法人専門で最大1億円までの大口融資に対応
- 仮査定は最短60分・即日融資も可能
- 原則、代表者連帯保証以外の担保・保証人は不要(審査により担保が必要な場合あり)
アクトウィルは、中小企業の資金繰りに長く向き合ってきた法人専用のビジネスローン会社です。担保なしで申し込める信用保証融資から、不動産・売掛債権・有価証券・商業手形を活用した担保融資まで、複数の商品から自社の状況に応じて選び分けられる点が特徴です。
担保資産がない場合は代表者連帯保証のみで申し込める信用保証融資があり、不動産や売掛債権を保有していれば大口の資金ニーズにも対応します。返済期間や返済方式は商品や審査結果によって異なるため、返済計画とあわせて相談しやすい体制です。
| 会社名 | アクト・ウィル株式会社 |
|---|---|
| 区分 | ノンバンク(事業者金融) |
| 融資可能額 | 〜1億円 |
| 金利 | 5.0%〜20.0% |
| 審査日数 | 最短60分 |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 担保・保証人 | 代表者連帯保証があれば原則第三者保証人・担保不要。商品により担保が必要な場合あり |
| 対象事業者 | 法人 |
| 対象エリア | 全国 |
| 登録番号 | 東京都知事(5)第31521号 |
| 住所 | 〒170-0013 東京都豊島区東池袋3-11-9 |
| 営業時間 | 平日10:00〜18:00 |
| 電話番号 | 03-5944-9168 |
| HP | アクトウィル公式HP |
返済期間や返済方式は商品や審査によって異なるため、返済計画とあわせて相談できるのがアクトウィルの強みです。借入の返済計画をあらためて見直したい法人経営者の方は、ぜひアクトウィルにご相談ください。
銀行融資以外の資金調達方法もあわせて比較したい方に向けて、無担保・最短即日対応のビジネスローンをはじめ、独自の審査で、法人の資金ニーズに合わせた複数の商品をご用意しています。まずはお気軽にお問い合わせください。
Carent

引用元:キャレント公式HP
Carentの主なメリットは以下のとおりです。
- 法人向けの事業資金専用ローン
- 平日14時までの契約完了で当日中に振込も可能
- 申し込みはネットで24時間365日受付
Carent(キャレント)は、株式会社IPGファイナンシャルソリューションズが手がける法人向け専用の事業者ローンです。個人事業主は申込対象に含まれない設計となっており、株式会社・合同会社をはじめとした法人が、既存の資金調達先に加える1社として検討しやすいサービスです。
インターネットから24時間365日申し込みでき、審査後は必要書類を郵送またはFAXで提出する流れです。メール相談も受け付けているため、日中は本業で時間を確保しづらい経営者でも、夜間や移動中のスキマ時間を使って手続きを進めやすい点が魅力です。
| 会社名 | 株式会社IPGファイナンシャルソリューションズ(キャレント) |
|---|---|
| 区分 | ノンバンク |
| 融資可能額 | 〜500万円 |
| 金利 | 7.8%〜18.0% |
| 審査日数 | 最短即日 |
| 入金スピード | 最短即日(平日14時までの契約完了が条件) |
| 担保・保証人 | 保証人は不要(担保の要否は公式サイト内で記載が異なるため要問い合わせ) |
| 対象事業者 | 法人 |
| 対象エリア | 全国 |
| 登録番号 | 東京都知事(5)第31399号 |
| 住所 | 東京都品川区西五反田7-9-2 KDX五反田ビル5F |
| 営業時間 | 要問い合わせ(申し込みは24時間365日受付) |
| 電話番号 | 03-5740-5087 |
| HP | キャレント公式HP |
ドコモ・ファイナンス

引用元:ドコモ・ファイナンス公式HP
ドコモ・ファイナンスの事業者向けローンの主なメリットは以下のとおりです。
- 担保・保証人が不要
- 資金使途が自由でつなぎ資金にも対応
- カードローン型と完済型の2タイプから選べる
ドコモ・ファイナンスの「BUSINESS LOAN」は、法人経営者・個人事業主向けの事業者ローンで、契約形態は法人格ではなく法人代表者個人による個人契約となる点が特徴です。
カードローン型と完済型の2タイプを選べ、カードローン型は限度額の範囲内で繰り返し利用でき、完済型はあらかじめ返済期間を定めて計画的に返済していく形です。資金使途が自由なため、急な資金ニーズが発生したときにも使いやすい商品設計です。
| 会社名 | 株式会社ドコモ・ファイナンス(旧・オリックス・クレジット株式会社) |
|---|---|
| 区分 | ノンバンク |
| 融資可能額 | 10万円〜1,000万円 |
| 金利 | カードローン型5.0%〜18.0%/完済型4.8%〜17.8% |
| 審査日数 | 最短60分 |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 担保・保証人 | 不要 |
| 対象事業者 | 業歴1年以上の個人事業主、法人代表者 |
| 対象エリア | 全国 |
| 登録番号 | 関東財務局長(15)第00170号 |
| 住所 | 〒107-0052 東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR |
| 営業時間 | 要問い合わせ |
| 電話番号 | 要問い合わせ(商品ごとの問い合わせ窓口あり) |
| HP | ドコモ・ファイナンス公式HP |
いつも

引用元:いつも公式HP
いつもの主なメリットは以下のとおりです。
- 法人・個人事業主のどちらも申し込み可能
- 最短即日での融資に対応
- インターネットで申し込みできる
いつもは、法人・個人事業主向けに事業性融資を提供する貸金業者です。少額の運転資金や急ぎの仕入れ資金など、小回りの効く融資ニーズに応える商品設計が特徴です。
最短即日の融資に対応し、対応銀行によっては即時振込を受けられるため、急ぎの資金需要にも素早く応える体制を整えています。法人契約の場合は代表者の連帯保証が原則必要です。
| 会社名 | 株式会社いつも |
|---|---|
| 区分 | ノンバンク(中小消費者金融) |
| 融資可能額 | 1万円〜500万円 |
| 金利 | 4.8%〜18.0% |
| 審査日数 | 最短即日 |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 担保・保証人 | 法人は代表者連帯保証 |
| 対象事業者 | 法人・個人事業主 |
| 対象エリア | 全国 |
| 登録番号 | 高知県知事(5)第01519号 |
| 住所 | 高知県高知市杉井流5-18 |
| 営業時間 | 電話受付:平日9:30〜18:00/Web申込:24時間365日 |
| 電話番号 | 0570-055-126 |
| HP | いつも公式HP |
AGビジネスサポート

引用元:AGビジネスサポート公式HP
AGビジネスサポートの主なメリットは以下のとおりです。
- アイフルグループの事業者向けビジネスローン
- 法人・個人事業主のどちらも申し込み可能
- 全国対応で来店不要
AGビジネスサポートは、アイフルグループの法人・個人事業主向け融資専門会社です。事業者向けビジネスローンや不動産担保ビジネスローンなどを展開しており、無担保プランから大口の不動産担保ローンまで、自社の状況に応じて選び分けられる点が特徴です。
法人・個人事業主のどちらでも申し込め、必要書類が揃えば申込当日の融資実行も視野に入る運用です。グループの長年の貸金実績を背景に、来店不要で法人・個人事業主のどちらも相談できる体制が整っています。
| 会社名 | AGビジネスサポート株式会社 |
|---|---|
| 区分 | ノンバンク |
| 融資可能額 | 50万円〜1,000万円 |
| 金利 | 3.1%〜18.0% |
| 審査日数 | 最短即日 |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 担保・保証人 | 法人は代表者連帯保証。第三者保証人・物的担保は原則不要 |
| 対象事業者 | 法人・個人事業主 |
| 対象エリア | 全国 |
| 登録番号 | 関東財務局長(9)第01262号 |
| 住所 | 東京都港区芝2-31-19 |
| 営業時間 | 平日9:30〜18:00 |
| 電話番号 | 0120-027-120 |
| HP | AGビジネスサポート公式HP |
セゾンファンデックス

引用元:セゾンファンデックス公式HP
セゾンファンデックスの主なメリットは以下のとおりです。
- クレディセゾングループのノンバンク
- 事業者向け不動産担保ローンとABLを展開
- 融資限度額500万円〜5億円の大口に対応
セゾンファンデックスは、クレディセゾングループのノンバンクで、法人・個人事業主向けに事業者向け不動産担保ローンやABL(売掛債権担保融資)を展開しています。担保を用いた大口の資金調達に対応しており、まとまった資金を中長期で借り入れたい場合の選択肢になります。
申し込みでは、決算資料に加えて担保に関する書類が必要になります。法人融資の場合は代表者の連帯保証が原則求められます。不動産担保ローンは融資限度額が大きく、返済期間も長めに組める場合があるため、大型の設備資金などを検討する際の比較対象になります。
| 会社名 | 株式会社セゾンファンデックス |
|---|---|
| 区分 | ノンバンク |
| 融資可能額 | 500万円〜5億円(不動産担保ローン) |
| 金利 | 3.4%〜9.9%(不動産担保ローン) |
| 審査日数 | 最短3営業日 |
| 入金スピード | 要問い合わせ |
| 担保・保証人 | 不動産担保が必要 |
| 対象事業者 | 法人・個人事業主 |
| 対象エリア | 全国(一部対象外地域あり) |
| 登録番号 | 関東財務局長(12)第00897号 |
| 住所 | 東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 37F |
| 営業時間 | Web24時間 |
| 電話番号 | 03-3988-3804 |
| HP | セゾンファンデックス公式HP |
アコム

引用元:アコム公式HP
アコムのビジネスサポートカードローンの主なメリットは以下のとおりです。
- 業歴1年以上の個人事業主向けのカードローン
- 一定の要件を満たす場合、総量規制の例外貸付として利用できる
- 担保・連帯保証人が不要
アコムの「ビジネスサポートカードローン」は、業歴1年以上の個人事業主向けに設計された事業性融資です。担保・第三者保証人なしで申し込め、オンライン中心の手続きで急ぎの資金需要にも応えやすい商品設計が特徴です。
公式に「株式会社などの代表者は個人事業主ではない」と明記されており、法人格としての契約や法人代表者個人としての契約は対象外です。カードローン型のため、限度額の範囲内で繰り返し借入と返済ができ、少額から運転資金枠を確保したい個人事業主にとって、選択肢の1つに入る商品です。
| 会社名 | アコム株式会社 |
|---|---|
| 区分 | ノンバンク(消費者金融) |
| 融資可能額 | 1万円〜300万円 |
| 金利 | 年12.0%〜17.9% |
| 審査日数 | 最短即日 |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 担保・保証人 | 不要 |
| 対象事業者 | 個人事業主 |
| 対象エリア | 全国 |
| 登録番号 | 関東財務局長(15)第00022号 |
| 住所 | 東京都港区東新橋1-9-1 東京汐留ビルディング |
| 営業時間 | 24時間(Web) |
| 電話番号 | 0120-07-1000 |
| HP | アコム公式HP |
ファンドワン

引用元:ファンドワン公式HP
ファンドワンの主なメリットは以下のとおりです。
- 事業者ローンは無担保・保証人不要
- 最短即日の審査・振込に対応
- 全国どこからでも利用でき来店は原則不要
ファンドワンは、事業者向けの各種ローンを取り扱うノンバンクです。無担保の事業者ローンのほか、売掛債権担保・不動産担保などの商品をラインナップしており、担保資産の有無や資金の使いみちに応じて選び分けやすい商品設計が特徴です。
事業者ローンは無担保・保証人不要で、最短即日の審査・振込に対応しているため、急ぎの資金需要にも動きやすい体制です。全国から来店不要で申し込め、必要額や事業の状況に応じて融資メニューを相談しやすい点が強みです。
| 会社名 | ファンドワン株式会社 |
|---|---|
| 区分 | ノンバンク |
| 融資可能額 | 30万円〜500万円(事業者ローン) |
| 金利 | 10.0%〜18.0%(事業者ローン) |
| 審査日数 | 最短即日 |
| 入金スピード | 最短即日 |
| 担保・保証人 | 不要 |
| 対象事業者 | 法人(事業者ローン) |
| 対象エリア | 全国 |
| 登録番号 | 東京都知事(2)第31816号 |
| 住所 | 〒170-0005 東京都豊島区南大塚2-39-11 ヒサビル6階 |
| 営業時間 | 平日9:00〜18:00 |
| 電話番号 | 03-5395-8888 |
| HP | ファンドワン公式HP |
無理のない返済期間を設定し、計画的にビジネスローンを利用しよう

ビジネスローンの返済期間は、無担保型か担保型かといった商品のタイプによって幅がありますが、各社が定める範囲と審査結果の範囲内で決められます。返済期間を長くすれば毎月の返済額を抑えられ、短くすれば返済総額を抑えられます。
どちらか一方だけを見るのではなく、毎月の返済額と返済総額の両方を踏まえて、無理なく返済できる期間を設定することが大切です。
返済期間を決める際は、返済に充てられる資金や運転資金を計算し、売掛金の入金と支払いのタイミングを踏まえてキャッシュフローをシミュレーションしておきましょう。あわせて、借入額を必要最小限にとどめる、長期返済なら低金利の商品を選ぶ、資金に余裕があるときは繰上返済を活用するといった工夫で、返済の負担を軽くできます。
元金一括返済方式や元利均等返済方式など、返済方法にもそれぞれ特徴があるため、資金の流れに合った方式を選びましょう。
借入を活かして事業を伸ばすためにも、返済計画を立てたうえで計画的に利用し、黒字化を目指すことが欠かせません。自社の経営状況とキャッシュの流れを見直し、無理のない返済計画を立てることが、安定した資金繰りにつながります。
毎月の返済額と総返済額の両方を見て返済期間を決めれば、無理のない資金繰りにつながります。無理のない返済計画で資金を調達したい法人経営者の方は、ぜひアクトウィルにご相談ください。
銀行融資以外の資金調達方法もあわせて比較したい方に向けて、無担保・最短即日対応のビジネスローンをはじめ、独自の審査で、法人の資金ニーズに合わせた複数の商品をご用意しています。まずはお気軽にお問い合わせください。





